１，２回目のデートでは心が動かず、３，４回目で好意を感じ始めたら相手の気持ちが冷めちゃってた問題について。

＊

タイミングを逃してしまいやすい要因ってのがあるんですね。
・考えすぎてしまう
・怖れや不安が強すぎる
・慎重になりすぎてしまう
・ストレスフルな状態
など。どれもつながってるのですが、今日はそこを掘り下げていく回です！

＊

「野良猫をやめたーい！」という切実な訴えをよく頂く今日この頃でございますけれど、秋を飛び越えて冬が来てしまった昨今、皆様はちゃんとこたつで丸まっていらっしゃいますでしょうか？（それやったら野良猫ちゃうやん）

ということで「１～２回目は心が全然動かない」というところにアンダーラインを引きまして、「これ、どういうことやろ？」と思ったんですよね。

・警戒モード全開で相手のことを見極めようとしている。
・元々男や恋愛に苦手意識があるのでフリーズしちゃって「無」になっている。
・子どもの頃から人見知りで、人と仲良くなるのに時間がかかるタイプ。

どんな風に１，２回目のデートを過ごしてるのかな？
そもそも初対面はどんな感じなのかな？

客観的に彼目線で自分の態度を見ることはできます？
そしたら、自分が彼の立場だったらどういう風に自分が見えると思いますか？

気のないふりをしちゃってるのかな？
一応笑顔で話をしてるけど顔が引きつっちゃってる感じなのかな？
楽しくないって気持ちが素直に出ちゃってるのかな？

＊

Ｙさん自身の気持ちの動きはどうでしょうか？

何度かメッセージのやり取りをして「会いましょう！」ってなるんですよね？（最近はとりあえず会うってアプリもありますが）

そのやり取りしているときは「まあ、悪くないぞ。会ってやってもいいぞ」的な気持ちになるわけですよね？

そのときは相手に対してどういう気持ちでいることが多いですか？
「いい人そうだけど・・・。でも、ほんとに自分でいいのかな？」
「悪い人じゃないと思うけど、どうせまたうまくいかないんだろうな」
「今度こそいいんじゃない？なんとかしてモノにしたいなー！！」
「会うことは決まったけど、気に入ってもらえるか自信がなくてめちゃくちゃ不安」
「ほんとに大丈夫な人なのかな？なんかめんどくさいなあ。けど、頑張らなきゃ」
等々。

それでいざ１回目のデートがあるわけじゃないですか。

そのときはどんな気持ちなんでしょう？
朝から服選びに苦労してますか？それともたくさんの人に会ってきたから「とりあえずこれで間違いないやろ」って感じですかね。

何を感じながら待ち合わせ場所に行くのでしょう？
もう心は引いてる、固まってる、感じなのかな？

そして、会ってるときは何を感じているのでしょう？
何とか嫌われないようにするので精一杯なのか、一応楽しそうな演技はするのか、あるいは、相手を見極めるために質問攻めにするのか、あまり会話が弾まずチーンとした雰囲気になってしまうのか・・・。

