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ほんとの私はこれだ!と決められたら安心なのですが、なかなか決められるものではありません。
もやーんとした結論にならぬよう、女王様の命令に忠実に従ってみました。
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なぜか昨日のメルマガでネタ大募集中の文字が目にとまったので早速リクエストします!
ズバリ、「ほんとの私ってどこにいるのでしょうか?」です!
先日のカウンセリングでは私の長所をたくさん教えてくださり、ありがとうございました。その中に「人の気持ちが読める」「演技できる」と言うのがありました。
確かに、相手を読もうとしてる訳ではなくて、何というか、感覚として勝手に伝わってくることがあるような気もするし、相手のテンションに合わせることも多いのかなと思います。
周囲に合わせない私を「ほんとの私」とするならば、周りが思っているよりも、自分が思っているよりも、私はおっとり、まったりした性格なのかな?と思っています。
しかし、おっとり、まったりでいくと、たぶん、周りのスピードに付いていけないのです。
高速道路を時速40㎞で走っているような感じになります。
高速道路を走ってるのにそれでは周囲に迷惑を掛けてしまうのでは?という気持ち、せっかくスピードを出せるのに出さないなんてもったいないという気持ちになるので、自然と時速100㎞にしてしまうのでしょうね。
結局のところ、相手に合わせて演じているも私だし、おっとり、まったりしているのも私。
どっちも「ほんとの私」っていう自己完結に終わるのですが、終わらない方向でネタにして頂けませんか?
紳士の根本さんはよくお分かりだと思うのですが、私、女王様の言葉は絶対だと思うんです。
紳士の根本さんはよくお分かりだと思うのですが、私、女王様の言葉は絶対だと思うんです。
大事なので2回言いました!
楽しみにしていますね!
世界三大美女のひとりからでした(はあと)
(Tさん)
女王様からのご指示とあれば無視するわけにはいきません。
気合を入れてご回答申し上げたいと思います。
相手に合わせて演じてるのも私だし、おっとり、まったりしてるのも私、どっちも私です!!!
はい。
以上です!!
ていうか、一人の人間を「○○である」という一言で完結させるのなんてできないですよね。
そして、人はさまざまな要素を持っている上に、矛盾している要素だってあるんです。
「優しいけれど、怒りっぽい」とか、
「穏やかだけど、あわてんぼう」とか、
「人の気持ちが分かるけど、自分勝手」とか。
ほんとの私はどっちやねん!!!て一つに決めるのはなかなか難しいんですよね。
だから、Tさんは世界三大美女に数えられる女王様である、ということは決められたとしても、「おっとり、まったり」と「演じてる」の私とどっちがほんとの自分かと言えば、やっぱり両方なんですわなあ。
おっとり、まったりしてるのも私。
周りに合わせて高速を100kmで走るのも私。
どちらか一つに決める必要なんてないと思うのです。
それよか、おっとり、まったりしてるのに、周りに合わせてスピードアップできるあたしって偉いわ~~と自己肯定感につなげた方がより女王様度がアップしまっせ。
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で、よく「周りに合わせられる」とか「演技上手」というのが問題になるのは、その長所を「他人軸」で使ってしまうからなんですよね。
「お察し上手」な人に向けたこの本でもばっちり書いているし、オンラインスクールでも扱った話題なのでそちらもご覧頂きたいのですが、
『長所を他人軸で使うとたちまち短所に変身する』
わけです。
『長所を他人軸で使うとたちまち短所に変身する』
大事なことなので女王様の真似をして2回言ってみました。
それを言い換えれば、
『あなたが短所だと思っているところを自分軸にしたら長所(強み)になりまっせ』
ということになります。
「人に合わせられる」というのも「そうしないと嫌われる、迷惑をかける、人の気分を害する」といった他人軸でやるのはしんどいし、苦痛です。
しかし、「そうすると相手が喜ぶでしょ?」「そういう私も好きやねん」などの自分軸で行動するならしんどいどころかむしろ楽しいし、ストレスにもなりません。
そして、それは長所であるがゆえに、強みになります。
40kmで下道を走ることができるけど、高速を100kmで走ることもできる、というのは「器用さ」とも言える長所ですね。
その場その場の状況に合わせて動けるとするならば、接客業だったり、サービス業だったり、人と関わる仕事を器用にこなす能力があります。
だから、自分軸ってものすごく大切なのです。
そんな話が詳しく書いていあるのはこの本です!間もなく発売!ぜひお読みください!!
『人のために頑張りすぎて疲れたときに読む本』(大和書房)
さて、そうして自分自身を肯定しつつ、自分軸で見ていくと「ほんとの私ってどこにいるのでしょうか?」の答えは
「いっぱいいる。どこにもいる。めっちゃたくさんいる。」
ということになります。
どんな私も私は私だから。
じゃあ、そのほんとの私ってどうやって見つけるの?と言えば、「感じる」ってことでしょうか。
自分の中にこんな私もいて、あんな私もいて、そんな私もいるってことを、感じる、わけです。
思考で捉えようとしても難しいですよね。
「私」という世界は思考ではとても追いきれないほど広く、深いものです。
瞑想とかやっていらっしゃる方などは分かるかもしれませんが、「内的世界と宇宙の広さはまったく同じ」なんですから。
だから、自分を発見するのってすごく楽しいと思います。
「私にもこんな要素があったんだー」って。
それは宇宙が好きな人が新しい星を発見してコーフンするのに似ています。
そうして、ぜひ、色々な自分と出会ってみてください。
女王様以外にも様々なキャラが発掘できると思います~。楽しみですね~。
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