何も与えるものがなくなったとき、別れてあげる、というのが最後に与えられる贈り物かも知れない。


自立系の人たちは頑張ることが当たり前だし、与えること、助けることに命をかけてしまうのですが、そんな自分にもできることとできないことがあるものです。
大切なのはベストを尽くすことであって、無理や無茶をすることではありません。
その「悟り」が自分を次のステージに引き上げてくれるのです。

根本先生こんにちは。

病的なほど常に複数の女性をキープし、息をするように嘘をつく元夫とボロボロになりながらやっと離婚、直後は寂しさからか体の関係だけを複数男性と繰り返し約1年、優しい彼に突如出会いました。

が、お付き合いをしてひと月の頃、離れて住む幼子がいること、子供のために子供とその母親と一緒に住むと伝えられました(アメリカです)。
会う時間も以前より減り、徐々に彼から自分のこの状況では将来は約束できないから他の男性を見つけてと言われるようになり、これ以上続けてもお互い傷つけるだけ、セフレになろう等意味不明な言動が増え、結局私が離れるかたちでお別れしました。

彼が罪悪感まみれで、助けたい情熱系女子の自覚がある私ですが、元夫との経験から上手くいかないと理解しているのであまり頑張ることなく諦めました(というかもう以前のように頑張れない)。
それでも彼が今の自分の状況をどうしていいか分からないと私に言ってきたこと、私に何を求めていたんだろう、私にもう少しできることはなかったのかと考えてしまいます。

本音はもう頑張ることなく大切にされ、幸せになりたいです。。

何かアドバイスいただけましたら嬉しいです!
(Rさん)

優しい彼ですからね・・・子供のためにって選択をしちゃうのも理解できますよね(むかつくけど)。

でも、Rさんのこと好きな気持ちもあるから手放したくなくて、意味不明な言動をしちゃうんですうよね(めっちゃむかつくけど)。

罪悪感も強いですし、彼も相当葛藤したのかも知れませんね(相当むかつくけど)。

さらにはだからこそ、「自分の状況をどうしていいのか分からない」なんて甘えたことを言ってくるんですよね。(ものすごくむかつくけど)

Rさんが「別れ」を選んだのは正解だと思いますよ。

「自分を大切にするために、別れを選ぶ」のは、とても重要な「自分を愛するレッスン」です。
好きな思いもあれど、それを選択できた自分は偉いなあ、めっちゃすごいなあ!おぉ、めちゃくちゃ成長してるでぇ!!って祝杯上げてもいいレベルですね。

そう、自信を付けるにも、自己肯定感を上げるにも、自分を認めてあげるためにも、自分を好きになるためにも、この
「自分が自分で選んで行動をしたことをえらーい!!すごーい!!かっこいいぞ!!ひゅーひゅー!!!」
って大絶賛してあげることは3度の飯より大事だと思うんです。お腹空くけど。

しかも、自立系武闘派女子にありがちな、情熱系助けたい女子なわけですよね?
しかも、彼は罪悪感まみれなんですよね?
そんなときに、その選択できたことって凄くない?めっちゃすごくない?もう、国民栄誉賞もんですぜ、姐さん!というレベルですよね。
ほんと、彼を生かしてアメリカに帰してあげるなんて、ほんと天使ですよ(笑)

「頑張れない」というのは悟りの一種と思っていまして。
自立系武闘派女子が「頑張れない」って言う状況って、ほんとうに頑張れないんだと思うんです。
これでもか!これでもか!ってやって、ほんと、常人であればとうの昔に根を上げてる状況でも、まだまだーっ!!って頑張っちゃいますからね。

ほら、これを読んでる武闘派の皆さんも他人事じゃないですよ。あなたのことですよ(笑)

