お金の奴隷、時間の奴隷。



私自身にも大いに当てはまるこのテーマ。
お金に追われ、時間に追われて本来の自分を見失うことってないでしょうか?

ビジネスの世界では“経済的自由人”を目指す人も多いと思います。
早くに一生分の収入を得たり、それなりのタネ銭を稼いで投資家としてお金に束縛されない人生を得たり。
また、今の収入、今あるお金で十分豊かさを感じられる方もいるでしょう。

時間についても同じこと。
毎日が充実していて、一瞬一瞬を生きている人。
忙しく見えるけれど生き生きとしている人。
のんびりと優雅に過ごしている人。

それとは真逆の生活をしているとしたら、知らないうちに時間の奴隷と化してしまっているのかもしれません。


もっとお金があったら・・・、もっと時間があったら・・・、そんな風に感じることはありませんか。
お金がない、時間がない、という概念に縛られていませんか?

“だって実際無いんだもの”

そう感じてしまうかもしれませんね。

お金の奴隷になってしまう人は、お金と自分とを比較して、お金の方が価値があると思っているようなもの。
それは間違いですよね!自分の方がずっと素晴らしい存在です(というか、お金と自分を比較する時点で本当は間違ってるんですけど、ついやってしまうんです)
奴隷化してしまうということは、お金が主人で、自分はそれに従う人なんです。
お金のある・なしで人生が振り回されます。
「お金があったら・・・」
「お金がないから・・・」
そんな風にお金に依存する生活をしてしまいます。

また、自分自身よりも時間の方を優先していませんか?
時間が主人で、自分はそれに従う奴隷なんて辛いですよね。
「あ、もうこんな時間。起きなきゃ」
「13時までにこの仕事を仕上げなければ」
「したいことがあるのに時間が足りない!」
「1日が36時間あればいいのに!」
これ、時間の奴隷になってる証拠かもしれません。

一生懸命稼いで経済的自由人になったとしても、お金の奴隷になってる人はいっぱいいます。
無くなったらどうしよう、という不安があったり、そのお金に執着してしまったり。

仕事が暇で退屈している人も実は時間の奴隷になっているかもしれません。
終業時間をただ待ってるわけで、その瞬間を「楽しむ」ということができない状態ですから。

思い当たる人は(私も含めて!)もっともっと自分自身に価値を見てあげる必要があるようです。

そもそもお金も時間もニュートラルなものです。
そこに意志も何もありません。

人が、自分がそこにいろいろな意味や価値を付けてしまっているのです。
そして、知らないうちに自分をお金や時間の奴隷にしてしまっているのです。

自分自身は自由であることを思い出してみましょう。
あらゆる選択が可能であることを思い出しましょう。

「お金があれば・・・」と思ってしまう人は、おそらく、普段、我慢や犠牲が過ぎていませんか?
我慢や犠牲がある分、そのストレスがより多くのお金を必要としてしまいます。
自分をもっと大切にしてあげるといいんです。
自分が心地よい生活を意識的に選んであげる方がいいんです。
「なぜか、お金が余ってる」という状態は年収の多い少ないに関係なく起きる現象です。

「時間があれば・・・」と思ってしまう人は、本当にやりたいこと、大切なことに時間を割けているのでしょうか?
周りの目を気にして、誰かのために自分を犠牲にしてませんか?
自分を取戻し、自分にとって大切だと思うことにより意識を集中させてみませんか。
時間の束縛から解放され「あ、もうこんな時間?」と時間を忘れることができます。

そして、自分自身の価値をもっともっと認めてあげましょう。

「私は今、十分満たされています。
 私は素晴らしい存在で、自由を受け取る価値が十分にあります。」

シンプルですけどなかなか響くアファメーションだと思います。

まずは気付くことから。
そして、気付いたら手放していきましょう。

私も日々、チャレンジしています!

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