仕事でなかなか会えない恋のトラウマを抱えた男子を好きになりました。


本質的には心理的に近い距離での恋愛を怖れる心理があるんじゃないかとお見受けします。
とはいえ、今日の記事は相当長い伏線(?)に、短い本番、という構成でお届けしております(笑)

最近友達に先生のブログを勧められて拝見しています。今ではバイブルとして写し書きしたものを持ち歩いております。

実は私が今やりとりしている男性は私の9歳歳下です。彼はイケメンのカメラマンで海外を飛び回っているため、まだ2回しか会っていません。
しかし2回目は彼が仕事で海外に滞在中に私が押しかけたので実質2日間一緒に過ごしました。大人の関係にもなりました。彼と一緒に過ごした時間を経て疑念はなくなり、彼を信用するようになりました。

帰国後はラインでのやり取りが続いています。度々彼も日本に帰って来て会えそうなタイミングもあるはずなのですが、たまに突然『今から行ってイイ?』と言っては結局来ないということが度々あり、会わないまま3ヶ月ほど過ぎました。

彼は長く付き合った彼女がいて結婚や子供も意識していたけれど、彼が海外に行っている間に彼氏を作り、妊娠して出て行ったのだそうです。
こんな彼ですがやはりただただ時間をかけるしかないのでしょうか?

このような男子は実は3人目で(涙)先生のブログにもっと早く出会っていたら、と嘆くばかりです…。
彼らには愛を与えるべし!と心得て、先日私が好意を抱いたている旨を伝えたところ『帰国したらご飯行こう!』と言われ、そのまままた元の状況に戻った感じです。
友達に相談したところ、年齢差もあるしこちらから付き合いたいという旨を素直に伝えたらいいのでは?と言われました。
経験上『会う気はない』と言われ、私が背中を向けると、忘れた頃に『実は好きだ。』だの言ってまた近づいてくるのはなんとなく想像がつくのですが…どうにかそこのプロセスを縮めるすべはないのでしょうか…?
それともただからかわれているだけなのでしょうか?のわりにはちゃんと返信も来ます。どうかお助けください。切に…。
(Mさん)

きっと私のブログ読者の75%を占めるであろう野良猫男子愛好家同盟の皆様は、大いに頷きながらMさんの話を読まれていることと思います。

そして、ワクワクしながら私のこの回答にたどり着かれていることと思います。
なので、思い切り焦らしながら話を進めて見たいと思っていまーす。

自立系武闘派女子と呼ばれる彼女たちはやはり困難を乗り越えてこそ!という決意もたくましく、「なかなか会えない男子」「年齢差」「追いかけると逃げる習性を持つ男子」などのスペックを見ると異様に興奮してしまうようですね。

>彼が仕事で海外に滞在中に私が押しかけた

この辺りは「うーん、あるある。するよねー。海外まで?さすがー!あたしもしたことあるわー!海外はけっこう向こうも受け入れてくれやすいんだよね~。やっぱ襲うなら海外だよね!」なんて武闘派ガールズトークに花が咲きそうなんです。

ちなみにこういう作戦のことを兼ねてから「夜襲」と言われますね。はい。

ただ、

>彼と一緒に過ごした時間を経て疑念はなくなり、彼を信用するようになりました。

という話を私もよく耳にするのですが、これはやはり女性のサガのようなものでしょうか。
一度体の関係を持つと情が移りやすいのは男性よりもはるかに女性の方が強いようです。
その理由もあれこれ考えられますが、一番大きいのは男性よりも女性の方がセックスに対する精神的な意味合いが強く、心地よいセックスを体験するとそこから安心感や愛情を感じるところでしょうか。
これは子どもを授かり、産み、育てる機能がそういう思いを強くさせてるのかもしれません。

もちろん、女性の中には「一度寝たくらいで、俺の女みたいに思うな!」という百戦錬磨の猛者もおりますけどね。

そのあたりは女性にとってはショッキングな話かもしれませんが、そもそも優しい人は優しい愛撫をするし、紳士な人は丁寧に女性を愛します。
でも、それは彼のベッドマナーであって、彼女が期待するほどの愛情が込められているとは限りません。
さらに言えば、そこで仮に言葉で愛情を示されたとしても、それが彼の本音かどうかは分からないものです。
つまり、言葉を道具として扱う男性はその時彼女を喜ばせる言葉を敢えて用いることができます。つまり、嘘をつくことができるのです。

