<リクエスト>
主人には仕事を一緒にする女性がいます(同じ会社ではありません)。 その女性に対する猜疑心を消すことができません。 どうしたら消せるのか、 自分の心にある疑念、どうしたらいいのでしょうか。
その女性を好きだと主人が言わない限りその猜疑心が消えない、私はむしろそう望んでいるのかとさえ思えます。 嫉妬、信じること、依存、恐れ・・・それらと関連しているとは思うのですが、独占欲なのか(他のことに関しては私は独占欲が強いとは思わないのですが)何なのか。 オセロではありませんが、その猜疑心が夫婦関係を壊してしまいそうです。人生半ばにきた夫婦だというのに。
(イドさん)
<根本からの回答>
怖れや破壊的欲求を手放して、より大きな幸せと絆を受け取るとき
<今回のキーワード>
自己破壊的な欲求
自信のなさ
信頼
手放し
成功や幸せへの怖れ
人生半ばにきた夫婦とのお話ですから、大人と見込んでちょっと深い話をさせて頂きます。
その猜疑心はもしかするとイドさん自身の自己破壊欲の裏返しのものかもしれません。
より幸せになること、すなわち、ご主人とのさらなる幸せを怖れている、そんな感情は心に見当たりませんでしょうか?
自分は愛されるはずがない、いつかは捨てられるに決まっている・・・そんな感覚がもしどこかにあるとしたら、その時を待つのが怖い感情は、今、この関係を破壊しようと仕組むのかもしれません。
それが猜疑心であり、「その女性が好きだといわない限り消えないもの」として、イドさんの心に突き刺さるのかもしれません。
ご主人が別の女性と一緒に仕事をするとなれば、女であるイドさんは少なからず不安や嫉妬を感じるものでしょう。
その女性が若々しく魅力的に感じられるかもしれません。
でも、もしそうだとすると、裏返せばイドさん自身がどこかで自分の女性としての魅力に自信が持てないことを象徴しているかもしれません。
そのために、無意識的な動きとはいえ、イドさん自身に別の男性を求めたくなる心理が動いてもおかしくありません。
そこでは、その自己破壊的な欲求、怖れを手放し、より自分たち夫婦が成功し、幸せになることを許しましょう。
そして、さらにはご主人とのさらに強い絆と信頼関係を築くときに来た、と認識してみてはいかがでしょうか。
その成功と喜びと愛と信頼を与え、受け取る準備を始めましょう。
その猜疑心をまずは受け入れましょう。その不安、怖れ、さまざまな感情と向き合いましょう。
そして、より自分が幸せになること、女性としてのさらなる魅力を受け取ること、そして、夫婦がより固い絆で結ばれることを、受け入れましょう。
これを瞑想的な方法を使ってもいいし、この台詞を言葉にして実際に声にだして言ってみてもいいと思います。
この感覚が心深くまで染み込みますように、そして、猜疑心が薄まっていきますように。
=お勧め!エクササイズ=
【パートナーがいらっしゃる方へ】
幸せになる怖れや不安を天に返します
「天」は象徴的なもので、手放しの一つのシンボルです。
イメージの力を使って、今自分の中にある怖れや不安を、より大きな存在にささげます。
そうすることで、心からその感情は少しずつ手放していくことができるばかりか、自分にその感情を起こさせる原因も徐々に見えてくるようになるでしょう。
【パートナーがいらっしゃらない方へ】
幸せなパートナーシップを築きます!と1日30回宣言する。
自分にそれを許すための、少々スパルタなエクササイズです。