出雲でオフ旅をしてきました(3)



(2)の続き

2日目の夜はメインイベントとも言えるBBQである。
達人であるY氏と奥様に加え、参加者でもあるK氏が大活躍してくれた。
私はひたすらビールを飲んでいた。

アクアパッツァ。K氏作。このあと、これがリゾットにもなる。すごい。うまい。僕も料理をするときもあるが、ここまで器用な腕はないのでひたすら尊敬するのである。

ステーキ。ステーキ。ステーキ。瞬殺でみんなの胃の中に消えていった。
Y氏の焼く肉は塊を捌いて鉄板に載せる方式で、これがどうも絶品になるコツらしい。それにしても旨い。

Y夫妻。息の合ったコンビで、次々と肉を焼く。

根本夫妻。二人羽織のようにカルボナーラ風焼きそばを妻に食わせる夫。

写真はないけど、牛の塩釜焼やバーニャカウダ、ガーリックライスなど、BBQの範疇を越えた料理が並ぶ。
ほんとうにすごい。ひたすら憧れの目で見てしまう。

大阪でBBQする時はぜひ助っ人として招きたいと思う。


その夜もまた最終日、宿に戻り、酒を酌み交わしながらどう行動するか?を話し合う。
予報は雨である。

当初は神社を巡る予定だったが、雨だから嫌だ派と、雨が降ろうが槍が降ろうが神社に行く武闘派との激しい議論になるも、結局「温泉組」「神社組」に綺麗に分かれることとなり、円満解決。

神社組はまずは「熊野大社」へ。

続いて「神魂神社」。写真だけでも素敵な神社であることが伝わる。

そして、集合場所でもある「八重垣神社」へ。

一方、温泉組は山道をくねくね向かい、「ラムネ温泉」へ。途中自然災害で通行止めになっていて、弱冠遠回りしての行程だった。
あと10分も走れば広島県という場所にある、このお湯がまた絶品であった。
温泉に入って初めて「圧がすごい」という言語を発した。雰囲気よりもかなり濃厚な炭酸泉であり、本当に来て良かった。

最後に八重垣神社で集合写真。


大人の休日は、大人の修学旅行であり、夜はそれぞれが語らう時間となる。
色々なことを語っているうちに「次はどうする?」という話にもなった。
「都会型のオフ旅もいいよね。」
「やっぱり沖縄とかもアリだよね」
「長崎に行きたい!」
「天草もすごいらしい」
「熊本から高千穂に入って宮崎に抜けるルートもいい」
「鳴子温泉に紅葉を愛でながら浸かるってのもあり」
「敢えて房総半島攻めてみるとか」

ワクワクしながらワクワクしたことを話しているとみんなが笑顔になる。
そして、笑顔になった分だけ日ごろを忘れ、リフレッシュができる。

3日間で900km近く車を運転していた。
乗りなれないレンタカーで。
しかし、翌朝、思ったほど疲れておらず、むしろ元気な自分に気が付いた。温泉効果なのかワイワイ楽しくしゃべっていたこらなのか、完全なるオフを過ごしたからなのかは分からない。
しかし、出発前の体や心の重さは嘘のように消え、ただ素敵な思い出だけが残っている。

やはり旅はいい。
仲間たちとの旅はなおいい。

こうしてまた新たな遊びが加わった。
さて、行きたいところが山ほど出てきたのだが、果たして私のスケジュールをどう開けようか悩ましいところである。

(完)


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