もちろん、すでにお付き合いが始まっていて、お互いに愛情表現をしている関係でのセックスなら話は別ですよ。
でも、なし崩し的な関係でセックスが始まったとすれば、彼が囁く愛の言葉は彼女を興奮させてよりセックスを盛り上げるための演出にもなり得るのです。

そして、紳士的な男性はセックスが終わった後も彼女を優しく抱きしめることができます。
背中を向けてがーがー寝てしまう男性も多いので、そうされると女性は自分が特別な存在のように感じやすいのですが、それとて意志の力が強い彼の女性へのマナーであることも珍しくないのです。

つまりは、愛情表現があって、ちゃんとお付き合いしている恋人同士でなければ、セックスをしたからと相手を信じてしまうのは、ちょっと早いと思っています。

MさんやMさんに共感しまくった女性にとっては死刑宣告みたいな話かもしれませんが、男女の違いも含めて、そういうもんだと理解された方がいいと思います。

ちなみにそんな本を根本先生が書いているそうなので、まだお読みでない方はぜひご一読くださいませ(宣伝です)。
なお、これらの本は滅多に本屋さんには置いてませんので、お取り寄せかネット書店のご利用ください。

「愛されるのはどっち」「頑張らなくても愛されて幸せな女性になる方法」(どちらもリベラル社)
http://nemotohiroyuki.jp/books

野良猫君はよく

>彼は長く付き合った彼女がいて結婚や子供も意識していたけれど、彼が海外に行っている間に彼氏を作り、妊娠して出て行ったのだそうです。

みたいなドラマティックなトラウマを持っていることが多いです。
本人は「それはもう過去のことだから」とさらりとしていますが、内面的には深く傷ついていることが多いようです。

それは「女性を信じるのが怖い」という思いになり、彼のような場合は「今の仕事をしている間は特定の女性を作らない方がいい」というルールになっていることも多いです。

だって二度とそんな目に合いたくないでしょう?

だから、Mさんもさすがは自立系武闘派女子です。
こういう男子がいると、ほんと垂涎なんですよねえ、皆さん。

そんな彼を癒したい、抱きしめてあげたい、安心させてあげたい、って思っちゃうんですよね。

それくらい強い女性性をお持ちなんですね。

しかも、Mさん。

>このような男子は実は3人目で(涙)

ま!お好きですねえ(^^)

どんなところが3人目なんでしょう?
海外を飛び回ってる人、と言う意味?
それともなかなか連絡が取れずに会えない人、という意味?

さて、そんな彼の攻略方法なのですが。

>先日私が好意を抱いたている旨を伝えたところ『帰国したらご飯行こう!』と言われ、そのまままた元の状況に戻った感じです。

その後、どうでしょうか?
愛情を伝え続けていますか?

女性:「あなたのことがとても気になってます。好きです。」
男性:「帰国したらご飯行こう!」

これって会話になってないですよね?
もちろん、それだけのやり取りじゃなく、「ありがとう」とか「そうか!うれしいな!」みたいな一言があったかもしれませんが。

もし、これだけのやり取りだとするならば、彼はMさんの思いを逸らしちゃってるんですね。
「好き」という気持ちに彼は「向き合いたくない」ということを明確に示しているんです。(←ここ、すごく重要)

だから、

>私が背中を向けると、忘れた頃に『実は好きだ。』だの言ってまた近づいてくる

ということが起こるわけですね。

『向き合えない。でも、失いたいわけじゃない。』

やはり武闘派女子だけあって、そういう人の方がコーフンしちゃうんでしょうか。

まあ、そういう男が好きなんだからしょうがないんですわ(笑)
それで私がお勧めしてるのは、そういう彼だからこそ、ストレートに愛情を表現し続けることなのですよね。

ちょっと前にこんなことがありましてね。
難攻不落な男であればあるほどやる気になる武闘派女子と話をしてまして。

私「その男にちゃんと愛情伝えてんの?」

彼女「ちゃんと伝えてるよ。(スマホいじりながら)ほらっ!」

私「ん???おいおい、どこが愛情伝えてるやねん?」

彼女「は?これ、これ。『お仕事お疲れ様~ゆっくり休んでね~』『ちょっと寂しいなあ。また会おうよ』『○○さんのそういうところが素敵だな』『○○さん、男らしいよね』とか、全部愛情表現やんか」

