(1/13)脱皮する



今週の心理学講座をメールマガジン、ホームページそれぞれで配信、更新作業を終え、メールチェックするとお客さまからメールが・・・。

「根本さん、今日、飲みに行ってたでしょう?だってホームページの更新がまだだから~」

どきっ・・・

彼女はいつも更新直後にチェックを入れてくれているそうで、今夜はだいぶ遅かったですからね・・・。
すいません。

いつもはだいたいは深夜12:00頃に更新し、12:10にメールマガジンを配信するようにセットしているんですが、遊びに行ってた日やネタが思いつかずに苦悩している日などは、更新時間が少し遅くなります。

寝る前に心理学講座をチェックしてくださってる方も多いんだなあ・・・
楽しみにしてくださってる方も多いんだろうなあ・・・
などと、パソコンの前で一人ごちてしまいました。

まだかな・・・とチェックしてくださった皆さん、お待たせしました。
ちょっと本格的な講座を書いてみましたので、楽しんで頂けると幸いです。

え?で、飲みに行ってたかって?

いやいや、そりゃあ、内緒ってことで・・・(笑)
(手元の特別純米酒、その名も「山田錦」をぐいっと煽りつつ)。

ちょっとおしゃべりに興じてしまいまして、飲み足りなかったんで・・・。
はい。すいません。
今日も、飲みに行ってました・・・。

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明日は名古屋に移動。
東京では大人しくしていたのは最初の2日間だけで、後は打ち上げやら友人や仲間と飲んだり、しゃべったりしながら楽しく過ごしました。
カウンセリングでも、色々な方とお会いでき、色んなお話が出来て、充実感がいっぱいです。

ありがとうございました。

次に東京に伺うときは、もう春なんですね・・・。

ああ、一年って早いや・・・。

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脱皮について。

よくお話していますが、カウンセリングにはその流れが存在します。
今回の東京でのカウンセリングでは、それぞれご相談内容は異なりますが、いくつかの流れが見えました。

・受け取ること
・大きな変革の時=脱皮

というお話をたくさんさせて頂いたような気がします。
受け取ること、というのは、東京に来る前、昨年末からしばらく続いているテーマで、女性性に関する流れのようですね。
積極的に自分から近づくだけでなく、来たものを受け取る、受け入れることが必要な時期もあります。
これは「変化を受け取る」というタイトルで1/11にお話させていただきました。

もう一つ、脱皮する、大きな変革の時、という話を今日はさせていただこうと・・・。
これはお話をお伺いしていても、わくわくどきどきする、大きなシフトチェンジ、流れが大きく変わるときが来ている、という話です。

今まで付けていた「いい人」の仮面がはがれて、本当に自分らしさを発揮できるような感じ、
硬直していた関係が動き出す暗示、
自分の中に潜んでいた才能が開花していく変化、
魅力が一気に噴出して来そうな予感。

これからが本当に楽しみになります。
特に頑張らなくても、そういう流れが来ているときは、ちょっとした勇気で物事が変わっていくものです。
ほんと氷の上をすべるように変わっていく場合だってあるんです。

今日の心理学講座のテーマともかぶりますが、私達は周りの目を意識して「自分」を作り上げている場合が少なくありません。

僕もやはり昔はそうでした。
その時は窮屈なような、あるいは、レールが敷かれているような、安心だけどもわくわく感のない生活を送っていた時代もありました。

でも、僕にとってはこの仕事へ向かい始めてから、その流れは徐々に非常にクリエイティブなものへと変わり始めました。
それから一年が長いような、短いような、非常に濃い時間を過ごせるようになったんです。
それは「自分らしさ」というのを意識し、表現できるような環境を創り始めたからだと思います。

例えば、こんな方もいらっしゃいます。
とても女性らしいんだけど、育ってきた、あるいは、今の環境を気にして、女性らしさを隠してしまっています。
そうすると、自分の本来ある魅力が封じ込められたままですので、まず、恋愛がうまく行きません。
仕事はそこそこうまく行っていて、彼氏もそれなりにいたりしても、全然充実感や満足感が無いんですね。

そうすると、だんだん燃え尽き症候群のように無気力感が心を支配し始めます。

そんなときにカウンセリングなどでお会いする方も少なくないのですが、色々な関係性や自分自身の持つパターンを見ていくと、変えていくべきポイントが見えてくるようになります。

それは出来事や行動というよりも、感情的なものです。
ちょっと痛い場合もありますが、でも、乗り越えられないものでもありません。

例えば「怒り」。
無気力感の裏側には怒りが隠れていることも多いのですが、そのポイントとなる関係性を見ていくと、ものすごい怒りが出てくることがあります。
お母さんに対してすごい怒りが噴出したり、ご主人に対して言えない怒りが出てきたり。
もちろん今までもその怒りはあったんですが、自分がそれを許せない、受け入れられないために、封じ込められてきたものだったんですね。

で、セラピーなどでその怒りを受け入れ、許し、解放していくと、景色が一変したりします。
明るくなったり、色鮮やかに景色が見えたり、あるいは、食べ物の味がきちんと分かったり。
つまり、今までつけていた鎧を外し、仮面を脱いだような感じなんですね。

すなわち、脱皮するような感じ。

カウンセリングの時にはお飲み物をお出しするんですが、ある方はそんなセラピーをした後にふと「あ、このお茶、美味しいですね~」とおっしゃいました。

あんた、さっきもそれ飲んでたがな・・・(笑)

でも、それくらい感覚が変わってしまうこともあります。

もちろん、僕から見たら表情すら変わっています。今回の出張中に、
「手鏡で今、自分の顔見て下さい」
ってお伝えした方もいます。

声が変わってる場合もあります。
ちょっと深みのある声質になってたり。

もちろん、その変化がずーっと続けば言うことないんですが、なかなかそうは問屋も卸してくれません。
でも、そうした経験があると、何かの折に必ず自分を支える土台として役立ってくれるようです。
現実的な変化はこれから徐々に起きてくると思いますが、まずは、そんな感覚的な変化から、自信を持ち、自分らしい生き方を踏み出せたら嬉しいです。

そんな風に仮面を脱ぐ、脱皮するような経験は私達の感覚を一気に変えてくれるくらいのパワーを持つものです。
それは受け入れたくないものを受け入れ、許したくないものを許すような大きなチャレンジを必要とする場合もありますが、決して無駄にはならないものです。

この流れが来ている時って、今回お会いした方だけでなく、皆さん全員に当てはまるような場合もあろうかと思うんです。
もちろん、僕自身にもね。
(こういうのをグループマインドといいます)

そんな変化を楽しみに、また、ワクワクしながら待てたら素晴らしい!と思ってます。


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