私、マウンティング女子なんです。


劣等感からつい上から目線で話をしてしまう女子たち。人間関係が悪くなることが分かっていてもやめられない心理があるようです。負けを認めたり、自分の価値を受け入れたり、夢や目標を持つことで手放せていけそうです。

新年最初のリクエストにお応えします~!

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最近マウンティング女子、という言葉が流行っています。
流行語大賞の候補にもあがっていますよね。
私、自分がマウンティング女子なんではないかと自覚しています。
つい自分の方が上だという主張をしてしまうんです。
相手を不快にさせるような言葉を、無意識に言ってしまいます。
それは女性にも男性にも、立場が上の人にでも関係なく言ってしまうんです。
ホントは劣等感が強いんです。だから人にダメなやつだと思われたくないと無意識に思ってしまうんです。
友人からは「勝ち負けにこだわるよね」と言われてしまいました。
ホントはコミュニケーションも苦手だし、人と一緒にいる時、無言でいることが耐えられないのです。
でも言ってしまってから、言わなきゃよかったって思うことがちょくちょくあります。
その度に落ち込みますし、自己嫌悪に陥ります。
小さいころから、人に負けるなと育てられてきた、親の影響は大きいと思っています。
気をつけようと思っても、つい言ってしまうんですが、どうしたらいいでしょうか?
(匿名さん)
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マウンティング女子って言葉流行ってるんですね。
匿名さんも説明して下さってますが、一言で言えば「自分の方が上だとアピールする女子」のことを指すそうです。
(→詳細はこちら。Naverまとめ

ただ、堂々と「私の方が上よ」という女王様的な感じではなく、さりげなく、少しだけ上ってアピールに留めるところが女子的なんでしょうね。
つい相手をイラッとさせてしまう行動ですね。

さて、匿名さんが全部説明して下さってますが、

◎ホントは劣等感が強い
 →だから、ダメなやつと思われたくない
 →勝ち負けにこだわる
 →人に負けるな、と育てられてきた

というところがポイントになりますね。
また、コミュニケーションが苦手で無言が耐えられないと「何か言わなきゃ」って感じになりますよね?
そうするとプレッシャーからつい言わなくてもいいことを言ってしまうものですね。

マウンティング女子のベースはおっしゃるように「劣等感」だし「競争心」なんですね。
(心理的には「劣等感」と「優越感」は同じレベルというか表裏の言葉で、劣等感と優越感の量は同じです。だから劣等感が強い人は優越感を強く求めて競争します。)

それらが「自己顕示欲」を作るのですが、実はこれは思春期に一番強くなる心理なんです。
だから、マウンティング女子にはどこかしらピーターパンシンドローム(大人になりたくない症候群)の傾向がみられますね。
そして、人生に迷いもあります。自分がどう生きたいのかはっきりしていない、何をしたいのかが分からない、という。
だから、他の人と比べがちになるんだろうと思います。

そのマウンティング女子を卒業するにはまずはその競争心を手放す必要があるんです。
競争心を手放すのに一番いいのは「負けを認めること」。
例えば、仕事において、恋愛において、女子力において、性格や価値観において、相手の方が上であり、自分がまけていることを認めちゃうんです。
子ども時代から人に負けるなと言われて育った匿名さんとしてはものすごく屈辱的かもしれませんが、その屈辱感が大事。
負けを認めていくことで「自分の価値」が逆に浮かび上がって来るんです。
負けを認めると楽になりますよ。

だから、卑屈になってはいけません。
「相手のここが素晴らしい」
「相手のここは私はかなわない」
という風に、自分を否定するのではなく、すなわち、自虐的になるのではなく、ただ、相手の素晴らしいところを認めてあげるんです。

もちろん返す手で自分を傷つけたくなりますが、そこはグッと我慢、我慢。

そして、「自分の価値」に目を向けるべく「自分ができること」に意識を向けていきます。
自分ができることにきちんと価値を見て行けるように意識してみてください。
その時つい他人と比較しちゃう自分がいると思います。
その時は「自分、自分」と意識し直してください。
そうすると「自分」と「他人」の切り離しがうまくできるようになって、比較・競争の罠から抜け出せるようになります。

要するに「私は私、他人は他人」ときちんと区別できるようになるんですね。

そして、もう一つは「夢」「目標」を持つことです。
自分がどういう人生を送りたいのか?何にワクワクするのか?どういうものが好きなのか?という。

これもまたじっくり時間をかけて考えていきませんか?
他人よりも自分に意識を向けるいいレッスンになると思うんです。
もちろん、ご協力しますので。

ただ、ここまでの話を全部反故にしてしまいそうな話を最後に一つ。
私がこの文章を読んで思うのは、匿名さん、とても賢い方だということです。
だって、わざわざ調べなくても文の中でちゃんと説明して下さってますから。
普段から「能ある鷹は爪を隠す」ってことをやり過ぎていませんか?
あまり自分をアピールしないように押さえてること、ありませんか?

なんかそんな気がするんですよね。

ぶっちゃけ、周りの人間のレベルが低い、って思うこと、ありませんか??(笑)(それは言いすぎ?)

先ほど伝えたように匿名さん自身、とても才能のある方なのではないかなあ、と思うんです。コミュニケーション能力は低いどころかかなり高いと思うんですよ。

だから、自分を隠しすぎなんじゃないかなあ、と。
むしろ、自分のことを知らな過ぎなんじゃないかなあ、と。

だから、一度、女王様になってみませんか?
ええ、あの鞭を振るってブタどもをかしずかせるあの、女王様です。
その方が似合うような気がするんだけどなあ・・・。

私ってできる女なのよ!って気分で1日過ごしてみてください。
例えば休日に「デキル女スタイル」で街へ出へ平民どもを睥睨してみてください。すごく気分がいいんじゃないかと。
そして、自己肯定感が一気にアップするんじゃないかと・・・。

時には「手放す」ために「強める」ことも効果的なんですよね。

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