パートナーシップがうまく行かないのは「家」に対して今もネガティブなイメージを持ち続けているから?



生まれ育った家にあまりいいイメージがないと、結婚して新しく家を作ることに潜在的な抵抗を持ちやすいものです。
その結果、婚活がうまく行かなかったり、結婚していても幸せを感じられなかったり、浮気や二股が常だったり、離婚問題がすぐにチラついたりするようになりやすいのです。
家(実家・家族)に対するイメージを改善するのってすごく大切なことではないでしょうか。

「婚活 or 結婚生活がうまくいかへんねん」というメジャー中のメジャーなカウンセリングをしていると、とあるパターンに気づかされることがあります。

それは「家のイメージが最悪っ!」というものでして、それが「思春期真っ只中現象」を引き起こしているケースです。

「実家との関係が良くないからパートナーシップがうまくいかない!」というわけではもちろんないのですが、「なかなか結婚できない問題」に「実家が良くない」というケースは多いので、改めてそこを見ていきたいと思うのです。

ちなみにこの問題を持っていると次のような状況になりやすくなります。

・パートナーがなかなかできない
・パートナーをひとりに絞れない
・浮気を繰り返してしまう
・パートナーと向き合えない
・親密感への怖れが強い
・友達以上恋人未満のあいまいな関係になりやすい
・不倫を繰り返してしまう
・婚活しても全然いい人に出会えない
・結婚を匂わされると逃げたくなる
・結婚はしたけどなんか心が落ち着かず逃げてしまう
・子どもを産むことが現実のものを思えない

その他、
・ライフワークが見つからない
・仕事をコロコロ変えてしまう
・住む場所もコロコロ変わる

なども出てきます。

ちなみに、「じゃあ、実家が仲良しでいい家族だと幸せな結婚ができるのか?」というのも微妙でして、それが「実家好き好き問題」につながり、無意識に「結婚相手よりも家族を選んでしまう」という現象につながることがあるので難しいんですよね。

何でも「ほどほど」が良いみたいですし、きちんとプロセスに従って実家から(精神的に)自立していることが重要みたいです。

さて、みなさんは「実家」や「家族」に対してのイメージはどうでしょうか?

ポジティブ?ネガティブ?

そこで「実家は最悪だった」「実家にいるときは超辛くて早く家を出たかった」「今でも家族との仲が良くなくて実家に帰りたくない」みたいな思いがある場合、「家」「家族」へのイメージがネガティブになりますよね。

一方、パートナーと「結婚しようぜ!」という話で盛り上がるのはいいんですけど、結婚って「家」を築くものですし、パートナーも「恋人」から「家族」になるプロセスじゃないですか。

そうすると健在意識的には「実家と彼氏が同じなわけないじゃん」と思っているんですけど、潜在意識では「家?うわー、嫌なイメージしかねえ」という思いがあるわけでして、潜在意識の方が圧倒的にパワーを持っていることを考えれば、いざ結婚しようとなるとなぜか強い抵抗が生まれ、問題が生じ、なんかややこしいことになったりしやすいわけです。

例えば、「かつて大阪に住んでいた時に嫌なことがいっぱいあってほんと辛かった」という経験をしているとするじゃないですか。

だから今は大阪を離れてそれなりに幸せに暮らしているのですが、会社から「大阪支店へ転勤せよ!」という辞令が発せられたらどんな気分になると思います?

「うわー、大阪に行くくらいなら会社辞めようかな・・・」とまで考えると思いませんか?

その嫌な気持ちは「大阪に対するイメージがどれくらいネガティブか?」に比例するわけですよね。

だから、大阪時代は最悪な思いしかしてなかったけど、大阪を出た後にそのイメージが和らぐようなできごとがあったとするならば「嫌だけどまあしょうがないか」とその辞令を受け入れられるでしょう。

それと似たような話が今日の主題なわけです。

だから、「家」に対するイメージは少しでも改善しておいた方が幸せな結婚生活を得られる確率が上がりますよ!という話です。

で、そこになんで「思春期真っ只中問題」が絡んでくるかというと、実家のイメージが悪いままというのは思春期(反抗期)がまだ終わってないことを示唆するからです。

ちょくちょく私のブログ、セミナー、カウンセリングの中で「14歳で成長を止めちゃってるよねー」という話が出てきます。つまり、「大人になり切れてない」ってことですね。

