「過去を忘れられないとき」


その“過去”の程度にもよりますね。
天災や事故などの心身に深い傷を残すものもあれば、病気や怪我などの痛みもあります。
また、人間関係における“過去”を上げればきりはないかもしれません。
友人からの裏切り、周りの人からの心無いいじめ、そして、男女関係での痛い過去。
ビジネスに関する痛みについても、人間関係によるところが多いのかもしれません。


忘れたいのに忘れられないのは、その出来事がまだあなたの心に深き刻み込まれていることを表しています。
だから、忘れられないんですね。

もし、その刻み込まれた痛みが快癒したとしたら、きっと「忘れたい」ということを「忘れている」ことでしょう。

さて、その過去を忘れられないとき。
そこに必然性があるとすれば、それは一体何だと思われますか?

もっときちんと向き合いなさい・・・というメッセージでしょうか?
まだまだ学び足りないところがありますよ・・・という意味でしょうか?

それとも、悪い事をしたんだから償いなさい、という罪悪感がもたらす試練でしょうか?

忘れられない過去があるのならば、今は無理に忘れる必要がないのかもしれません。
とても心が痛んだとしても、つい自分を過剰に責めてしまうとしても、そこに意味があるのかもしれません。

そして、僕からのお勧めがあるとすれば、忘れる必要がないその出来事を、もう一度見つめ直すということ。
目を背けるのではなく、向き合ってみる、ということ。
その方が痛みは強いけれど、早く抜け出せるはずですね。

分かっていても難しい場合は、勇気を出して援助を求めてみましょう。
もし、必要な援助が届かない場合は、もしかしたら、「もう少し一人でがんばって見なさい」というメッセージなのかもしれません。

“必要なことしか起こらない”という原則に従えば、忘れられない過去も、それに纏わるできごとも、すべて意味があるという事なのではないでしょうか。

だとすれば、きっとそこは抜け出せるはず。
忘れられなくても、痛みは去っていくはず。
きちんとやるべきことをやっていれば・・・。

心の処方箋

 

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