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ロックマン氏は競争心が強く、プライドも高い種族なので、自分を常に優位に立たせておきたいのですね。
だから、彼女にしたい人が自分よりも大きな器を持っていることを知ると途端に怖くなって逃げ出してしまうという特性を持つのです。
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好きになる人は毎回、仕事ができて社会的地位のある同世代のワーカーホリック男子なのですが、いつも良い雰囲気になると「今は彼女はいらない」と振られてしまいます。
私の外見も内面も褒めてくれるので気に入られていると思いきや、距離が近づくと拒絶されることばかりで「またロックマンか…」と泣かされています。
今回好きになった人も、私の手料理が食べたいと言ってくれ、自宅に来るほど親密になった途端に、「今は仕事の邪魔になるから彼女いらない」「タイプじゃない」「今後も好きにならない」といきなり冷たい言葉をぶつけられました…。
また私が長女なことについて、「君は尽くしたい人だから、次男の方が合うと思うよ」(彼自身は長男)と言われ、私の長女的な振る舞いが重苦しかったのかな…と自己嫌悪に陥っています。
ロックマンからすると、尽くす女はパートナーにしたくないのでしょうか。
ちなみに与えすぎている自覚はありません。いい子、かわいいと言われながらも、パートナーにしてもらえない私と、ロックマンから彼女にしたいと思われる女性の違いはどこにあるのでしょうか?
(Eさん)
たぶん、Eさんがもっと自分の価値とか器をもっと受け止めたほうが良いのかもしれないなあ、と思いました。
色々と可能性は考えられるのですが「(実は)競争心の強い彼がEさんに対して何らかの劣等感を覚えるようになる」のかもしれないと思うわけです。
まったくもってEさんの文章からはその根拠が見当たらないのですが、ロックマン氏にまつわる様々なお話を伺って来た経験からたぶんそうじゃねえかと思う次第です。
いきなりそんなことを言われても信じられないかと思うので、今からあれこれ説得工作に出ようと思うのですが、このパターン、「なんであんたに彼氏ができないのかねえ?」と思われる方に共通する話なので「あたしもそう思うわ」と思った人は目を見開いてこの先を読んでいただけるとありがたいです。
いくつか証拠を並べてみます。
1)仕事ができて社会的地位のある同世代のワーカーホリック男子
2)自宅に来るほど親密になった途端に、「今は仕事の邪魔になるから彼女いらない」「タイプじゃない」「今後も好きにならない」といきなり冷たい言葉をぶつけられました…。
3)「君は尽くしたい人だから、次男の方が合うと思うよ」
仕事ができて社会的地位がある人って見た目以上に競争心が激しいと思うんですね。
そうすると自分より上だと思う人と付き合ってしまうと常に自分が惨めで情けなくて弱くて辛い思いをしなきゃいけないんです。
要するに「彼女に負けてる」とか「こいつにゃ敵わねえ」と思うことが嫌なのです。
でも、プライドが高い彼は当然ながらそんなことは認められませんので、2)のような言い方をするわけです。
彼女いらないって割には積極的じゃなかったの?
かわいいとか散々言ってくれたのにタイプじゃないってどういうこと?
どう見てもあんたの態度はあたしのことが好きだと思うけど?
そんな疑問が山ほど出てきませんでした?
それと同時に「わらわにそのような態度を取るとは許せぬぞ」と思いませんでした?