何らかの事情で成長を14歳(思春期)で止めちゃっているのですが、そうすると表向きは30代だけど、マインド的にはまだ思春期ってことになります。

だから、表向き30代の自分は「結婚したい!そろそろヤバい!子どもも産まなきゃ!」みたいに思っているんだけど、マインドの方は「いつか結婚したい!大人になったら幸せな結婚をするんだ!」と思ってるという矛盾が生まれてるのです。

そしたらやっぱりマインドの方が力を持ってるので、「結婚」というのは「いつかするもの」となって婚活がうまく行かない、結婚を遠ざける恋ばかりしている、結婚はしたけど浮気を繰り返す、なかなか家が落ち着かない、みたいな問題が生まれるのです。

セミナー動画:特別心理学講座「大人になりきれない大人のための心理学講座」

で、思春期ってのは反抗期真っ盛りなわけでして、自立を目指して「両親」「家族」に中指を立ててる時代ですよね。

つまり「家から独立するマインド」のままいるわけですから、「家を作る」「家に入る」なんてことは抵抗しかないわけです。

それで、親に対するイメージ、実家に対する思いが強いネガティブ状態の方は「パートナーは欲しいけど結婚はしたくない」という思いになることだってあるでしょうし、何なら「パートナーもいらない!」という思いになるのも無理はないと思います。

で、思春期を脱する(=反抗期を追える)ということは、親から自立するために離れた状態から、もう一度家族に近づく、という段階を意味します。

「親の言うことを無視して反発ばかりしていたけど、自分も大人になって親の気持ちが分かるようになり、それで親孝行を少し始めてみた」
とか、
「親に対してネガティブな感情を山ほど持っていたけれど、親も親で苦労したんだな、とその気持ちを察することができるようになり、そんな親を許せるようになる」
とか、
「ひどい親だと思うけど、そうなるにはそうなるだけの事情があったんだろうな、ということを理解できたから、好きになることはないけど、それでも育ててくれたことに感謝の気持ちが持てるようになった」
とか、ですね。

別に親を好きになれ、とか、仲良くしなさい、とか、尊敬できないのはダメ!なんてことは言いません。

しかし、親に反抗し続けているのは親から独立・自立できていない証拠ですし、つまりは大人になり切れてないわけですから、パートナーシップにせよ、ライフワークにせよ、壁にぶつかりやすくなるのは当たり前と言えば当たり前です。

14歳が婚姻届けを出しても受理されませんもんね。

だから、嫌いなりに付き合える、仲は良くないけど害はない、尊敬はないけど感謝はある、くらいの状態を目指した方が良いと思うわけです。

ちなみに、実家好き好き問題でも内面的には同様のことが起きています。
実家が居心地よすぎて、両親といると安心しすぎて、やはり自立・独立ができず、場合によっては反抗期に入る前の段階で成長を止めちゃっていることもあるくらいです。

つまり、大人になり切れてない、というか、大人になりたくない症候群に陥っていて、結婚がなかなかできない、という問題につながっていると言えるんです。

まあ、話を聞いていればカウンセラーとしても「ひどい親だよなあ」と思ってしまうこともあります。

そりゃあ、しんどいわ。
よう生き抜いてきたなあ。
そりゃグレるのも無理ないわ。
たいへんやったなあ。
よう耐えたわ。

みたいに感じることも多いのです。

だから、最初はそんな親への恨み辛み憎しみ怒りを認めて出してあげることを目指します。

もちろん、いきなり怒りを扱うわけではなく、辛かった、苦しかった、嫌だった、悲しかった、寂しかった、という素直な気持ちを解放していきます。

それで親に言いたいことを言ってみよう!というイメージワークを作ることもあります。

でも、多くの場合、「親に言いたいことを言ったら倍になって返ってくる」とか「言いたいこと言ったって聴いてくれるわけがない」とか「逆上される」みたいな抵抗が出てきてなかなか言葉にならないし、そもそも言いたいことすら浮かばないものです。

そこでインナーチャイルドを使うこともあれば、こちらでセリフを用意して言ってもらうこともあるし、あの手その手で「親に対して言いたいことを言っていい」というマインドを作っていきます。

「親に文句を言うなんて何事だ!」とキレる父親や、「親の言うことを聞いとけばいいの!あんたのためを思って言ってんのよ!」という母親の元で育つと、親に対して怒りを持つことすら罪悪感になって怒りが出てこないことだってありますね。

