『いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本』の感想を頂きました。
※リトリート仲間やお弟子さんたちの希望者に原稿(ゲラ)をお渡しして読んで頂きました。
『申し訳なさよりも、「ありがとう」を感じて生きていきたいと思えました!』
「あなたには罪悪感がありますか?」
そう聞かれて、すぐにピンと来る人ってどのくらいいるのでしょうか?
自分の中に罪悪感があります!と堂々と言える人なんて、そうそういないのではないかと思うのです。
なんとなく生き辛い、生きることに不自由さを感じる人たちが、その原因を探していく中で、その根っこに実は罪悪感があるなんて、思いもよらないことかもしれません。
そのくらい、罪悪感というのはわかりにくく、気づかぬ間に心の奥底に根を張り、無意識に行動を制限する感情なのだと思います。
この本は、そんな「罪悪感」に焦点を当て、とても丁寧に、わかりやすい事例と共に説明してくれる、今までにない珍しい本だと思いました。
ほんと、罪悪感ってわかりにくいんですよね。
そもそも、認めたくない気持ちでもあるし。
なので、この感覚を理解するには、この本で挙げられた数々の事例のように、罪悪感の結果として現れる思考回路、行動パターンを、具体的に知ることが近道なのだと感じました。
振り返ってみれば、私はまさに罪悪感の塊のような人間だったのですが、自分が感じていることが罪悪感だと気付くまでには、とても長い時間がかかりました。
「罪悪感」は、自分と向き合う中で、数々の気持ちをかき分けた先に、ようやく見つけた感情だったのです。
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