バイバイしたあとはどうですか？
不安になりますか？
正直、疲れを感じたりしませんか？

好意全開で来てくれる人にぐらっと来ちゃうくらいだから、元々奥手で自分からは積極的に行かないタイプなのかな？

そして、そもそもマッチングする人ってどんな男性が多いですか？
このグイグイ来てくれる人はレアなんですよね？

＊

有名な「恋愛曲線」みたいなのがありまして、お互いの好意がすれ違う図なのですがご存じでしょうか？

一般的に、はじめは男が熱量高く、何とか彼女に気に入られよう、彼女の気持ちを振り向かせようと頑張るんですね。

で、その頃女は「相手のことが分からないからまだ何も言えない！」的な感じで、けっこう冷静なんです。
「おぅ、けっこうこの人グイグイくるなー」みたいに。

それで「悪い人じゃないし、いい人だし、好きになれそうだから付き合ってみようかな」と彼女は決断し、お付き合いがスタートするんです。

そこから彼女の彼への好意はグーンと上がっていくんですね。

一方、その頃彼の方は「やった！！獲ったどー！」（古い）みたいな感じで、最高潮に好意はアップするんですが、その後、少しずつ落ち着いていくんです。

そうするとその好意の度合いが逆転する時期が来るんですね。
つまり彼女の方が好きな気持ちが大きくなるんです。

そうすると彼女の方は「なんか前ほどかまってくれなくて寂しい」とか「はじめの頃の方が熱心に好意を伝えてくれたのに今はなに？」（不満）とか「なんか最近サービス悪いんだけど、気持ちが冷めちゃったの？」（不安）とか思うようになるわけです。

だから、一般的には恋愛に関しては女性の方がエンジンのかかりが遅いものなんですよね。

そのため、あまりにエンジンのかかりが遅いと「よし、彼とお付き合いしよう！」って決めた頃には彼の気持ちはすっかり冷めてたって悲劇も起こりやすいのです。

とはいえ、これは一昔前の話説もありまして、アプリでの婚活が主流になってきた昨今では、女子もけっこう積極的になってますし、一方、男子は大人しい子も増えてきてますので一概には言えないんですよね。

＊

しかも、Ｙさんの場合、３回目のデートで相手の気持ちが落ち着いてくるってのはあんまり考えられないんですよね。

どれくらいのペースで会ってるんでしょう？
月イチくらいは会ってるんですよね？

ちょっと彼の気持ちが冷めるのが早いなあ、と思っちゃうんですよね。

よほど１、２回目のデートでの態度が「俺に興味ないよね？」という感じなのかなあ？

前から

「好意を向けられると引いちゃう」
「自分のことが好きとか言われると嫌悪感が出てきちゃう」

とかそういうところってあります？

長らく自分の気持ちを抑えてきたってことだから、相手に好意を感じていても無表情になっちゃうのかなあ？

で、自己嫌悪ってどうでしょうか？
女性としての自己評価も以前よりは上がりました？

どこか「自分よりも他の女の方がいいんじゃないか？」とか「自分は選ばれないんじゃないか？」という気持ちは残っていますか？（これが母と妹との関係ね）

自分なんかが愛されるはずがない！みたいな思いとかってだいぶマシになりました？

＊

自己評価が低いままだと自分に全然自信が持てないので「どうせ今回もだめだろう」と思ってテンション下がるし、恥ずかしくなって「その気のないふり」をしちゃうし、相手の好意が怖くなって引いちゃうとますます冷めた態度になってしまうんですよね。

しかも、けっこうな数の人に会ってきて、毎回同じようなことが起きてたら、そういう思いもますます強くなっちゃいますよね。

親とのわだかまりがだいぶ解消されてきたなら、その応用編に入ろうぜ！ということだと思うんです。

母や妹との関係を恋愛で再現させないように、それはそれ、これはこれ、と区別できるようにしていきたいですね。

ここからの話はもう少し情報が必要なので、フィットしないかもしれませんが、一般論として聞いてもらえたらと思います。

そのためにまずは「女性としての自分」を客観的に評価してみましょうか。

今までいろいろな男性に会ってきたわけですが、「Ｙさんってこういう方ですよね！」ってほめ言葉をかき集めてみてください。

また、友達とかそれこそ家族から伝えてもらった「女性としての魅力」も一緒に集めましょう。

それで「まあ、自分ではそう思わないけど、そういう評価をしてくれる人が多い」というくらいには受け取りましょうね。

そして、ファッションにせよ、メイクにせよ、自分自身をもっと飾り付けてあげるのもいいかもしれませんね。

また、自己嫌悪の強さがけっこう気になるところなのですが、もしまだまだ自己嫌悪があるなあ、と思ったら自己肯定感をあげる系のワークに取り組むなどしてご機嫌な時間を増やしていきましょう。

