(本のご感想)「この程度のことで逃げていいなんて甘えだ」と思う人にこそ一読をおすすめしたい本です。



「ギリギリまで我慢してしまうあなたへ『逃げる技術』」のご感想をYさんからいただきましたー!ありがとうございます!!

根本先生へ

いつもブログ、voicyなどなどお世話になってます。

だいぶ遅くなってしまいましたが、「ギリギリまで我慢してしまうあなたへ『逃げる技術』」の感想文を添付します。

表紙や冒頭からプロローグまでざっと見て、「この程度のことで逃げていいなんて甘えだ」と思う人にこそ一読をおすすめしたい本です。
私が本書を読み始めたのは逃げられずに心身を壊した後でした。
逃げた方がいいと薄々感じ、もう無理かもなぁと思っていたあの時に読んでいたとしても、きっとすぐには逃げられなかったかもしれません。
けれど事例やワークを通して、逃げるという選択肢を自分で消したり見ないようにしたりしている自分に「本当にそれでいいのか?」と一石を投じることはできたと思います。
そしてすでに逃げた方がいい状況にある人は、なぜか苦しくなったり読み進められなかったり、涙が溢れてくるでしょう。

最後の質問をひとつずつ自分に問いかけることで、今逃げないことが本当に意味のある「逃げない」なのかをチェックすることもできます。
コロナのこともあり、今逃げたら生活や先行きに不安を抱える人もたくさんいるかもしれませんが、逃げる体力気力があるうちに逃げることも大切だと私は思います。
なんでもかんでも嫌なら逃げればいい! というものではなく、やわらかな文章で自分を振り返り、なんとなく抱えている不安もほぐしてくれる、持っていて損はない一冊でした。

来年の新刊も出版を楽しみにしています。

だいぶ冬らしくなってきましたので、
皆様お体ご自愛下さいますようお祈りしています。

(Yさん)


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