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自分ではまだまだ未熟で向上しなければと思っていることに対して、他の人がすごく価値を認めていることがあります。
もしあなたがそれを受け取れなければ、相手を拒否してしまうことになるのです。
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あなたが尊敬する先輩Ａ氏。仕事ぶりも、プライベートの振る舞いも憧れの存在。
あなたはＡ氏ともっと距離を縮めて、たくさん学び吸収したいと思っています。
ある日、あなたは勇気を出してその思いを伝えました。
Ａさんのことが憧れであること、そんな存在になりたい、ということ。
しかし、Ａさんの返事はつれないものでした。
「え？俺？全然大したことないよ。俺なんて目指したってロクなことはないよ。やめといたほうがいいって！」
始めは照れ隠しかな、と思いましたが、でも、その後、いかに自分がダメな存在かをその上手なプレゼン能力で示してくるのです。
聞きながら、だんだん悲しく、寂しく、切なくなるあなた・・・。
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一方、Ａさん。後輩のＢ君から憧れの存在って言われて嬉しくないわけはありません。
しかし、自分はまだまだ未熟で発展途上。こんな段階の自分を目指すのはおかしいと真剣に思います。
自分ももっと成長したいし、上を目指しています。
Ｂ君にももっと上を目指して欲しいと思って、自分がいかに未熟かどうかを話すのです。
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Ｂ君はＡ先輩を尊敬しているのに、その思いを受け取ってもらえずにショックを受けたり、傷ついたりします。
こういうことって意外とよくあるのかもしれません。
向上心の強い方・・・
今のままではまだまだだと思っている方・・・
もっと成長しなきゃ、と頑張っている方・・・
特に注意です。
自分ではそうは思わなくても、周りの人が素晴らしいと思ってくれていたら、それはあなたの価値なんですね。
だから、それを素直に受け取ることこそ、その人たちに与えることになるのです。
「そっか、自分ではまだまだだと思ってるけど、彼らから見たらすごいんだな」
という認識を持つだけでも違いますよ。
価値を受け取らないってそれだけで誰かを傷つけることになるのです。
頑張り屋の皆さん。自立してバリバリ仕事してる皆さん。自由に生きてる皆さん。
頭の隅に入れておいてくださいね。
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