もしEさんが突撃部隊所属ならとっくに彼は太平洋の藻屑と消えていたかもしれませんよね。命拾いしましたね、彼。
つまり、彼のその言葉は信用するには物足りないものでして、プライドも競争心も高い人が“負け惜しみ”に吐く言葉なのですな。
そして、3)からすれば、たぶん、彼はたくさん与えたい人なのでしょう。
でも、それを言い換えれば「自分の思い通りにしたい。」「黙って俺に従ってろ。」という思いを隠し持っているのかもしれません。
たぶんEさんの方が与え上手なのでしょう。
競争心の強い彼のプライドがそれを刺激すると同時に、ロックマン氏が何よりも嫌う「依存」を感じてしまったのかもしれません。
「このままEさんと付き合ってたら俺がダメになる」みたいな。
一般的にロックマン氏は強い依存心を隠し持っていまして、まんまとその扉を開けちまった武闘派女子たちは急変した彼の態度に「キモっ」「うざっ」と思うことになっているものです。
彼自身もそれが怖いし、イヤなので、自分がEさんに甘えたくなったり、依存的な思いが出てきたりしたらとりあえずシャッターを下ろしてダッシュで逃げることをします。
Eさんが自分の思い通りにならないばかりか、むしろ逆に自分が支配されてしまうような怖れを勝手に感じてるわけですね。
まだまだ信じられない話が続きます?笑
でも、そういう見方をすれば彼の言動の端々にそうした思いが現れてることに気付かれるかもしれません。
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ロックマン氏に代表される自立系の男子たちは常に自分を優位に立たせておきたいんですよね。
でも、うちのブログの読者様のような女性性が豊かでセクシャリティも強い女子たちは、そんな男子をあっさり飲み込めるほどの器を持ち、その高性能レーダーのような感性によって彼のハートを上手に射抜くことが得意です。
もちろん、言い換えれば「彼の痛いところをピンポイント爆撃する能力に長けている」とも言えるわけで、表面上は猫を被っていてもその中身はカバ(陸上における最強の生物と言われる)なので、距離が近づけばガラスのハートを持つロックマン氏は猛ダッシュで逃げ出してしまうのです。
つまり「俺様」を気取れなくなってしまうので「タイプじゃない」「好きにならない」とか負け惜しみを言っちゃうわけです。
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問題なのはEさんや同志の皆さんがその自らの価値・魅力にあまり気づいていないことです。
まあ、恋愛が全然うまく行かなければ自信を持てというのも無理なものですけれど。
なので実際のカウンセリングなどではEさん自身のことをもっと知りたいと思います。
どんな仕事をしているのか?
学生時代はどんな女子だったのか?
その価値観や考え方はどうなのか?
家族との関係はどうだったのか?
たぶん、そうしたお話の中にEさんの器のデカさとか強さとか魅力とかがたくさん散りばめられているんです。
でも、なかなかそのことを自分では気づけないものかもしれません。
特に類友と言われるように自分の周りには自分と似た女子がたむろしてるものですから、武闘派女子に囲まれて生きてる武闘派女子は自分が武闘派であることにも気付けないことが多いですから。
そして、一見、仕事ができて社会的地位もある彼に対して「きっとこの人ならあたしを受け止めてくれるはず」なんて勘違いしやすいものです。
よく「職場の彼の姿を見て惚れてはいけない」とお伝えしてるのですが、それはあくまで仕事上の彼に過ぎず、プライベートも同じようにデキる男かどうかは分からない、、、というか、ほとんどが期待外れだったりするんです。
なので私の元には「今度の男こそイケる!と思ったんすけどねー。やっぱ小さい男でしたわー。ほんまあたしに相応しい男はどこにおんねん」と愚痴を漏らす女子たちが列を為すことになるわけです。(注:下ネタではありません。あ、いや、まあ、それも含むか)
そこで「まあ、男なんてそんなもんよ。むしろあんたが育てるくらいの気概が必要なんやで」と言おうもんなら「そんなんめんどくさいわー。そんな余裕ないわー」と吐き捨てるようにおっしゃるものですね。
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一般的に精神面では女子の方が成長が著しく、30代ともなれば男女間に大きなギャップが生まれてることも少なくないものです。
だから何だかんだ彼女が彼氏に合わせてあげてる部分もたくさん出てくるんです。
