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親密感への怖れ、ということなのですが、今日はそこと徹底的に向き合っていく方法をご紹介したいと思います。
できるだけ分かりやすく書いたつもりなのですが、考え方を改める必要がある場所もあり、ちょっと難解に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
彼が光だからって自分が光になろうとする必要はない、ということです。
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根本先生のおかげで、無事ヘラクレスくんをゲット、、、まではよかったんです。
そしたら、自分が相手を好きなのかどうかわからなくなってしまいました。
おそらく、好きではあると思うのです。
自分が行ったことから推測するに。(基本的に毎日褒める、ラブレターを渡す、セックスで積極的に動く、甘える等々)
ですが、半分根本先生のブログのテクニックをかなり行った自覚もあり、こんなにちょろくていいの、、?と思う自分もいます。
受け取れてないんですかね。
気持ちがわからなくなるから、ブログを元にラブレターを書いてみる→良い出来栄えだから本人に渡す→すごく向こうが盛り上がる
という流れを何回か繰り返した結果、ものすごく、客観的に見て愛されていると思います。
でも、怖くて怖くて怖くて逃げたいんです。
逃げたいって本人に伝えても、過去の重い話を話しても、彼は私のことを嫌いになるばかりか、どんどん好きになっているみたいなんです。
「養ってー」って言ったら、「いいよ」と言われてしまうし、「留学行きたい」って言ったら「いいね、それまでに結婚しようか。月1で会いに行くよ」とか言われるし、どうしたら良いんでしょう?????
私は彼から離れたいのか家猫になりたいのか、自分の気持ちが一番分かりません。
とりあえずお恨み帳とラブレターだけは続ける予定ですが、私はどうしたら良いのでしょう?
神様仏様根本様。助けてください。
(Mさん)
まあ、ちょろいのはちょろいんですけどね。
女子の心を捕まえるためには数百ページに及ぶ百科事典サイズのマニュアルを30冊以上読破しなければならないのですが、男子の場合は「とりあつかいせつめいしょ」と丸文字で書かれたかわいい絵がたくさん描かれたパンフレットを3枚読むだけでいいんです。
>でも、怖くて怖くて怖くて逃げたいんです。
素直でよろしいです。笑
怖いから気持ちが分からなくなってるんですけど、何が怖いかは分かりますか?言語化できますか?
ただヤバい、あかん、無理、逃げたい!逃げるー!!になってますか?
まあ、「めちゃくちゃ愛されてるじゃないですかー!年貢の収めときでっせ、覚悟決めなはれ」と言うのは簡単なので、ディープな心の世界に飛び込んでみましょうか。
いわゆる「親密感への怖れ」に分類されるもので、「愛されれば愛されるほど逃げたくなる」という野良猫マインドが表出しているのだと思いますが、じゃあ、愛を受け取れよ!と言って受け取れるものではなく、受け取ろうとすればするほど苦しくなり、そんな自分がイヤになるものですから、実は話は単純じゃございません。
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光あるところに陰あり、で、それゆえ、光まぶしい真夏の南国では陰もまた濃くなるものです。
彼がそれだけヘラクレスオオカブトくんで、養ってもくれるし、留学だって行かせてくれるし、重たい話をしても受け止めてくれるし、すごく盛り上がってくれる、となれば、明らかに彼はまぶしすぎるほどの「光」なわけです。
その光に照らされるとMさんはバランスの法則により「陰」になります。
しかも、彼の光が強ければ強いほど、自らの陰が濃く感じられ、そこに意識が向くんです。
その光によって自分の不誠実さ、汚さ、ずるさ、あざとさ、計算高さを始め、罪悪感、無価値感、惨めさ、競争心、嫉妬心、不安感、孤独感などが見えてしまいます。
そんなところは隠したいし、自分でも見たくありません。
まるで陰部に光を当てられてじーっと観察されるような恥ずかしさや嫌悪感、そして、怖れが出てくるんです。
「彼が光であるならば、自分も光にならなければならない」と感じる人もいます。
それは無理!笑
いや、マジでそんなことを目指してはいけません。
それは「競争心」というものか、「光にならなきゃ嫌われちゃう」という依存心のたまものです。
だから、光を目指せば目指すほど、自らの穢れが目に付きますし、誠実になればなろうとするほど、不誠実さが暴れ出します。
いい子になってはいけません。
光を目指すのも悪くはないのですが、やるべきことは、その光に照らされた自分自身の「陰部」と向き合うことです。
自武女といえば叩けば埃が立つもんです。
それを無きものにするのではなく、ひたすらそんな自分を受容し、許し続けるのです。
自らの陰部、「闇」と向き合い、受け入れ、許していくことで、まぶしい光にさらされても堂々としていられるようになります。
恥ずかしさもなく、自らに誇りを覚えつつ、堂々とその光に照らされることができます。
自分が光になることが答えではなく、その光に照らされても胸を張れる自分になることを目標とするのです。
この流れ、思ってたんと違うでしょ?笑
そして、そうして自分がその光に照らされれば自分は輝けるでしょう?
