エゴとは何か?そして、エゴと上手に付き合うにはどうしたらいいのか?


エゴというのは要するに反抗期を迎えた子どもみたいなもので、なかなか素直に言うことを聞いてくれません。それにはちゃんとした理由もあり、ゆえに解決方法も存在するのです。

根本さん、こんにちは。

気持ちがフッと楽になったり、泣けたり笑えたり、盛りだくさんなブログをありがとうございます。

根本さんに聞きたいのは、心理学を勉強しても、カウンセリングを受けても未だ分からない「エゴ」についてです。

「エゴの声に騙されないで」
とか
「エゴは笑わない」
と言われるように、どうやらあまり好かれない存在?なことは分かります。

私自身、とってもやりたいこと(創作活動)がありながらも
「そんなん無理だよ」
「時間とお金ないし」
「年齢考えなよ」
「成功するのは一掴みの人だけよ」
という声がすっごく聞こえます。

(そして、いざそれをやろうと机に向かうと、やりたいことのはずなのに、ボーッとしてしまい時間ばかり過ぎていきます。)

これがエゴの声なのかなぁと思いますが、、なんでこんな妨害電波みたいなもの、わざわざあるのでしょうか。

根本さんだったら「エゴ」についてどう説明されるのかな…と知りたくなりました。

初歩的な質問ですが、取り上げていただけると幸いです( ^^ )
(Eさん)

いやあ、ありがとうございます!
エゴについてはどこかで一度ちゃんとお話ししたいと思っていました。
そのチャンスを頂けてうれしいです。

エゴってどんなのか?というと、Eさんが書かれてるような「妨害電波」のことを言います。
ただ、妨害電波だけでなく、甘い誘惑を囁いてくることもあるんです。
例えば、ダイエットしているときに
「ねえ、このケーキ、食べちゃいなよ。一回くらい食べたって大丈夫さ。ほら、ずっとダイエット頑張って来たんだし。ねえ、いいだろ?」
とか、今日こそはお部屋のお片づけをしようと家に帰ってきたときに、
「今日も頑張ったよね~!おつかれさま。さあ、お茶でも入れてゴロンと横になってネット見ようぜ!こんな忙しい時に部屋の片づけなんてすることないって。ヒマになってからやろうよ。ね?」
とか、ね?(笑)

色んな言い方ができるんですけど、簡単に言えば「エゴ」ていうのは「傷ついた心」のことを指します。

過去の体験で傷つき、まだその痛みが残っているときに「もう二度と傷つかないように」傷を防衛する存在です。

だから、自分が行きたい方向と別の方を指し示すような囁きをしてくるのです。

それで、好きな人ができて告白しようかな、とか思ううんだけど、過去の傷が疼いてエゴの声が聞こえるようになるわけです。
「ねえ、どうせまた振られて傷つくんだから告白何てしない方がいいよ」
という風にね。

だから、やりたいことをやろうとしても、過去に何らかの失敗体験があって、その傷がまだ残っていると、そのやりたいことを邪魔するような声を叫ぶのがエゴなわけです。

でも、逆に言えば、それによってまた傷つかなくて済むでしょう?
だから、エゴの声というのは悪者のように扱われるんだけど、心の防衛機能であるともいえるんです。

ところが、その傷もこじれると「反抗期を迎えた4歳児」とか「思春期真っただ中の中学生」並みの態度を取るようになります。

「こじれる」というのは「自分の心の痛みを無視して、どうあるべきか?どうしたらいいか?といった行動を取ってきたため、心が拗ねてしまった状態」だと思ってください。

要するに散々「おーい!ここ、痛いんですけど~!ちょっとちょっと、痛いんですけど、癒してくれないですかね~」って心はメッセージを送ってきたわけです。
ところが、「頑張らなきゃ」「人に嫌われないようにしなきゃ」「これくらいできなきゃダメ」とかそんな思いから、その心の声を無視したり、抑圧したりし続けると、そら、拗ねたくなりますよね。

「もう、いいもん。じゃあ、癒してくれなくてもいいもん。これからあんたの言うこと全然聞かないようにするからね!僕の話を聞いてくれないんだからあんたの話も聞いてあげないもん!」という風に。

それが反抗的な心の声になるわけです。

よくインナーチャイルドという言葉が心理系のブログには出て来ると思うのですが、私たちは心の中に「もう一人の自分」が存在しています。
それは「心の声」と呼んでもいいし、「感情」という風に言ってもいいです。

私たちは普段起きている間は「意識」(思考)が優位になっています。
そうすると、「感情」(潜在意識)よりも、「思考」を優先してしまう行動をよく採ってしまいますね。

「しんどくて寝ていたいけど起きて会社に行く」
「謝りたくないんだけど、立場上頭を下げる」
「彼に言いたいことがいっぱいあるけど、嫌われるのが嫌だから我慢する」
「ご飯を思い切り食べたいけど夏に向けてダイエット中だから食べないようにする」
「彼に今すぐ会いたいけど、がっついてると思われるのが嫌だからちょっと素気ないふりをする」
「本当はもっと甘えたいけれど、相手が調子に乗るのは嫌だから辞めておく」
「素直にゴメンって言えばいいんだけど、プライドが許さない」

これらは「計算」とか「思考」とかによる行動で、こうした行動はその素直な、正直な気持ちを抑圧してしまうことがよくあります。

そしたら、拗ねちゃうのも分かると思いません?

皆さんだって、誰かに自分の意志を無視されたり、否定されたりしてたら、その人に意地悪したりしたくなるでしょう?

エゴって言わば、そんな存在なんです。

だから、ちゃんと心の声を聴き、心と対話していくこと、が解決策になります。
もちろん、だからと言って心の声に従えってわけじゃないですよ。
「お菓子が食べたい~!!」という4歳児の言うことを全部聞いていいわけじゃないですよね。
時には与えてあげることも大事だけど、「最近甘いものいっぱい食べてるでしょ?虫歯にもなるし、体にも良くないの。だから今日は我慢しよ」って言うことも大事でしょう?

そうして自分の心ときちんとお話ができるようになると、エゴは逆にあなたを応援するパワーを与えてくれます。

例えば、Eさんの例で言えば

>「そんなん無理だよ」
>「時間とお金ないし」
>「年齢考えなよ」
>「成功するのは一掴みの人だけよ」

という声が聞こえるわけですが、その声が聞こえてきたらイチイチ否定したくありませんか?

「でもしなきゃいけないんだから!」
「好きなことだからやりたいのに何でそんなこと言うの!」

みたいな感じで。

だから、一度、その声に寄り添ってみてください。

「どうして無理だと思うの?時間とお金のことがどうしてそんなに気になるの?年齢が気になるのはなぜ?私が成功しないってどうして思うの?」みたいに質問してあげるのもいいし、ただただ「そう思っちゃうよね~」とか「確かにそうだよね。成功するのって一部の人だけだよね」と共感してあげてもいいでしょう。

始めはちょっと苦労すると思いますが、こうした心との対話は重ねて行けば行くほど、不思議と心に余裕ができてきますし、もちろん、楽になっていきます。

でも、これ、人間関係と同じだよねって思いません???
そうなんですね。
実はまったく同じなんですよね。

「自分対自分」の対話ができるようになると、不思議なことですが「自分対他人」との対話もできるようになっていきます。

実はコミュニケーションって「自分自身との対話」がベースになるんです。

だから、人間関係がうまく築けない、と思っている方は、意外と自分自身との関係もこじれてることが多いんですね。

ということで、そんな皆さんは私の本なら「こじれたココロのほぐし方」 (リベラル社)を読んで勉強して頂くといいですよ(^^)
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