瀬底島に初上陸し、素敵な宿で1泊したのち、那覇の「実家」に立ち寄る。



今帰仁の宿を経ち、子どもたちの希望で美ら海水族館に寄り(私はその間にブログを書いたりしていた)、瀬底島に初上陸。
本島から橋でつながっているものの離島感もしっかり残っていて落ち着く雰囲気の島だ。
以前から瀬底島がいいと複数の情報筋(笑)から聞いていたのでとてもワクワクしていた。

島にはあちこちに可愛いカフェがある。お目当てのカフェは休日だったので、メロンパンの専門店に寄る。とても美味しい。
「mokupuni(モクプニ)」という。名前もとても可愛い。


目の前は海、そして、今の時期はさすがに入れないけどプールも付いている。
手入れが行き届いた素敵な宿だった。
きめ細やかな配慮がされていて、センスもよくて、家族ともども即お気に入りだったので再訪が確定。

家族4人で中学生がいる家庭なのでたいがいのホテルでは2部屋借りる必要があり、それならば、と最近の根本家の旅は1棟貸しの宿に宿泊することが多い。
自炊もできるし、少々音を立てても迷惑をかけないし、何より広々としているのがいい。
沖縄は観光ブームが続いているので、居心地もロケーションもいい宿が増えていて宿を探すのもとても楽しい。
実際、あちこちで建築ラッシュで大工さんの人材不足も激しいそうだ。


寝心地のよいベッド。低いのもいい。


水回りが抜群のセンス。

長湯必須のオーシャンビューなお風呂。
もちろん、キッチンも付いている(写真撮るの忘れた)。

デッキにはハンモックもあるので、当然こうなる。

夜はこんな雰囲気。

翌朝、雨が降っていたが、そこは沖縄。さっさと雲が取れて晴れ間が覗く。
プールと海と空が同じ色。ずーっとここでぼーっとしていられる。そう、この宿はとてもぼーっとできるので1泊ではとてももったいないのだ。

室内からの眺め。切り取られた写真を眺めているようだ。

ということで、芝生の上のテーブルで日差しを浴びながらブログを書く。昨日の記事はここで書かれている。とても気持ちがいい。

「明日は予約が入っていないので何時までいて頂いてもいいですよ」と沖縄らしい心遣い。
そして、12時に出ますと伝えていたのに12時過ぎに電話がかかって来て「何時ごろ出ますか?」という沖縄らしいノリ。素晴らしい。
荷物を車に詰め込んでオーナー夫妻とおしゃべり。
5,6年前に沖縄市の方から引っ越して来たそうで、あちこちにこのような建物を持つ、建築関係のお仕事をされているご夫婦。
初めて会ったとは思えない雰囲気で一目ぼれしてしまった(笑)

宿の名前は「瀬底山水」。とてもお勧め。

岩橋夫妻とはこれはチャンスと色々とミーティングを重ねた。
3月は淡路島でリトリートセミナーをする予定だったけど、交通の便や食事の面を考えるとやはり厳しいことが判明して思い切って神戸市内に変更することにした。
淡路島もワクワクしたけど、神戸での開催もワクワクする。
今から会場を探したりする手間はたいへんだけど、フェイスブックで呼びかけたら情報がめちゃくちゃたくさん集まったし、素敵な方も紹介していただいた。
ありがたい。本当に。

一足先に大阪に帰る岩橋家をゆいれーるの駅で下ろして私はレンタカーを返しに行く。
街中を走るのは慣れているはずだけど、数日間の田舎暮らしで58号線の渋滞にビビってしまう(笑)
沖縄の田舎の景色も、海も大好きだけど、私は那覇の街中の景色、雰囲気もとても好きなのだ。
懐かしいような、人の生活の息吹がダイレクトに響いてくるような、そんな感覚が愛おしい。

夜は家族4人で「那覇の実家」と呼んでいるてだこ亭さんへ。
ここは沖縄産の食材を丁寧に、また、体に負担がないように調理をしてくださる素敵なイタリアン。
沖縄に来たときは必ず寄っていて、時には仲間と、時には今夜のように家族だけで食事を楽しむ。
子どもたちも慣れたものでマイペースに過ごしている。

絶品なトマトソースパスタと嬉しそうな奥さま。

メインはチキンにした。付け合わせの野菜もとても美味しい。
台風で全滅したオクラも最近、ようやく復活してきたらしい。

瀬底山水のご夫婦やてだこ亭のみどりさん、そして、もっくんも「今年の台風は久々にすごかった」とおっしゃっていた。
24時間も暴風雨圏にいるなんて、内地に住んでいると想像できない。

今回の旅はこれで終わりだけど、次回の訪問もすでに決まっていて、すでにワクワクしている。
とはいえ、沖縄に居るのに夫婦共々深刻な沖縄病の症状が出ており、これは長期療養が必要ではないかと思われる。
そろそろ家探しという作業を始めるべきだろうか。
いや、素敵な宿に今回も出会ったようにあちこち泊まり歩くのも幸せだし、悩むところである。


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