好きだから、という理由でそうした彼の幼稚性を受け入れられる女子はさすがなのですが、でも、それにも限界があって「やっぱもっと大人な男がいいわー」ということになるとけっこうな確率で不倫に陥ることになります。
だからこそ、自分が思っているよりも自分は大人になってることを知ることも大事です。
カウンセリングをしていてもほんとよくそこまで考えてるなあ、めっちゃ大人だなあ、と感じることも少なくないですから。
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さて、一般的に「尽くす女」はそれを受け入れてくれる男と相性が良いわけですね。
だから、受け取り上手な男、どっちかというと女性性が豊かな男の方が合うわけです。
でも、そういう男子に女子たちは「あいつにはオスを感じられねえ」という不満を持つことになっておりまして、「結局どうすりゃいいのよー」とカウンセリングルームの机に突っ伏すことになっています。
なのでその「尽くす」という部分をちょっと変えて「あげまんになる」という意識を持つことをお勧めするものです。
今の彼ではなく、彼の可能性にBETするわけです。
自分がプロデュースしたくなるような男をその高性能レーダーを持って見つけようとするんですね。
そうすることでちょっと世界が違って見えるかもしれません。
なので、Eさんのような女子には分かりやすく「もっと上から目線で男を見なさい」と伝言することにしています。
言い換えれば「女王様マインド」を身に着けることでもあるんですが、当然ながらそのためには自分がそれくらいの器であることを思い知らなきゃいけません。
そうなるとEさんはもう少し上のレベルを狙った方が良いですし、間違っても自分が下に下りちゃったらダメなのです。
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上だの下だのという表現は下世話なものですけれど、それくらいの意識を持たないと自分の器に合わない退屈な恋愛・結婚をしやすくなるのですね。
30にもなると「妥協」という2文字が頭の中をチラつくようになるかもしれません。
もちろん、パートナーシップ以外にやりたいことがあって優先順位がそれほど高くないなら別に構いませんが、そうでないならば、そこは心を強く持って男たちを見下ろすくらいの気品を携えたいものです。
だから、そういう女子たちに対しては「より内面を磨いて男を見る目を養う」という方向性でカウンセリングを進めていくものです。
その魅力、価値をより磨いていくわけですね。
そして、ちゃんと自分の器を実感し、さらにそれを広げていくことを目指すのです。
これ、みんな全力で否定されるんですけど・・・同世代にも大人な男性っているんです。
けど、そういう男たちはEさんが見てる世界よりももう少し上のステージにいらっしゃるので、今はまだ見えないのです。
あ、いや、ほんまですって。いるんですよ、マジで。信じてください(平身低頭)。
こういう話を書くと今後しばらくカウンセリングで「あの記事読みましたけど、ほんまにそんな男いるんですか?どこに?ねえ、いるなら紹介してよ。つべこべ言わずにさっさと連れて来んかい!」と机を蹴飛ばされるんですけど、いや、いるんですよ、ちゃんと。
もちろんすべてがあなたの期待通りの大人じゃないかもしれませんよ。
けど、それを伸びしろと感じさせてくれる人がいるんです。
そういう実例ってたくさんありますから。
自分の価値、魅力を認め、器のデカさを知り、そしてさらにそこに磨きをかけていくと「あら?こんなところにヘラクレスオオカブトが落ちてる!!!!」ってことに気付けるようになるんです。
そのためにEさんもライフワークを生きることをテーマにしてもいいでしょう。
自分をより成長させ、磨くにライフワークを生きることは最高のステージです。
自分がやりたいこと、好きなことに素直に生きることだし、もっともっと自分らしく生きられるように日常を変えていくんです。
そうして自らのステージを上げていけば行くほど出会う人の質も高くなっていくんです。
始めは素敵な女子との出会いの方が多いかもしれません。
けれど、その中に「おぉ!」と思わず非文化的な声を発してしまうような男もいるものです。
まあ、全編にわたって信じられない話を書いたかもしれませんし、よくよく話を聴いてみれば別の理由があってパートナーができにくくなってるのかもしれませんが、でも、うちの読者のあるあるな事例なので「少しは当てはまるのかなあ」という目で見てもらえれば幸いです。
自分が思う以上に自分はいい女なんだな、ということを自覚していただければ幸いです。
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