私「は?何言うてるねん。それは『労い』『会いたい』『価値見てる』『褒めてる』じゃねーか。どれも男子にとっては愛情表現じゃねーよ」

彼女「え?なんでよ。好きだから言えるやんか。じゃあ、なんて言えばいいのよ」

私「『好き』『愛してる』『はぁ(ため息)、今日も○○さんのこと考えてドキドキしちゃった』『○○さん、かっこいいよね。好き。』とかだよ」

彼女「え?え?そんなストレート?いや、そんなん恥ずかしいやん」

まあ、ちょっと表現はオーバーで、内容もほぼ忘れてますが、まあ、そんな感じです。

女子が思う「愛情表現」の方が、男子が思う「愛情表現」よりもはるかに広いんですね。
だから、女性が愛情表現してる、と言っても、それがちゃんと彼に伝わっているかどうかは微妙なんです。

彼女としては愛情を伝えてるつもりでも彼からすれば「気に入ってもらってるみたい」「ちょっと気はあるのかな」って思う程度であることも少なくないんですね。

この辺の男女の違いも先ほどの2冊の本にあれこれ書いてます(本日2度目の宣伝)。

だから、ぜひ、どストレートな表現で愛情を伝え続けてください。

ちなみにそうすると「重たいと思われるのでは?」って思う人もいるんですけど、それは「~したい。~してほしい。どうして~してくれないの?」などの「欲求」を書いてる場合です。
重たいのは欲求(ニーズ)であって、愛情ではありません。ので、ご安心を。

ああ、本題に至るまでこんなに行数稼いじゃった(笑)

で、彼もそうなんですけど、Mさんに見られるのが「親密感の怖れ」なのですね。
距離が近い、親密な関係が怖いようなんです。

心当たりありますか?

これは幼少期からの親子関係か、彼のように恋愛での強いトラウマを持っているときに多く見られ、そのテーマでセミナーをしたら大盛況になるくらい皆さん関心の高いテーマです。

もし、毎日のように彼と一緒にいられるとしたら幸せだと思うのですが、それくらい彼が近づいてきたとき、Mさんの中に怖れや不安や嫌悪感や不信感などのネガティブな思いが出て来るとしたら、どんな感情だと思いますか?

もし、Mさんが彼(男性)に心を開けない、あるいは、身を委ねられない理由があるとしたら、何だと思いますか?

もし、Mさんが結婚することになった時、出て来る不安や怖れはどんなものだと思いますか?

これらの問いに出てきた感情を払拭すべく取り組むことが、親密感の怖れを取り除く一つの方法です。

例えば、「嫌われて、捨てられる怖れ」が出て来る、とするでしょう?
そしたら、自分の中になぜか嫌われる、捨てられる、という怖れがあるってことなんです。
じゃあ、なんで嫌われると思うの?って考えてみるんですね。

すると、私なんて魅力がないから、とか、私って感情的だから、とか、私ってすごくわがままだから、みたいな「自己嫌悪」や「自己否定」が出て来るんです。

じゃあ、そんな自分を承認してあげましょう、ちゃんと自分の価値や魅力を見てあげましょう、ということになるわけです。

親密感の怖れがあって、好きになる人を遠くに置いたり、手に入りにくい人を好きになってしまった場合には、やはり内なる心に何かそれを招く原因があるんですね。

だから、せっかくなかなか会えない彼のことが好きになったんだから、会えない時間をそんな自分を見つめ、自分を愛する時間に振り当ててみたらいかがでしょうか?という提案をしたくて今日はこんなに長い記事を書きました。

はい。以上です!

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