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「それで幸せだったらいいんじゃない?好きにしたらいいよー」というのが私の答えなんですけど、そこに引っ掛かりがあるんだったらちょっと深掘りしてみよう!という話です。
自分にとっての幸せとは?出会いの法則、に続いて裏ファザコンの心理を解説。ちょいとディープな内容になってます!!
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以前「いい感じにお付き合いできてルンルンだったのに突然、音信不通になりまして。」でネタとして取り上げていただきましたKです!
根本先生のおかげでまた元気な自分を取り戻すことができました!
本当に感謝していますm(__)m
根本先生の本やブログをたくさん読み、「自分の心に正直になること」「自分の好きなことをたくさんして自己肯定感を上げること」が大切なのだと学びました。
実際、色々な方法で「自分を大切にする」ことで自分に自信が持てているのを感じます。
私は以前まで自分がバツイチを気にしていましたが、今では「あたいは人生経験豊富な素敵な女よん♪」と自信がつき、「音信不通にして、この魅力的な私を蔑ろにする奴なんて、こっちから願い下げだわ!」と自分の心をメキメキと強く成長させることができました!
こんな私ですが、裏ファザコンで10代から20、30上の素敵な男性が大好きです。
実際、就職したばかりの頃に、職場の20歳上のダンディと数年の不倫、その苦しみから逃れるために自分と歳の近い男性と結婚しましたが、相手の不貞で離婚という結果です…。
今落ち着いて考えると、不倫は辛かったですが自分の好みの人と結ばれて幸せだったし、結婚しても元夫と上手くいかなくなると、かつての不倫相手の彼を懐かしく思っていました。
自分と年の近い男性と結婚してた時のことを振り返っても、経験豊富な包容力のある男性の方が頼りがいがあるなぁと感じました。
ということは、若く将来性のある男性と再婚しても自分の心は満たされない…とここ最近ふと気付きました。
そこで、根本先生に質問です!
根本先生の本とブログを熟読し、自己肯定感を高めて、私が自分の幸福の追及として行き着いた「不倫であっても素敵なおじさまと付き合いわなければ女に生まれてきた意味がない!」という結論(今のところ)は、本当に私を幸せにしてくれるのでしょうか?
ちなみに裏ファザコンの根も深いと思うのですが、不倫やDVはなかったものの父は母を大切にしなかったし、私が幼い頃に私と友人を比べて「○○ちゃんは、うちのKより可愛い」と言うような人だったので大嫌いです。
どんなに頑張っても父に感謝できることは20個も書けません…(笑)
このまま自分の心に正直に突き進めば、悔いなく自分の人生を終えられるのでしょうか。
不倫ばかりして年をとり、独り身のままでは、やはり孤独だろうという不安もあります…。
不倫は、辛いです…でも一回きりの人生です。それでも好きになった男性を愛するのか、諦めるのか、私は後悔するなら諦めずに愛することを選びます。
自分で自分のことを本当に幸せにしてあげられているのなら、それに見合う男性が現れると先生は仰いました。
私は、まだ自分のことを大切にしきれてないのでしょうか?
迷走中です…根本司教たすけてください…アーメン!
