<リクエスト>
好きな人と近づくのが苦痛です。ある程度距離がある時は話していても楽しいし、少しずつ近づいていけるのですが、おつきあいできそうな感じになると、二人きりになると極度に緊張してしまうんです。相手の好意とか優しさも受け取れず、何か試されているような、そして自分はそのテストをクリアできない気がしてしまう……。本当はもっと仲良くなりたいのに、チャンスを壊してしまう自分が悔しいです。
(あやさん)
<根本からの回答>
まっすぐなところが、あやさんの長所。
好きな人と近付くと出てくるのは、たくさんの恐れ、不安。
遠くにいるときは意識しなかった自信のなさが露見してしまうんです。
人としてまだ未熟であること。
大人の女性としてまだまだであること(=自分は子どもっぽいこと)
彼には相応しくない女であること。
私の嫌な部分を見せたら嫌われてしまうだろうこと。
頑張らなくてはいけないこと。
相手に合わせなければいけないこと、などなど。
もちろん、他にもたくさんあります。
義務・不安・怖れ。
そうした気持ちが緊張を生み、プレッシャーになり、応える必要のない期待にも過剰にはんのうして頑張ってしまうんです。
そして、そのハードルは常に高く、自分には越えられないんだけれど、他の人にはきっと軽々と越えられてしまうだろう・・・というもので、だから、私にはきっと無理、と思えてしまうもの。
でも、あやさんはどうしてそんなに自分を認めてあげられないのかな?
きっと素敵なところはたくさんあるはずなのに。
あやさんが近付いた相手は、あやさんに近付いた人でもありますよね。
つまり、何らかの魅力をあやさんに見てくれたんだろうと思うんです。
その彼の気持ち、きちんと見て上げられてましたか?
もしかしたら、あやさんが思う以上にあやさんの魅力を見てくれた人、いたかもしれない。
でも、自信が無くて、自分を認めてあげられないと、自分でそのチャンスを壊してしまうんです。
でも、この文章を見る限り、あやさんはまっすぐで、素直なところが魅力の一つだと思いますよ。
そして、あやさんにとっては、自分を越える時期に来ているのかもしれません。
自分よりも、彼、パートナーを大事にしてあげること。
恥ずかしさよりも、怖れよりも、彼を大切に思うこと。
これができると、自然とこの問題は乗り越えられ、チャンスをしっかりものにできるようになります。
そして、さらに深く、好きな人を愛する事ができるようになるんです。
=お勧め!エクササイズ=
【パートナーがいらっしゃる方へ】
パートナーに「私を愛してくれてありがとう」と言う。
自分自身が愛されるに相応しい存在であることを受け取りましょう。
【パートナーがいらっしゃらない方へ】
あなたの周りの人はあなたに○○な価値を見てくれてます!
○○を10個探してみてください。
期限は今から24時間以内。
かならず、ありますよ。