誰かを許せない時、それは自分自身を許していない時なのかも。



誰かを許せないと感じるとき、
その誰かへの怒りがとどまらないとき、
もしかしたら、それは自分自身を許せていないのかもしれません。

自分なりに頑張ったこと。
一生懸命やったこと。
何とかしようともがいたこと。
健気だったこと。
素直に信じていたこと。

その結果がうまく行かなかったとすると、その自分をひどく責めるようになります。


もっと何かができたんじゃないか。
自分が○○だったらうまくできたんじゃないか。
勇気があればよかったのに。
決断力があればよかったのに。

その自己攻撃があるほどに、その誰かを許すことはできません。

実は誰かを許せない時、それは自分自身を許せないのです。

そこではその誰かではなく、自分自身を許すこと。
自分自身をもっと承認してあげること。
自分自身を慈しむこと。
自分自身を褒めてあげること。

そうして自分自身に優しくしてあげられると、不思議とその誰かへの怒りが鎮まっていくのです。

許せない誰かがいるとき、その誰かではなく、自分自身に目を向けてみてください。
そこから気付くこと、見えて来ることがきっとあります。

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