結婚に対して後ろ向きな彼をどうしたらその気にさせることができるのか?



そもそも男性は変化を好まず、安定志向の人が女子よりも圧倒的に多いものです。
だから「独身→結婚」みたいな大きな変化に対しては自然と躊躇してしまうものなんですよね。
だからこそ、ヴィジョンを見せる、欲しいものを欲しいと素直に言うことがとっても役立つんです。

根本先生~
去年、先生の講演会でカウンセラー養成講座4期に入るから4期を開講しろと初対面で曰ったAです。覚えてますか?てへ
優しく対応してくださって嬉しかったです(はあと)
実はあの講演会の直後、彼が出来ました。ただいま同棲中です。先生は恋のキューピットかなんかですか?

今日は彼との結婚について相談させてください。私は今まで、助けたい症候群が原因(?)で、ロックマンや野良猫要素が強く出てる男性と恋愛をしてきました。
今回の彼も多少野良猫&ロックマン要素がありますが、今までと少し違うんです。すごく素直なんです。それに比較的助けられそうな感じがします笑。お互いの考え方やセックスについて結構話し合えてます。こんなに楽に無理せず恋愛ってできるものなんですね!
彼は付き合って3ヶ月経った今も変わらず「いつもありがとう」って伝え続けてくれます。
そんな彼と過ごすうちに私、物凄く結婚したくなっちゃったんです。
それで付き合って1ヶ月たったころから私はあなたと結婚したいんだという話を少しずつ彼の前でし始めました。彼の金銭的な不安や将来の不安なども聞きつつ、それはこうしよう?それはこうしない?と提案していき、先日結婚してくださいって言ってみ?と言ったらなんと結婚してくださいと言いました。
やったぁ!ついにお縄だぁ!と思ったのも束の間。

その1週間後、今すぐ結婚するのもありだけど、普通は2年くらい付き合うもの。それに今はそんなにお金もないし、まだ自分の将来が曖昧だから約束はできない。と彼に言われました。
私は彼の意見も尊重しつつ、私は1年以内にプロポーズしてほしいこと。それができないなら私からプロポーズするつもりでいること。それで無理なら別れることを伝えました。

彼は子供時代にバラバラな家族で育ち、寂しさを抱えて生きてきた人で、最近までもう一度家族を作り直すために結婚したいと思っていたみたいです。
付き合って間もない頃、その話を聞いた時、昔の家族をやり直すという目的ではなかなか幸せな結婚はできないのではないか?と私が彼に伝えたことがきっかけで結婚について考え直し、今は絶対結婚したいとは思わなくなったそうです。

根本先生!私、彼と結婚したいんです。お帰りなさい!ちゅ!とかしたいんです。私にできることってなんですか?
私の親密感の恐れとかも関係してるんでしょうか?
(Aさん)

すればいいんじゃないの?(鼻くそをほじりながら)(お煎餅、美味しいよね)

ま、恋のキューピットなんですね。へえ。よかったじゃん。いい彼氏ができて。

※ちなみにこれらは男を漁りに行くも一向に成果が上がらずヤサグレている読者の心の声であって、私の声ではありませんので、誤解無きよう、お願い申し上げます。

まあ、経済的な面だけじゃなく、自信ないですもんねえ・・・。

そもそも男性は「結婚」という得体のしれないものに対して訳の分からない怖れや不安を抱く人って意外と多いものです。
(私もかつては訳も分からんと外堀を埋められる形で結婚しましたし)

「結婚って何?それ美味しいの?」
「恋愛とどう違うの?そんなにいいもんなの?」
「結婚しなくても一緒に住めばいいんじゃないの?」
「なんか結婚すると嫁に束縛されるってイメージが強いんだよね」
「自分の経済力で養っていけるかどうか全然自信ないんだよね」
「結婚って手続きがよく分からない、というか、めんどくさい」
「ずっと好きでいられる自信もないし、好かれる自信もないしな」
「自分の家庭がめちゃくちゃだったから、そうなるのが怖いのよ」
「今は仕事を優先したいから、結婚って手間のかかる作業に割くエネルギーがないんだよね。」
「結婚すると趣味とか友達と遊ぶことにお金を使えなくなるよね」
「結婚することにあんまり意味を感じないんだよね」

