2024/10/22発売!「そのままのあなたが、絶対かわいい。 できない自分も好きになる30の「ほめ言葉」」(PHP研究所)



「そのままのあなたが、絶対かわいい。 できない自分も好きになる30の「ほめ言葉」」(PHP研究所)

ISBN-10 ‏ : ‎ 4569858058
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569858050
ソフトカバー版:1,595円
Kindle版:1,400円


かわいいワンコが表紙を飾り、そのほか、ネコ、オオカミ、ウサギ、ライオンが登場する、やっぱりイラストがかわいい本書。
あるときはおおらかに、あるときは優しく、あるときは少し皮肉っぽく、あるときは聡明にアドバイスを投げてくれます。

実は以前、読者のみなさまから「根本の刺さった言葉を教えてください!」とお願いしました。
そしたらほんとうにたくさんの方からメッセージをいただき、感銘し、思わずまとめて公開してしまいました。

【保存版】ブログや本、セミナー、カウンセリングなどで心に刺さった言葉集。みなさまから頂いた珠玉の思いと共に。

ここでお伝えしていた「本のネタ」が実は本書のことだったんです。
だから、この本はみなさまと一緒に作った本と言っても過言ではありません。
その節はほんとうにありがとうございました。

いただいた言葉をそのまま使った項目もあれば、アレンジさせていただいたものもあります。
この一覧にはないけど「根本が言いそうな言葉」も加えました。

要するに根本はイヌであり、ライオンであり、ウサギであり、ネコであり、オオカミなのです。がおーーー。

そして、どの言葉も「ほめ言葉」です。

みなさんが本を読みながら自分自身に欠けていただきたい言葉を30個集めました。
そして、その簡単な解説を2~4ページにわたってさせていただいています。

ライトにさらっと読めるのですが、実は深い言葉が並んでいますし、何ならワークが付いている項目もあります。

お手元に置いていただき何度も見返してもっと自分を好きになっていただければと思うんです。

この本のお話をいただいて初めて担当者と打ち合わせたのは今年の2月だったと記憶しています。
新橋のコワーキングスペースで本のコンセプトや内容、方向性について話し合いました。

「根本さんの優しい言葉とかわいいイラストで読者が癒される本を作りたい。」

そうおっしゃっていただいたかと思います。
ありがたくその言葉を頂戴し、どういう本にしようかイメージを膨らませました。

ふつうにやれば7月くらいに出せそうかなあ、なんてスケジュールのお話をしました。

そして、どんな言葉を載せたらよいかを考え、読者のみなさまに協力をお願いしたわけです。

そこでひとつ問題が浮上しました。

自立系武闘派女子のみなさまにどんな言葉が刺さったかをお聞きしました。

はたと気づきました。

彼女たちがそんな「優しい言葉」に喜ぶわけがないじゃないですか!!

案の定、なかなかインパクトのある強い言葉が集まりました。
確かに刺さるのですが、ちょっと強すぎる感じがするんです。

そして、そんな皆様の声を聞いて私自身、やる気になりました。
そのときには「自立系武闘派女子を奮い立たせる本」のようなイメージに変わっていたのです。

つまり、担当者さんとコンセプトが食い違い始めたのです。

そこで修正が図られました。

武闘派女子にも刺さるけど、一般の女子たちにも刺さる優しい言葉を厳選しよう、と。

そして、その言葉を動物たちに言わせることにしよう、ということも決まりました。

それぞれのキャラも決まり、そのキャラに合わせたセリフを考えることになりました。

難しいのは「そのキャラに合わせたセリフを、根本さんが言いそうである」ということ。

だから、意外と作業は難航しました。

そして、なぜか一時、連絡がストップした時期もありました。
コミュニケーション不足で、「あれ、今、どうなってるんだっけ?」となったんです。すいません。

でも、寛容な出版社のおかげで6月に方向性が確定し、7月に2,3週間で書き上げました。

ふだん私がブログで語っているようなことを書けばよいので執筆はとても楽しかったのです。

そうしてあれよあれよという間に初校ゲラが完成し、まえがき・あとがきも書き上げたはずのあるとき、事件が発生しました。

神様はすぐに願いを叶えてくれるので注意が必要だ。

もうこれはネタにするしかない!という悲劇でした。

そうして紆余曲折を経てこうして無事、上梓されるに至りました。

本1冊1冊にいろいろな思い出があります。
担当編集者さんとやり取りさせていただきながら1冊の本を作っていきます。
だからどの本でも思い入れがあり、そして、大切な存在なんです。

今回もそんな思いが詰まった本ができました。

表紙もとてもかわいいですし、イラストもかわいいので、自立系武闘派女子のみなさまは若干手に取ることを躊躇してしまうかもしれませんが、勇気を振り絞って立ち読みなどしていただけましたら幸いです。


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