男性性バリバリな生き方から女性性を解放した生き方に変わるときは色々と葛藤が芽生えるものですが、その流れには従った方がよくね？という話です。

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特にライフワークとしてやりたいことがあるならば、まずはそっちに意識を向けて「意識が先、現実が後」という状態に持っていくことがお勧めなんです。
自分が変化し始めると今までと勝手が違うし、何よりも周りはまだその変化を受け入れられないので葛藤が出るのですが、そこはそのままＧｏ！だと思っています。

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まあ、移行期みたいなもんすかね？男性性を発揮してる自分と女性性を解放してる自分とどっちが好き？もちろんどっちか一方じゃなくて、３：７でこっち！みたいなのでもいいですよ。

うちの読者さま、クライアントさまたちあるあるですけれど、

男性性バリバリで仕事ができる女をやってきた。
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ずっと違和感あったけど、そういう自分も嫌いじゃないし頑張ってきた。
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パートナーシップ、仕事、健康上のトラブルが発生！！
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しかし、男性性を使って気合と根性で何とかしようとする
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何とかなったはいいけど、なんとなく燃え尽きてるし、違和感ハンパない。
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前ほどモチベ上がらないし、あれこれうまくいかない。
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うーん、どうしたらいいんだろう？とググってみる。
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自立系武闘派女子という文字を見つけて沼る。
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女性性？なにそれ美味しいの？と思ってたけど何となく取り組んでみる。
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あれ？今までより楽じゃね？軽くね？あれ？楽しくね？
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けど、仕事は今まで通りあるし、成果だって残したいし、けど、それってしんどいし、なんか今の方が自分らしい気がするし、どうしたらいいのか分かんない。
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とりあえずせんせーかお弟子さんたちに相談してみるべ（←イマココ）

みたいなテンプレがあるみたいですね。

で、今までは男性性をバリバリやって成果あげて周りからも評価されてぶいぶいぎらぎらやってきたわけです。

それはなんか違うと思いながらもそれなりにできちゃったわけです。

でも、何かしら問題が起きて女性性を解放するとかに取り組んじゃうと、今までの自分と「整合性」が取れなくなるんですよね。

Ｎさんがうまく表現してくださっているのですけれど、その傾向は「やる気が起きない＆ミスの大量発生！」という形で出てくることが多いんです。

今までだったらしないようなうっかりミスが増えたり、きちっと締切厳守でやってきたのに“気が付けば”期日を過ぎていたり、上司から「Ｎちゃーん、最近どうしたのぉ？なんか具合でも悪いのぉ？」と心配されたり、仕事に行くのがほんと億劫になったり、在宅だったりしたら何かとサボる癖が付いちゃったり。

これ自体はネガティブに見えるんですけど、プロセス的には大変順調なんですよね。
けど、あまりに今までの自分と違うから戸惑うし、自己嫌悪も出るし、周りに迷惑や心配をかけるし、ということで、調整が難しくなるものです。

で、よくよくその心理を見ていけば、「できない自分への怖れ」があって、「価値がない、期待を裏切りたくない」というプレッシャーを自分にかけ続けてきたのだろうと思います。

だから男性性で気合と根性と理性で何とか頑張れたと思うのです。

しかし、女性性を解放していくと全然違う自分が出てくるんです。

＞でも一度ダメな自分を受け入れだすと、やっぱり私ってちゃらんぽらん（ケアレスミスや忘れ物が多い人生）やし、それが私だから仕方なくない？適材適所で「きっちりさん、ダメな私を助けて～」と人任せな自分になってしまいました（泣）

なんて風にねー。そうするとヤバい！と思うんですけど、そういう自分が楽だったりするので過去には戻れないんですよね。（というか戻りたくない）

ただ、注意していただきたいのはこれが本当の自分かどうか？という点です。

例えば、Ｎさん。
プライベートでの旅行などでもケアレスミスや忘れ物が多いですか？
フライトの時間を勘違いして、空港内でダッシュとかよくしてますか？
スーツケースの中に放り込んだはずの変圧器が見つからずに焦ったりしてますか？
長年の友人からは「あんたはしっかりしてそうで思い切り抜けてるから注意しなさい」と怒られたりしますか？

だいたい私たちの素ってのはプライベートでの友人関係に最も出やすい傾向がありまして、友達からちゃらんぽらん扱いされてるなら、きっと本来の自分はそっちなんです。

けど、今まで自立しすぎて頑張りし過ぎた人が一度緩み始めると、振り子が逆に振れるように過剰にちゃらんぽらんになることもあるんですね。

ある程度きっちりしっかりしてるんだけど、今まで過剰にきっちりしっかりしてきたから、緩んだ途端、全然ダメダメな自分になる、みたいな。

やっぱ今まで溜めてきたものがある分だけ、一気に逆に振れるんですよね。

その辺も見極めたうえで「本来の自分」と出会っていきたいものです。

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さて、そうして今までとは違う自分になったとしても、すぐに職位が下がるわけでもなく、仕事が減るわけでもなく、何よりも周りの評価は依然高いままだったりするんですよね。

