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「いい関係を築いてきたのに最後の最後で選ばれなかった」という痛みを抱える自立系武闘派女子は意外と多いんじゃないでしょうか?
そこには表面的な部分から分からない潜在意識の世界があり、あるトラウマがそんな状況を創り出していることも少なくないものです。
「わたしが選ぶ」もアリなんですよ。
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例えば、けっこうすぐに仲良くなって「わたしたち付き合ってるよね?」みたいな関係になる。けれど、その辺があいまいなまま仲良くしていると、あるとき「別に俺ら付き合ってるわけじゃないし」と言われ大ショック。
よくよく聞けば、長く付き合っている彼女(妻)がいることが判明。
大泣きして関係を切るが、、、、けど、切り切れず、ずるずると関係を続けてしまう。
「結局、わたしは選ばれないんだ」という思いがずっしりと心に乗っかっている。
例えば、とても気が合うし、話をしていても楽しいし、何なら深い話もできて、きっとこのままだったら付き合うんだろうな、と思っていた。
いつ「付き合いましょう」って言われるんだろうと思ってドキドキしながらデートしていたら、あるとき「あなたには僕よりもっとふさわしい人がいる。あなたとは友達でいたい。」と切り出され、そのときは大人のふりして受け入れたけど、その後の記憶はあいまい。
家に帰ってひとり大泣きして思った「やっぱりわたしは選ばれない」
例えば、相手が既婚者だと分かっていたけれど、別居をしてるほど奥さんとの関係は最悪だし、そのうち離婚するって雰囲気も醸し出してたから普通に付き合っていた。
心も体も相性がいいようで、彼がわたしに夢中になっていることも分かっていたし、わたしも一応不倫だし、とブレーキを踏んでたけど、気持ちは彼に持って行かれてた。
けれど、1年経っても2年経っても何も変わらない。
結局は家族の方が大切で、この人は離婚する気はないんだろう、と薄々気づいてきた。
「わたしじゃダメなんだろうな」とどんどん心が重たくなってくる。
自立系武闘派女子のみなさまとお話していると、ちょくちょくこのようなエピソードが語られることが多いのです。
この例文を読まれて心臓が止まっちまって絶賛AEDを探し中の方も少なくないと思われます。(ゾンビか!?)
そして、似たような体験をされた方はみなさん、なぜなのか?なぜ自分は選ばれなかったのか?を熟考されると思います。
・わたしが自武女だから?すなわち、強すぎた?彼を圧倒しちゃった?
・わたしが女性としての魅力に欠けてるから?少なくとも彼にとってはそうだった?
・逆に、わたしが彼にとっては魅力的過ぎた?
・もしかして誠実そうに見えたけど、実は立派な野良猫/ロックマンで、わたしとの幸せから逃げちゃった?
・ってことはわたしも野良猫女子?ロックウーマン?やだー。心当たりがありすぎる。
・わたしが自分に自信がないことがバレちゃったのかな?
・気が合うと思ってたけど、それは彼が合わせてくれてたり、わたしが合わせたりしていたのかな?
・ほんとはお互い気を使いすぎるタイプだから疲れちゃったのかな?
考えても考えてもなかなかコレ!という答えには巡り合えないですよね。
だってほんとうに分からないことですもの。
それでchatGPTにあれこれ相談してみて、たぶんこうかな?という答えにたどり着いたりするのだけど、だからと言ってショックから立ち直るのは少し時間がかかりますよね。
そして、そこで失った自信もすごく大きいでしょう。
あんなにうまく行ってたのに、なんで最後は振られるの?なんでわたしは選ばれないの?
絶望的な気分になることも少なくないかもしれません。
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こうした問題というのは心の中を掘り下げた分だけの答えがあるものです。
だから、私がそうした相談を頂いたら、とりあえず「ああ、怖かったんだろうねー。」なんて答えることもありますし、「彼にとっては高嶺の花に見えちゃったんじゃない?」と言うこともありますし、「野良猫が出ちゃいましたか」とニヤニヤすることもあります。
が、それはまだ表面上のこと。
その後、あれこれと質問させてもらいます。
今までの恋愛のこと。
うまく行った恋愛とうまく行かなかった恋愛の違い。
恋愛以外の人間関係について。
お決まりの両親やきょうだいとの関係。
仕事や仕事への向き合い方について。
趣味とか推し活とか好きなものとか
他にもいろいろと風呂敷を広げていくでしょう。
「男から選ばれない女」というテーマと「お仕事」がどう結びつくのか?
結局、あり方を知りたいんです。
生き方、というか。
その人がどういう人なのか?