それは太陽に照らされて輝く月のようなものです。
月は隕石などの衝突によってできた傷(=クレーター)を恥ずかしがって隠すでしょうか?そのクレーターを何とか埋めようとするでしょうか?
ただ照らされるままに照らされ、そして美しく輝いているだけです。
また、そうしてその状態になれば、今度はあなたが彼の闇を愛することができます。
彼にはそんな陰部などなさそうに見えるかもしれませんが、もしかしたら、その心の中に深い闇を抱えているのかもしれません。
自らが自分自身の闇を受け入れてきたことが、そこで役立つんです。
つまり、彼を助けることができるってわけです。
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じゃあ、どうしたら自分の陰部を受け入れ、許すことができるのか?
そこでは「感情」とひたすら向き合い、解放し続けることが選択肢のひとつです。
Mさんにとっての陰部はなんでしょうか?
こんな自分を出したら彼に嫌われてしまう。
自分のこの部分がすごくイヤ!
こんなところを見せるなんて恥ずかしくて死にそう。
つまりは、自己嫌悪しているところなんですよね。
そして、それは過去の体験に基づくものもあれば、思春期頃から訳も分からんと生まれてきたものもあるし、自分でもそうと気づいていないものもあります。
例えば「自分は嘘つきで、都合のいい言い訳をいつもしてきた。そんな不誠実な女なんです。」という自己嫌悪があったとしましょう。
そう思っているということは、ふだんはとても誠実に振舞っていらっしゃるし、周りからも「誠実な人だ」と思われていると思います。
でも、ほんとうは自分は不誠実だと思っているから、周りから誠実だと思われることに違和感と罪悪感を覚えます。
だけど、誠実だと思われてるのはいろいろと都合が良いので、時々それを利用することがあります。もちろん、そこでまた罪悪感を積み重ねるのですが、同時に、周りの人たちからの評価を高めることになります。
例えば、ぼーっとしていて仕事でミスをしてしまったとしましょう。
自分の注意不足なのですが、それを「後輩君がちゃんとチェックしてなかったから」として、そのミスを処理することができるんです。
いつも誠実なあなたがそんなミスをするわけないと思われることを利用するわけです。
そして、各所に「たいへん申し訳ありません。後輩のチェック漏れでこのようなミスが起きてしまいました。私がちゃんと見ておけば事前に防げたはずですので私の責任です。たいへん申し訳ありません」と頭を下げることで、自らの評価を逆に上げることができるのです。
でも、心の中では「ほら、だからあたしは全然誠実なんかじゃない。ずるいし、自分のことしか考えてないし、こうして後輩に罪を擦り付けて最低な奴」という自己嫌悪が渦巻きます。
そうして「自分は嘘つきで、都合のいい言い訳をいつもしてきた。そんな不誠実な女なんです。」という思いがより強化されるのです。
で、そのときに「心から誠実な女になろう!」なんて無理な目標を立てないことです。
(これが「光になろうとするな!」ということですね。)
そんなことすればどんどん不誠実な自分を目にすることになるでしょう。
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「自分を許す」というのは私たちが一生かけて行う大事業なわけですけれど、やはりそうした自己嫌悪を受け入れるというのはとても難しく感じるものです。
先ほどの「不誠実な女」という例でもって話を進めてまいりましょう。
誠実になろうとしないってことはお伝えしましたけど、どうしたら「不誠実な自分」を受け入れたらいいのでしょう。
ひとつはそこに伴う感情をただ感じようとすることです。
自分が不誠実な女だと思うとどんな感情が動くでしょう?
