自分が幸せになる決断をしようと思うのに、なかなか動けません。

＊

動けないには動けないなりの事情があるもんです。
そういう時は少し意識を広げて人生全般を見渡してみるのもお勧めです。
自分がどういう生き方をしたいのか？からパートナーシップを眺めると、より結論が出しやすくなると思うのです。

＊

セクシャリティのセミナーはもう終わってしまいましたが、また近々コラボ的な感じで開催する予定です（はあと）。

リピーターさんが多いか？というと、どうでしょう・・・
実はそういう数字を調べたことがないので分からないのですが、1/3～1/4くらいでしょうか。セミナーにもよりますが。

年齢も聞いたことはないですけど、20代後半から50代が主力ですね。
こういうブログを書いているせいか、女子が圧倒的に多いです。

興味あるテーマだったり、「呼ばれてる？」って感じたら一度参加してみてください。
「ブログのイメージと実際の根本さんのギャップが面白い」と感じてもらえたら幸いです（笑）

さて、

＞自分のために、自分が幸せになる決断をしようと思うのに、やっぱりまだ夫が好きだと思うと離婚できず、子どもも早く欲しいから、続けるか離婚をするか早く考えなくては…と思うのに動けません。

という女子はけっこう多いですね～。
旦那と、ではなく、彼氏と別れた方がいいんだろうけど・・・という方も。

離婚するのかしないのかって決断は人生の大きな分岐点ですので悩むのは当然だし、悩んでもいいと思います。
「胃に穴が開くくらい悩んでもいいですよ～」なんて伝えることもあります。

で、Ｙさんのような思いが出てきたときに、ちょっとよくよく観察してみるといろんな心理が見えてくるものです。

「自分が幸せになる決断をしようと思うのに・・・」て感じる背景に何があるんでしょう？

１つ目は「罪悪感」ってのがあって、自分を幸せにしたくない自分が決断させないようにブロックしているってケースです。

罪悪感というのはとかく自分をいじめたい、傷つけたい欲求を掻き立ててくれるので、「私は今、幸せじゃない！！！！」って感じたとすると、喜んでその状況をキープしようとします。

その場合はもっと幸せになることを許す、自分を許す、ということが大きなテーマとして掲げられます。

２つ目は「そもそも決めるのが苦手なんだよね～」という女子あるある。
女性性って流れに乗ったり、順応したりするのは得意なんだけど、物事を決めて動くのは苦手です。

私のクライアントさんたちにも「動かない妻たちシリーズ」という方々がいてウダウダ言うのが仕事みたいになってます。
でも、彼女たちは気持ちが整うと驚くほどのスピードで行動するので、そのタイミングをただ待ってる私がいるんですね。

だから、「そうか、あたし女子だから決めるのが苦手なんだ。でも、そのうちパッと動けるようになるんだ」と思っておくのがお勧めです。

あ、この話、最近書いたような気がします・・・（笑）

３つ目は「今もそこそこ幸せなんだよね」というケース。
今まで「そんなに幸せ！あはっ！！って感じたことはないんだけど、そこそこ幸せでやってきた」というタイプの方は、こういうシーンで「うーん・・・」と悩みやすいです。
１００点じゃないけれど、７０点くらいの幸せを感じていた場合、そこを飛び出す勇気ってなかなか出ないもんです。

しかも、今も旦那のことを除けばけっこう満足した生活を送っているとすれば、それを捨ててまで離婚する？って葛藤しやすいんです。

かつて、旦那と揉めてたんだけど、家は注文住宅、家財も全部自分のお気に入り、猫もいて、旦那の実家とも仲良しで、という女子がものすごく悩んでたのがこれでした。
結局、「年下男」の出現により、離婚まで一気に進んだんですけどね。

私の幸せって何だろう？何に幸せを感じるんだろう？という視点が大切です。

そういう意味では４つ目。「幸せって何？それっておいしいの？」って状態の場合。
ずっと不幸だった、というよりも、それなりに満たされた生き方をしてくると、はっきりと「私はこんな状況が幸せなんだ！」というものが分からなくなっています。

ここでは私の望むもの、理想、夢、野望などを再確認・再構築することがお勧めです。

＊

旦那さんとのことが不安で、不満があって、ギクシャクしていて、子どもも産みたいし、早く何とかしなきゃな～と思ったとしても、そんな事情があったらなかなか行動には動かしにくいものです。

「この人とは同じ部屋の空気を吸うのも嫌！」ってなったり、「旦那が帰って来ると思うと寒気がする！」ってなったりするなら、決断はしやすいです。
でも、そこまでじゃないんでしょう？