等々、いろいろな言い訳が(言わないけれど)彼の心の中に浮上しているのかもしれません。

あ、武闘派女子の皆さん、このセリフに反応して暴動起こしたりしないでね(はあと)

でも、そういうのってやっぱり今の時代、多いと思いますよ。とても。

生き方の選択肢がたくさんあるのも事実(つまり、結婚していなくても周りからやいのやいの言われることが以前より減っている)ですし、経済的な面で自信がない男性も相当増えてきているので養っていける気がしなかったりもします。

さらには今の生活が「変わること」への怖れも女子が思うよりも強いものです。

ブログやセミナーでよくお伝えしてるんですけど、男女の違いで言えば男性の方が安定志向で、女性の方が変化を好みます(つまりは女子の方が浮気性ってことです)。

つまり、女性は変化に強いんですけど、男性は弱いんですね。

だから、今の独身生活が結婚生活に変わるとなると、それだけで気が萎えてしまうんです。腰が重いというか。

特に彼が「子どもがほしい!」「早く結婚して家を建てたい!」みたいな夢を持っている人でない限り、生活が大きく変わる「結婚」というものには躊躇するものなのです。

彼のように家族がバラバラな家庭で育つと、そもそも結婚に対していいイメージがありませんし、それを反面教師にして「いい家族を作りたい」と思っていても、全然自分にそれができる自信はありません。

また、ここが隠れたポイントだと思うんですけど、結婚ってお互いの両親と顔合わせするじゃないですか。
もし彼が実家にいいイメージを持っていないとすると、Aさんに親を会わせたり、Aさんの両親に自分の両親を紹介することが「とても恥ずかしい」ことのように思えます。

となると、彼の発言が後退した理由もなんとなく分かるかと思います。

で、そんな状況ですので、まあ、彼は「Aさんと結婚したいと思ってはいるけれど、まだ踏ん切りがつかない」という状態なんだろうと思うわけです。

じゃあ、どうしたらいいか?

別に難しいことをする必要はありません。

「結婚したい!」と言い続けることです。
そして、「結婚したらこんなこともできるしー、あんなこともできるしー、むふふふふ」とニヤニヤして、先に幸せ気分を味わっておくことです。

最近流行の言葉を使えば「予祝」ですね。

武闘派女子たちも一応性別は女子らしいので「彼からプロポーズされたい~♪」なんて武器をがちゃがちゃ鳴らしながら夢を語ってくれるんですけど、もし、その相手に日本人を指名するならば、ちょっと可能性は低く見積もった方が良さそうです(笑)

だから、いっそのこと女子の方から「結婚しようぜ!」と持ち掛けた方が案外すんなりいくことが多いんですよね。

Aさんは1年間という執行猶予を彼に付けたわけですけれど、それはよい心がけだと思います。(1年も待てるのかどうかは別の話として)

「大丈夫、大丈夫。心配ないって。あたしとなら幸せな家庭築けるでしょ?ね?大丈夫よ!いろんな手続きとかもあたし頑張るからさー。今度一緒にモデルルーム見に行こうよ!」てな感じで、ぐいぐい引っ張っちゃってもいいくらいです。

そうして、積極的に結婚をリードすると、例えば「新居の選択権」「家財道具の購入決定権」「結婚式並びに新生活の予算管理権」などの権利が容易に手に入ります。

それ、ワクワクしない?
カーテンとか、ベッドとか、冷蔵庫とか、自分で好きな奴を選べるんだよ?

そこで「彼にリードしてほしいのー」とか思っていると、相手がそういうタイプじゃない限り、ずーっと「待つ女」になってしまうわけですね。

でも、これってやっぱりライフワーク的に見ても基本で、欲しいものを欲しいって言う、自分の気持ちに素直になる、ということなんです。

彼だってAさんとの結婚生活に「お!いいね!」と思えるようになったら、自然とその気になりますし、むしろ、あれこれ積極的に動いてくれるようになるかもしれません。

だから、せっかくお縄を頂戴したのだから逃がすのはもったいないですよねー。

とりあえず、デートで彼と会ったら「ちゅ」するようにして、未来に向けて練習でもしといてくださいな。

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