怒り、罪悪感、嫌悪感、惨めさ、恥ずかしさ、嫌われる怖れ、見捨てられる不安、自己不信、等々、いろんな感情が出てくるでしょう。しかも、感じたくない感情ばかりですね。
その感情をただ眺め、感じていきます。
そんな自分にすごく怒りがある、ということを認め、ときにその怒りを感じて解放していきます。
このときある程度の客観性を持った方が進みやすいです。
「わたしは不誠実な自分にすごく怒っている」と声に出して言ってみてもいいでしょう。
そして、「そんな自分がすごく嫌いだ」「そんな自分なんて幸せになっちゃいけない
「そんな自分が愛されるわけがない」等々、出てきた気持ちをただひたすら声に出していきます。
時には地団太を踏みたくなったり、泣き叫びたくなるかもしれません。
そういう気持ちも受け入れながら、ただひたすら感情と向き合っていくのです。
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そして、そのプロセスの途中で、多くは過去の古傷とつながってくるはずです。
例えば、自分の不誠実さとそれに伴う感情と向き合っていたら、パッと「家族に対して不誠実だった父」が浮かぶこともあります。
あるいは、「幼少期に嘘をついて友達をいじめたことがあって、その嫌な記憶がよみがえってきた」ということもあるでしょう。
そしたら、意識を当時の父や自分に向け、その自分と向き合っていく、ということを続けていきます。
父に言いたいこと、当時の自分に言いたいことなどを表現したり、その自分を抱きしめてあげたり、心がホッとするまでそれを続けます。
一度ホッとしても、少し経つと「またムカつく!」ってなるかもしれませんので、そしたらまた言いたいことを表現したり、抱きしめたりしてあげましょう。
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そうするとある瞬間に「抜けた」という感覚がやってきて、怒りがすーっと静まっていきます。
そうすると「まあ、それもあたしなんだよな」という気分になります。
それが「自分自身を受け入れた瞬間」「自分の怒りを受け入れ、許した瞬間」と言えるんです。
このプロセスは手慣れたカウンセラーなどと一緒にやるのが望ましく、一人でやるとかえって傷口を広げてしまうからとても危険です。
そうして、「不誠実な女だ」という思いにまつわる感情をひとつひとつ受け入れていくわけです。
そうすると「それもまたあたしなんだよな」という自己肯定感が生まれます。
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まあ、そもそも論として、野良猫マインドが登場すると、この自分と向き合うプロセスからも逃げたくなるものですね。
そういうときは一回、逃がしてあげたうえで、「どうする?もう一度やってみる?」と自分に問いかけ、それで「うん、やっぱりやってみる」って自分が言ったら、また再開すればよいと思います。
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さて、そうして、ふだんは隠している闇に光を当ててお掃除していくわけですが、だからといって闇がなくなるわけではありません。
自らの闇を承認し、肯定した分だけ、光にさらされることを怖れなくなります。
そうすると「清濁併せ呑む」という状態が出来上がります。
「え?じゃあ、不誠実なままでいいの?」という疑問が出てくるかもしれませんが、きっとそのときには「誰もが不誠実な部分を持ってるもんね。自分がそれをどう使うかだよね?」という境地に至っていると思います。
つまり、誠実であることもできるし、不誠実な態度を取ることもできる、というフラットな状態になっていく、ということです。
「まあ、自武女としてこれまで生きてきたんだからそりゃ闇も傷もあるわな。それは名誉の勲章で、器がでかいことを示しているんだぜ?」なんてカッコつけて言えるようになったら最高じゃないですか?ということです。
まあ、要するに「あるものをあるとして認め、受け入れるだけ」という話をこれだけ延々としてきたのですが、ご理解いただけましたでしょうか?
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『ヘラクレスオオカブト君に愛されれば愛されるほど怖くて怖くて逃げたくなる野良猫女子のお話。~いかにして内なる闇を愛するか?~』
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