(Kさん)
そら、好きにしたらええんと違いますか?というのが私の思いなんですけど、それだとすぐ記事が終わってしまうよね?そりゃあ、ヤバいよね?ということなのですが、冬到来の今日、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
>「不倫であっても素敵なおじさまと付き合いわなければ女に生まれてきた意味がない!」
という結論に至ったのであれば、それは“Kさま流幸せの法則”ということでがっつりブランディングして行けそうな気もしますしねー。
何が正しいの、何が悪いの、何が良いの、というのは心の世界にはありませんので、「それが私の幸せよー!」と夕日に向かって叫べるんであれば、何ら問題ないと思うんですよねー。
だって幸せなんだもん。
敢えてそこに冷や水をぶっかける必要なんてないと思うんですよね。
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さて、以下はがっつり心の世界を語っていきますので、興味のある方のみ目を皿のようにして読み進めてみると良いかと思います。
「自分にとっての幸せって何?」という哲学的命題は常に付きまとうものでして、当然ながら、10代の頃の幸せと、30代の幸せ、50代の幸せではそれぞれその定義も変わってくると思います。(変わらない人もいるかもしれませんが、それはそれでOKっすね)
さらに、当然ながら個別論なのでAくんにとっての幸せとBくんにとっての幸せは全然違うものです。
だから、「私の幸せ」というのはその時限定のオリジナル商品になるんです。
そういうわけで「恋に生きる女であるあたしは常に恋をしるのが幸せ。それがたとえ不倫であったとしてもかまわない」というポリシーをお持ちの方もいれば、「私は愛する家族と一緒にのんびりと日々を大切に過ごすのが幸せ」という人もいれば、「部屋を温かくしてガリガリ君を食べながらNetflixで映画を見まくるのが幸せ」という人もいるんです。
それに対して他人がとやかく言う必要なんてありません。
そして、幸せだ~とよだれを垂らしてニコニコしていたら、その幸せオーラは身近な人にも伝染していきますから、気が付けば自分に周りには幸せな人たちがたくさんあふれるようになっていきます。
ちょいとディープな話になりますが、投影の法則を使うならば「もし、あなたが幸せな気持ちで過ごしていたとしても、あなたの大切な人が幸せでないのであれば、あなたはもっと幸せになれる」ということを意味してます。
逆に言えば「自分の周りが幸せじゃない人ばかりだとしたら、あなたは本当に幸せを感じているのだろうか?」という問いかけも存在します。
だから、私にとっての幸せってなんだべ?という問いはとっても大切なんですね。
でも、幸せって「感じる」ものだから、なんぼ環境を整えても、心がそれに反応しなければ幸せではありません。
「周りから見れば十分幸せな人生だと思うんですが、私はそうは感じられないんです」という方によくお会いする私ですが、それってほんとに幸せじゃないってことですね。
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出会いの法則って言うのがあります。
自分の今の波動・エネルギーに引き合う人と私たちは出会います。
だから、世間は意外とパラレルワールドで、同じ場所に居ても出会える人と出会えない人がいるものです。(パーティ終了後、参加者名簿を見て「え?あの人いたの?全然気付かなかった」という経験はありませんか?)
だから、出会う人には必ず何らかの意味があります。
自分を傷つける人に出会うのは、自分を傷つけたい思いがあるからかもしれないし、魅力的な人と食事に行けるのは、すでにあなたが十分魅力的だからかもしれません。
それで「いつも好きになる人は既婚者ばっかりなんですー」という方には、「なぜ、それを求めるんだろうね?」という疑問を投げかけるようにしています。
もしKさんが好きになる人が年上ばかりで、かつ、既婚者が多いとするならば、そこに心理的な意味を見出していくことは可能です。
ただ、大事なのはその意味を知りたいかどうか?という意志なんですけどね。
「別にそれでいいじゃん。だって好きなんだもん」と思えてるなら、別に掘り下げる必要はありません。
そういう意味からも、相手が誰でも「辛い恋」をするのには何らかの意味を見出すことができるって話です。(不倫だから辛いってことは必ずしもないですよねー。それを楽しめてる人もいるわけですしー。)
恋を通じて自分を傷つけたいのかもしれないし、恋には刺激がないとダメなのよ!と敢えてそっちを望んでいるのかもしれないし、あるいは、他の意味があるのかもしれません。
そういう前提で考えるので、
>自分で自分のことを本当に幸せにしてあげられているのなら、それに見合う男性が現れると先生は仰いました。
という話になるんですね。
自分を大切にすれば、自分を大切にしてくれる人と出会え、自分を愛すれば、自分を愛する人と出会える、というわけです。
ただし、そんなの理想論みたいなもんなんで、「ほんとうの意味で自分を大切にする」というのはなかなか難しいですね。
けど、自己肯定感があがってきて、自分のことを前より好きになれたなら、普段出会う人って変わってきたと思いませんか?
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さて、そんなこんなで裏ファザコンの話。
「パパが好きなのー。パパと仲良しなのー。パパみたいな人と結婚したいのー。」という分かりやすいファザコンと対局をなすように「パパが嫌い。憎い。仲良く何てしたくない。パパみたいな人となんて絶対結婚したくない」という方を私は特別に敬意をこめて「裏ファザコン」と認定させていただいております。
なぜかというと、ファザコンも裏ファザコンもなぜか似たような人生を歩いていることが分かってきたからです。
よく「父親を反面教師にして生きる」て話があるじゃないですか。それって父親みたいな人生は絶対歩まないぞ!という思いなんですけど、よくよく考えれば分かるように、その人にとって人生の基準は「父親」なんですよね。
父親が右に行ったから、自分は左に行く、という風に。
だから、結局その人の人生はなぜか形は違っても中身は父親と同じような人生になってしまいがちです。
裏ファザコンもそれと同じようなものとお考え下さい。
父親がひどい人で、子どもの頃から全然愛されなかったし、それどころか傷つけられることの方が多かったとするでしょう?