冒頭のあげた3つのケースにしても、誰か1人の話ではありません。
似たような話はあちこちに転がっています。
しかし、その表面上は変わらなくても、ひとつひとつ掘り下げていくと、それぞれ違う景色が見えてくるんです。
だから、お話を伺わないとこれからどうしていけばいいのかが言えないんですよね。
そうすると
「ほほー、ご自身はそうは思ってないみたいだけどだいぶバリキャリでんなー。なんでそんな頑張りすぎてんの?何を背負ってるの?やっぱりお母さん背負ってきたからか?そうすると、お母さんがカギになりそうやね。もしかして彼氏よりお母さんを選んでる、なんてことはないよねえ?まさかお母さんより自分が幸せになっちゃいけないなんて思ってないよねえ?」
なんて話になったりするんです。
その人が恋愛をし、仕事をし、推しを推し、ご飯を食べ、友達と笑い、酒を牛飲するわけですから、そのあり方や生き方は様々な方面に出てくるんです。
そういう情報を集めてみると「お母ちゃんを背中から下ろそうぜ!まずはそこが先や!」って話になるんです。
そしたら、より彼氏にコミットしやすくなるでしょう?という風に。
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で、「選ばれない女」という問題。
何が原因かは様々あるとして(上記のお母ちゃん背負う問題の例はそのひとつ)、最重要テーマは「わたしが選べない問題」です。
「この人と幸せになる!」と決めきれないし、「この人!」と選びきれないという問題です。
仮に自分から狩りに行って見事落としていい関係を作り上げていよいよだ!というタイミングで、バトンを相手に渡しちゃう感じ。
ちょっと“あざとい”やり方としては、いい感じの彼氏の外堀を自分で全部埋めて、あとは「告白」もしくは「プロポーズ」するだけという状況を作り上げて、彼に自分を選ばせようとする場合もあります。
選ぶことに自信がない。
わたしが選んだという責任を負いたくない。
女子だから「選ばれたい」という気持ちが捨てきれない。
そこから何かにコミットができない、という問題も見え隠れします。
それで初めから「選ばれないと分かっている人と親密になる」というパターンを繰り返している方もいるでしょう。
「まず、自分が彼と幸せになるって決めましょう!」
よくそういう提案をするんです。
まず、自分が、決める。
わたしから、彼を、選ぶ。
これは自立系武闘派女子が自立しまくっている一方で、ひそかに大切に隠している「依存心」かもしれません。
隠れた依存。
最後は決めてほしい。
わたしをちゃんと選んでほしい。
女子ならば誰でも持つ思いと言われたらその通りなのですが、この隠れた依存心が「選ばれない女」を作っているのかもしれないんです。
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じゃあ、なぜそこに依存心を残しているのか?
もちろん、様々なケースが想定されます。
けれど、包括的にまとめれば「誰かの愛を受け取っていない」という説が浮上します。
そして、この「誰か」はほとんどが「父」か「母」です。
つまり、「選ばれない」というルーツが父か母のどちらかにたどり着く、とも言えます。
これはもう潜在意識の深いところなのであまり自覚はできないかもしれません。
けれど、理由は分からないけれどこの文章が「刺さった」「ピンときた」「なんかモヤっとした」「ドキッとした」という“感覚”を得た方はたぶん図星だと思います。
「母のために散々頑張ってきたけれど、母はわたしではなく、父(きょうだい)を見ていた」という“痛み”が今もなお残っていて、未だに「母に愛されたい。母にあなたが一番と言って欲しい。わたしだけを見てほしい。」という欲求(ニーズ)を持っているのかもしれません。
その“痛み”があれば、彼に“選ばせない”のも分かってきますよね。
求めていたのは彼の愛ではなく、母の愛だった。
母にすら愛されないわたしが、彼から愛されるはずがない。
母以外の人にわたしを愛されないと、決めている。
この“母”はもちろんそのまま“父”に置き換え可能です。
みなさんの場合はどちらでしょう?
もしくは両方?
「わたしは母を愛するって決めていたのに、母はわたしじゃない他の人を愛していた」というトラウマがあれば、彼にコミットすることなんて怖くて仕方がないのも分かりますよね?
そして、そこに「わたしはやっぱり選ばれない」という思い込みがあったとしてもしょうがないと思いませんか?
それがこの記事の冒頭の現象を作り出しているんです。
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この問題を解消するためのアプローチもいろいろとあります。
〇母はほんとうにわたしを愛していなかったのか?を検証し、母の愛を確認する。
〇母なりの愛し方はなんだったのか?を考え、母なりの愛を受け取ろうとする。
〇自分は母にとってどんな存在だったのか?を確認し、そこから母の愛を受け取る。
〇母に愛されなかったと思い込んでいる「内なる自分」の誤解を解く。
〇母に選ばれずに傷ついている「内なる自分」を助け出す。
ここからさらに掘り下げれば“わたし”が持っている隠れた才能やヴィジョン、ライフワークを見ることもできるでしょう。
そういうアプローチを経ると「母から選ばれなかった」という感覚は消えていくものです。
そして、「選ぶ」ということへの恐怖心もだいぶ緩和されるでしょう。
そしたらそんな彼を逃がさないように外堀を埋めなくても、自然に距離が近づき、そして、自分から相手にコミットし、さらに一歩近づくことができるようになるでしょう。
おそらくその流れに乗ってしまえば、かつて自分がそこで選ばれるのを待って戸惑っていたことなんて忘れているに違いありません。
●3人の自立系武闘派女子が自分と向き合って幸せになっていく物語。
「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ」(小学館)
●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)
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