そうすると「あれ？Ｎちゃーん、どうしたのぉ？」と思われるわけでして、それは自分の変化に周りが付いて来れないからこそのできごとなんですよね。

だから、仕事がテキトーでやる気もないちゃらんぽらんな自分というイメージを社内で共有するにはしばらく時間がかかるのです。

今まで評価を求めて頑張ってきた自分もいるし、仕事がデキる女として売ってきた過去もあるので、「デキない奴」というレッテルを貼られるのも相当抵抗があると思います。

だからある種のプライドが邪魔して「元の男性性バリバリな自分に戻りたい！」と思うことだってあるんですよね。

とはいえ、「えー、あのしんどい時代に戻るのはやだ」という自分も確実に出てきていますので、ここで「大いなる葛藤」が生まれるのです。

で、そういうときって「自然な流れに任せる」というのがお勧めでして、ああ、自分はもう男性性バリバリな生き方を卒業しようとしているんだなあ、女性性を解放していきたいんだよなあ、だってヒーラーとかカウンセラーになりたいんだしなー、そっちに流れは向いてるよなあ、なんて風に受け止めることです。

それがよく分からないときは「どっちが好きか？」で選ぶのが良いのですが、これも一方が１００％ってことはまずありません。

今までの自分も好きだけど、今の自分の方がもっと好きだなあ、みたいな選択になります。

けど、やっぱそこは「より好きな方」を選ぶのがいいのですよね。

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そういう意味では、

＞今の職場の人も環境も嫌なわけじゃないので、転職するか、男性性的な働き方に戻すか、女性性をもっと開いて助けてもらう道を開いていくか。どうしていけばいいのでしょうか？

という疑問に関しては「好きにしたらええやん」という毎度おなじみのセリフが登場するのですが、ただ、将来やりたいことがあるのであれば基本、今の環境は変えない方がいいです。

今の職場がたいへんブラックで、やりたいことが到底できる状態じゃない場合は転職した方がいいです。
人間関係も良くなくて、休みだってほとんどないような状態ではライフワークを実現していくのは難しいですから。

でも、給料が安くても、仕事内容や人間関係が悪くないのであれば、今の状態をキープしたまま、ライフワークを目指す方がお勧めです。

だって、新たな職場に転じたらまたゼロから人間関係を構築し、仕事を覚えて行かなきゃいけないでしょ？

もちろん、稼ぐ夫氏が家でごろごろしてたり、実家が資産家で生活に余裕があったり、貯金が大量にあって仕事しなくてもしばらくは生活できたりするのであれば「転職」というよりも「退職」の方がいいと思います。

けど、そうでもないのであれば、今の環境をキープしつつ、ライフワークに転じていく準備を進めるのがお勧めです。

うちのお弟子さんにも「カウンセラー１本で食っていきたいと思うなら、今の仕事はやめない方がいい」という風にお伝えします。

そして、「カウンセラーとして今後生きていくことを前提に、今の仕事に取り組んでください」という風に言います。

本業がカウンセラーで、副業が今の仕事、くらいの気持ちでいてください、ってことです。もちろん、収入は圧倒的に副業の方が多いですけどね。

だから、Ｎさんの今の流れを見れば、「女性性をもっと開いて助けてもらう道を開いていくか」というのが一番自然なんだろうと思いますけどどうでしょうか？

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でも、やっぱ今までと違う自分で同じ仕事を続けるのって抵抗あるじゃないですか。

まあ、アホになっちまえば楽なんですけどね。

で、そういう場合はやっぱり「コミットメント」というか「決める」というか「覚悟する」というか「腹を括る」というか、まあ、全部同じ意味なんですけど、

＞いずれはカウンセラーやヒーラーになりたい（資金をためてお弟子さんにもなりたい）

というところに意識をより持っていくんです。

つまり、お弟子になるつもりでお金を貯めつつ、どんなカウンセラーになりたいか？どんなヒーリングをしたいか？ということを描くことですし、また、今できる範囲でカウンセリングの勉強をしたり、ヒーリングを学んだりしていくことです。

自分はもうカウンセラーとしてやっていくんだー！！！！という意識を先に作っちゃうのですね。

そうすると自分の中の重要度は今の仕事よりもカウンセラーの方が大きくなるので、職場での評価もだんだん気にならなくなっていくのです。

まあ、例えて言うなら「メジャーデビューを目指すバンドマン」や「Ｍ－１取るために頑張ってる漫才師」がバイトするような感覚を目指すわけです。

そう考えれば人間関係もよく、仕事だって覚えている今の仕事を続ける方がストレスが少ないはずなのです。

そして、そっちを目指すなら男性性な時代に戻るよりも、女性性を解放し続けてより本来の自分に近付いたほうがメリットでかいってことにもなりますね。

まあ、やりたいことがあるんだったらもっと本気で目指そうぜ？ということですかね。笑

◎東京：3/24（日）12:00-17:00 ゆるむ・解放する・アク抜きする・頭を空にするワークショップ
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/51973

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戦闘力上がりすぎてひとりで頑張っているあなたへ1日5分、スキマ時間にととのう本（ハーパーコリンズ社）

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