そしたら、父親に対しては憎しみを持つようになると思うんです。
でも、その一方で、「パパに愛されなかった私」は心の中に残り続けます。
それで、自覚することがちょいと難しいのですが、『そんなパパに愛されなかった私だけど、ほんとうはパパのことが大好き』だった場合「パパに愛されたい私」がその分だけ心の中にしっかり根付きます。
そうすると「パパからの愛」をずーっと求め続けることになるんですね。
それで、ほんとうはパパから愛されたかったんだけど、それが手に入らなかったとき、人は「パパみたいな人」に恋をして、その人からその愛をもらおうとします。
パパみたいな人というのもとても抽象的で「性格や外見が似てる人」という場合もありますし、「結婚していて、子どももいる年上の人」という場合もあります。後者の場合はいわゆる不倫です。
まあ、ここもちょっとややこしくて、自分が長女の場合、自分が生まれるまでは夫婦しかいない家族だったので、恋する相手は「結婚しているけど、子どものいない年上の人」でもOKになります。
それから、上に姉や兄はいたけれど、個人的に母をライバル視していた場合にも「結婚しているけど、子どものいない年上の人」に恋をしやすいもんです。
つまり、子ども時代に感じていた感情を恋愛の中で再現し、そこでパパ(の代わりの彼)から愛情をもらうことで、子ども時代から渇望していたものを手に入れようとするわけです。
※ふつうのファザコンの場合でも「パパからもらったものを彼からももらいたい!」という心理から、パパに似た人を選ぶことがあり、やっぱり不倫にハマる可能性も低くありません。
子ども時代に何を感じていたか?なんてあんまり覚えてないし、「大嫌い」になる前に「大好き」な時代があったなんて想像したくもないかもしれませんが、あくまで心理的に見れば、「既婚者にそれだけ情熱的に恋をするってことは、それだけパパのことも情熱的に好きだったのね」という推測が成り立ってしまいます。
そんなにも大好きだったのに、ママをいじめるし、自分にひどいこと言うし、全然愛してくれないし、最低な奴だったから、その反動で、大嫌いになっちゃったわけですね。
皆さんも「かつてはめっちゃ仲良かった友達と、超絶険悪な雰囲気になったこと」ってありませんか?それと似てますね。
でも、パパに愛されたい!という思いは当然ながら心の中に満たされないまま残るので、それを恋を通じて手に入れよう!という作戦なんです。
※とてもきれいな流れで話をしてるんですけど、あくまでこれは結果論でして、不倫に至るプロセスなんてめちゃくちゃありますし、今回は触れていないママとの関係も当然影響してくるので、その理由は千差万別です。
さらに・・・ここからはちょっと辛い話です。
パパからの愛を求めてパパのような雰囲気の人に恋をするのですが、現実はパパからは愛はもらえなかったので、そこまでも恋で再現しちゃう場合もあります。
パパに愛されなかったように、パパのような雰囲気の人からも愛されなかった、という切ない現実です。
こういうのを「パターン」と言います。「やっぱりパパからの愛がほしい!」という思いが根底にあるんです。だから、この場合は、重たい腰をあげてパパとがっつり向き合っていくことをお勧めしたいものです。
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そういうわけで、裏ファザコンの人がなぜ不倫に走りやすいか?という理由のひとつを説明させてもらったんですけど、じゃあ、どうするか?って話になると、それはまたKさん次第なんですよね。
じゃあ、お父さんのこと扱っとく?というカウンセリングの方向性もあるけれど、それはあくまでKさんがそれを望んだ場合にのみ可能なわけで、その選択権はKさん自身にありますね。
私にとっての幸せって何?
どういう恋が自分に合っているの?
自分はどんな人と幸せを感じたいの?
自分は何を求めているの?
そんな自問自答を繰り返されるのも良いかと思います。
★そんなこんなでパパとがっつり向き合うならばコレっすね。
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