「別れた方がいいんだろうな～」と思いながらもなかなか決断できない背景には、「今もそれなりに満たされてる部分がある」とか「元々自分から動いて変化するのが苦手」という要素もあるのかもしれません。

だから、そういう時は、旦那さんとどうしたいか？離婚したいのか？ということを考えるよりも、もう少し大きな目線で捉えた方がよくないですか？って提案をするんです。

それが「ライフワークって何か考えてみようぜ！」ということです。

私が本当にしたいことって何だろう・
私がワクワクして、ときめいちゃう生活ってどんな毎日だろう？
私が好きなものって何だろう？そして、それは嫌だ！ってことは何だろう？
私がしたい生き方ってどんななんだろう？

そういう問いかけを自分にしてあげるんです。
そういうセッションの流れを書いた本がコレ。
↓
＞「つい「他人軸」になるあなたが７日間で自分らしい生き方を見つける方法」（あさ出版）

ふふふ。見事なステマ。流れるような展開から生み出されるステマ。さすがでしょう？？？（笑）

＊

実際、Ｙさんのようなテーマでご相談にいらしても、根本先生からは仕事のことを聞かれたり、趣味について突っ込まれたりすることが多いんです。

夫婦のことで相談に来てるのになぜ？って疑問に思われるんですけど、パートナーシップというのも「私の人生の大切なもののうちの一つ」だとすれば、他の大切なものにも目を向けて、それをトータルに見て行くと、旦那さんのことも捉え方が変わって結論が出しやすくなるんです。

「私の理想はやっぱり夫婦で過ごす時間を大事にできる生活かな。仕事は頑張ってほしいし、私も仕事したいんだけど、週末と平日も１，２日は夫婦でちゃんと話をしたり、セックスしたりする生活がいいのよね。
緑の多いところに住んで一緒に散歩もしたいし、たまの夜は近くのオープンカフェでランチをしたいし、こじゃれたレストランでワインも一緒に飲みたいしね。
それで将来のこととか、今度の旅行のこととかを話ができる関係がいいんだよね。」

「私の理想は？私の望むワクワクする結婚生活は？」というのを、仕事や趣味なんかを絡めながら考えていくんですね。

そして、私のワクワクする生活を描いてから、そこに今の旦那をキャスティングするんです。

「うーん、全然、ハマらないなあ・・・」てことならば、気持ちは固まりやすいですね。

昔の妻というのは「幸せにしてもらう」という立場だったんですけど、幸い時代は変わり、自分で自分を幸せを創造することができるようになってきました。

だから、自分軸で、自分を主人公にしながら「私はどうしたいんだろう？どんな生活がしたいんだろう？」と自分の心に聞くことが必要になるんです。

すぐに分からなくてもいいんです。
それをあれやこれやと考え続けていくと、内なる「おおお！！！こういう生き方してーぞー！！！」ってワクワクが出てきます。

そんなときはこの本がとても役立ちますね。
↓
＞「つい「他人軸」になるあなたが７日間で自分らしい生き方を見つける方法」（あさ出版）

相変わらず、見事でしょ？
ぽちっとしてみたくなりましたか？
まだ？？？
え？まだ？？？

明日発売日ですよ。
もう書店によっては並んでますよ。
アマゾンも発送を始めてますよ。
↓
＞「つい「他人軸」になるあなたが７日間で自分らしい生き方を見つける方法」（あさ出版）

＊

最終的に自分の人生を決めるのは自分。
だって自分の人生なんだから。

そう思って自分の心のうちとあーだこーだと向き合っていきましょう。

何が好きなんだろう？
何がしたいんだろう？
何にワクワクするんだろう？

そういう問いかけが取っても役立ちます。

＊

最後にセックスについて。
これも同じことなんですよね。

レスの相談のときなどはこんな質問をします。

そもそもセックスって好き？
あなたにとってセックスってどんなもの？
それは旦那さんと共有できてる？
どんなセックスがしたいの？
どういう風に愛し、愛されたいの？

こうしてセックスと向き合ってみることも、恥ずかしいけれど役立ちますね（＾＾）

こういうセミナーもやってます。
↓
大阪：6/30（土）13:00-16:00
「自立系武闘派女子のための恋愛講座～私に相応しい恋と結婚について考える～」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/24355

講演会もあります。
↓
講演会「自分らしい幸せな人生を生きる方法～ライフワークの見つけ方・生き方～」
大阪・東京・名古屋・札幌・広島・福岡・那覇で開催。
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/24779