そういう方がいきなりお恨み帳を書こうと思っても無理なわけでして、まずは「怒っていいんだ」ということを自分に許可するのが一歩目になります。

そのとき「怒り」って大事な感情でして、親離れして自立するための原動力になります。

思春期に親に反発して自立する、ということを、仮想的にセッションを通じて実現していこうとしてるわけです。

だから「ママなんて嫌い!」って思うことも、「お父さん、あっち行って!」と思うことも大事な自立のプロセスなわけです。

そうして怒りや不満を認めていくと、人間の自然な成長プロセスに従って大人になり始めます。

もちろん、そんな不満も文句も恨みも怒りもそう簡単に解消できるわけではありません。
最初はちょろちょろとしか出なかったのに、何かの拍子に大量に怒りが流れ出てしまうこともありますし、いつまでもその怒りが続くこともあります。

が、その流れもいずれは減っていくものです。
なるなることはなくても、だいぶ落ち着いてはいくものです。

ただ、これが「ああしてほしかった、こうしてほしかった」という“欲求”(ニーズ)とつながると、どんどん不満が出てきて止まらなくなるものです。

だからニーズと怒りは切り離して捉えることが非常に大事ですね。

※いつまでも誰かに対する不満を言い続ける人っていますよね?それは怒りがそれだけ溜まっているのではなく、欲求(ニーズ)の方を垂れ流している状態なのです。

そうして怒りやそれに伴う悲しみや寂しさや辛さなどを流してあげながら、同時に「親の人生」について考えてみます。

これは「感情的理解」というプロセスでして、許しの第一歩と言えます。

親の人生を振り返ってどのようなものだったのかを客観的に見ていくんです。

・親にとって幸せって何だったと思う?
・そんな時代を生きてきて、どんな気持ちで親は過ごしていたんだろう?
・子どもたちに対して親はどんな思いを持っていたのだろう?
・私に対して嫉妬していたとするならばどんなことに嫉妬してたのだろう?

そうして親自身がしんどい人生をたどってきたことを客観的に見ることができると、「まあ、あいつもあいつなりにしんどかったんだな」と思えてきます。

親に対する怒りや悲しみを認め、それを解放していくことで自然とマインドが成長し始め、親を「子ども目線」ではなく「大人目線(つまり客観)」で見ることができるようになっていくわけです。

「わたしも相当しんどかったけど、母は母で壮絶な人生を送ってきたんだな」と、自分と母を切り離して捉えられるようになるんです。

そうすると「そんなしんどい人生を生きてきたからって、それを子どもにぶつけるのは違うでしょ?」という風に思うこともなくなります。

それはそれ、これはこれ、と線引きができる、つまり、親に対して自分軸を確立し始めているってことなのです。

もちろん、そう簡単に理解できるものではないし、分かっていたとして自分軸が確立できるまでは恨み辛みも出てきやすいものですから、そこではお恨み帳にその気持ちを吐き出すなどして「感情の解放」を進めていきましょう。

そうして「家」「家族」「親」に対して自分軸が確立できるようになっていくと思わぬ効果が別のところで起きてくることもあります。

そのひとつは「パートナーに対しても自分軸ができてくる」とか「自分の生き方がけっこう明確になってくる」などです。

地に足が着いてくるんですね。

よく親との関係も「大人のおっちゃん、おばちゃんみたいな関係になろう!」ということを提案するのですけれど、心の中には「仲良くて、温かく、居心地のいい、安心できる家庭がほしい」という思い(執着)が残っているんですよね。

もちろんそれも無理はありません。

家がいい雰囲気出なかった分だけ、良い雰囲気の家を求めるのは自然なことです。
そこが「ホーム」なわけですから。

それを「結婚してそういう家庭を築くんだ!」という風に切り替えればいいのですが、潜在的には「実家がそういう家だったら・・・」という思いがあるものですから、どうしても「親との関係を改善する=すごく仲のいい家族になる」というイメージが付きまとうんですね。

そうすることで余計に思春期から先に進めないところもあるわけです。

でも、そこで「そういう実家だった」と線を引いていくことで、逆に才能が目覚めることも多いんです。

子ども時代、家庭でしんどい思いをした方は「ホームメーカー」という才能を持つことが多いんです。

自分も含め、いろんな人たちにとって居心地の良い場所を提供する才能です。

実家、家、家族に対するイメージを好転させることで、そうした才能が開く確率がぐんと上がるわけですし、その才能が自分が作る家庭に活かせるようになると、「なんだかんだあったけど、今が幸せなのはあの家庭に生まれたからなんだよな」と深く納得できるようになります。

そのときに初めて「親を許す」というプロセスも完結するのです。

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