だから、「もう頑張らない」という選択は愛を選ぶ、という偉大な選択でもあるんです。

「手放し」というお話をよくさせていただくのですが、

「何も与えるものがなくなったとき、別れてあげる、というのが最後に与えられる贈り物」

という考え方があります。

だから、「彼に何をしてあげられたんだろう?」と思ったら、「別れてあげた」と自分の贈り物に誇りを持ってください。

もうそれ以上のことはできなかった、私はもうできることは全部やった、という意識です。

自立の次のステップに「相互依存」というレベルがあります。
いわゆる「win-win」の関係性を築けるマインドの状態なのですが、ここに至るときに大切な心がけは、

「できることとできないこと」を自覚する

ということなんです。

よく私のブログでも「負けを認める」とか「競争を手放す」という表現を使いますが、同じことなんですね。

自立系の人、それも武闘派と言われる人々は「負けるのが嫌い」とか「勝つまで頑張れ」とか「敗北は死をもって償え」という額縁を事務所に掲げてることが多いのですが、それだとRさんが体験されたように「燃え尽き症候群」に陥ります。

でも、燃え尽きるのも悪くないんです。
限界を知る、という意味で。
悔しかったり、屈辱的だったり、つい切腹したくなったりするかもしれませんが、「ああ、これが今の自分にできる精一杯のことなんだ」て自分を認めてあげるのが大事です。
そこで自分を責めちゃいけないんです。

高校球児が潔く甲子園の土を袋に詰めるような心境です。

「やるこたぁ、全部、やったぜ」と思い込んでいいのです。

そのためには自分を信頼することが大事なんですね。
「この私がこれだけ手がなくなるんだから、もう彼に与えられるものは、今の自分にはない」
という潔さです。

これは「自己肯定感」をベースにした発想です。

もちろん、もっとできることはあるかもしれないし、他の人だったらどうかは分かりません。それはどうでもいいことです。

「今の自分にとっての精一杯だった」ということを認めることなのです。

これが「敗北宣言」であり「全面降伏」と言います。

これが戦争だったり、昔の時代であれば、武闘派女子が恐れる「一族郎党皆殺し」になっちゃうかもしれませんが、思い出してください、今は平成の世の日本です。
命はかかりません。

実は、負けを認めることにより、また、強くなります。

撤退は恥ではありませんし、負けもまた恥ではありません。

これを糧にステップアップすれば、次の戦では見事な勝利を収められることでしょう。

この辺は、武士の直系である自立系武闘派女子の皆様にはなかなか受け入れられない考え方かもしれません。

だから、今のRさんにとって大切なのは心も体も休めることです。
自分に優しくすること。

ジムに行って体を鍛えたり、滝に打たれて精神を鍛えたり、山籠もりしたり、演習でバズーカの精度を上げるのもいいですが、疲れた体を癒すのも大事なことですよね。

結婚、離婚からその後、だいぶ、心も体も酷使して来たでしょう?

アメリカに帰っちゃった彼に少し癒されたかもしれませんが、今は一休さんの境地が必要ではないでしょうか。

「ひとやすみ、ひとやすみ。あわてない、あわてない。」(このセリフに心当たりがある方は一定以上の年齢の方ですね???)

セラピーの一つに毒出しをイメージする「浄化の瞑想」というのがあります。
自分の体をお風呂に入れてあげて、心身に溜まった毒を抜く、というセッションです。

本格的なセッションは1DAYセミナーやリトリートセミナーになっちゃいますが(←ここは宣伝ですよ)、実際、今日、お風呂に入ったときにやってみてください。

体の奥から、ずーっと溜め込んできた疲れや罪悪感やしんどい思いがじわじわと皮膚からにじみ出て来るイメージをしてみるんです。
いっぱい出て来ると思いませんか?

そうして、心身を休め、気力体力の回復を待ってくると、心って凄いんですね。
この結婚から今に至る間に自分が得たものをちゃんと血肉にして成長させてくれるんです。
これは自動で行われます。

あとは、自分自身に何度も何度も「もう頑張らないで幸せになる」とか「私はもう十分、幸せになれる」とか「頑張らなくても幸せになっていい」と言ってあげてください。

ほんと、それだけでいいんです。

ゆるやかにたゆたう水の流れに身を任せるように、ただただ、静かに骨を休めてあげましょう。

心当たりのある方はぜひリトリートセミナーに来てください。
そこは歴戦のツワモノが羽を休める場として最適ですから。
(もちろん、これも宣伝です)

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