「妹に母を取られた」というトラウマは、母や妹へのわだかまりを解消していったとしても、その「パターン」として残ることがあります。

それまでの恋愛が「女に彼を取られた」ようなものだったりして、恋愛だけにそのパターンが残ることもあるんです。

つまり、「妹に母を取られた」→「無価値感が生まれ、自信がなくなる」→「男の人にもきっと選ばれない」→「女としても自信がなくなる」→「母や妹とのトラウマを解消」→「女としての自信のなさは手付かずなのでそのまま残る」という感じ。

だから、「女性としての自分」をきちんと改めて見つめなおしてあげるといいと思うのです。

先ほどお聞きした女性としての魅力を受け取ることやファッションなどに興味を持つことの他に、「どんな女性に憧れるのか？」「どういう恋愛が幸せなのか？」「自分にとってそもそも幸せとは何か？」という部分を見つめなおしませんか？

＊

あるあるな傾向として、Ｙさんのようにしっかり者の長女として生きてきた方は、自分のことよりも他人に熱心になってしまいやすく、意外と自分のことを知らないものなんです。

自分の話をするのが苦手な人もいるし、人のためには頑張るのに自分のことは放置してたり、人のことはよくわかってあげるのに自分のことは全然わかってなかったり、自己探求が好きなはずなのに後回しにしちゃってるようなところが多いとお見受けするんですね。

だからこそ、婚活は継続しつつも、もっと自分を知るってことに興味を持ってみませんか？

例えば、うちのブログに出会って１，２か月でネタ投稿される方って意外と多くないんです。ちょっと突撃部隊の匂いがしますよね？笑

「数えきれないくらい男性に会ってきた」わけですから、とても積極的な女性なのです。
少なくとも「後方待機部隊」ではありませんよね。

で、一生懸命何事にも取り組む方ですし、継続してひとつのことに向き合える強さも持ってますよね。

でも、ちょっと考えすぎる傾向があるかな？とも思うんですけどどうでしょうか。

不安だから、自信がないから、考えすぎてしまうわけですが、考えすぎるとタイミングを逃しやすいんですね。

突撃部隊なのに、せっかくのチャンスを取り逃がしやすいんです。もったいない！

だからこの考えすぎが一番の問題かもしれないです。

おそらく、元々情緒豊かな方だと思うので、そうして自己探求して、自分のことを好きになり、自己肯定感もあがっていくと、「自分が感じていること」にもっと素直になれると思うんです。

そしたら婚活ももっと楽になると思いませんか？

「この人はありだなあ」って感覚的にキャッチできるし、１回目のデートから素直に自分を出しやすくなるし、話だって弾みやすいでしょう。

そしたら案外あっさりうまく行っちゃうと思うんですよね。

だからちょっと遠回りに見えるかもしれませんが、自分をもっと知る！自己探求する！というところにエネルギーを向けることをお勧めしたいです。

◎大阪：11/15（土）12:00-17:00 パートナーシップ・グループカウンセリング【定員４名】

◎オンライン：11/3（月祝）夜スタート！ワークショップ「抱え込み症候群を手放す４週間プログラム」

◎東京：11/23（日祝）11:00-18:00 １DAYリトリートセミナー～１日かけて自分と向き合い、自分を癒し、自分自身と出会う～

◎オンライン：心を整える夜の瞑想会。～自分を見つめる、呼吸をする、深くつながる～【回数券あり】

★根本のセッション
★お弟子を検索する！

●３人の自立系武闘派女子が自分と向き合って幸せになっていく物語。
「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ」（小学館）
●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう？」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください！もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません！（不採用になっちゃったらごめんなさい！何度でもチャレンジ可！です）

＞問い合わせフォームから「根本裕幸へのリクエスト（ネタ提供）」をお選びください。

また、お弟子さんたちのオンラインカウンセリング無料相談「ココロノマルシェ」でも随時ご相談を募集しています。