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5年も我慢できている、という時点で、自分が大人の女性の部分を抑圧していたり、大事にできなかったり、という背景が見えてきます。
アンダーグラウンドで処理しなきゃいけなくなる前に、自分をもっと愛してあげたいですね。
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こんにちは。いつも先生のブログに励まれております^^
今5年付き合っている彼がいます。
肉体関係が最初の2.3カ月しかなく、それから5年ありません。 いってきますの軽いキスは普通にしてますが、それ以上はないのです。
すごい悩んで積極的にこちらから挑んでみましたが、3回目に断られた時にはもう自分からは行けなくなり、5年たってしまいました。。。
私は彼が着替えていたら「おっ裸だ」と思うのですが、私が隣の部屋で着替えていて、彼が突然入ってきた時に、ぱっと隠したのですが、彼は無反応でまるで私は透明人間なのか?という感じでした。
そういったちょっとした積み重ねで、どんどん彼に合わせるのが嫌になって来てしまいました。
ご飯作ってくれたり、御馳走してくれたり、まめに連絡をくれます。
私と一緒にいようとします。
自分から抱きついたり、腕枕して^^と言ったりすると、抱きしめてはくれます。
もともと淡白な彼だと思います。
見た目もおしゃれで周りからも、素敵な彼と思われますが、浮気の気配が感じられず、私と一緒にいようとします。
なので不思議です。
5年の間に、女っぽくしたり、笑顔講座を受けたりといろいろ試みましたが、どうしてもムラムラとしてくれないと解り、
私の気持ちは、諦めと怒りがふつふつと湧いてきているようです。
我慢も限界になって、最近既婚者の方に誘われて、体の関係を持ってしまいました。それはそれでものすごく罪悪感だったのですが、体を求められることにとても幸せを感じてしまっています。
今の彼はすきだし一緒にいたい。けど女として見られない。 そうすると彼の行動に合わせて、会ったりどこか行ったりすることが、苦痛になってきました。
気付いたら「もういやだ」と心の中で呟いている自分がいます。
いったいどうしたいのか自分でもわからなくなりメールしてしまいました。
女としての自分を受け入れていないのは、彼ではなく自分自身なのでしょうか。
抱いてくれないのは、私が私を抱きしめてないからでしょうか。
小さい時に弟が生まれて、弟に母をとられたと思いがあるようで「抱きしめて!」とすごく彼や付き合った人に思ってしまします。
別れる勇気もない私です。
愚痴になってしまいスイマセン。
どうぞ宜しくお願い致します。
(Sさん)
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5年もよく我慢しましたね~。
ていうか、なぜ、5年も我慢できたんでしょうか?
それだけ我慢していればふつふつ怒りが湧いてくるどころか殺意に変わってもいいくらいかもしれませんよ(笑)
Sさんも元々淡白なタイプなんでしょうか?
それとも自分を出すのが苦手なタイプ?
セックスがなくてよかったことは?って聞かれたらどんな風に答えますか?
そこにも一つヒントが隠れていることもあります。
着替えてる最中に彼が部屋に入って来てとっさに隠すくらいですから、Sさんはちゃんと女なんですよね。
裸だ!って感じるわけですし。
こういうレスの問題ってとても多面的な要素があって、一般的には「女としての自分を許してない」という見方をするんですね。
ここで言う「女」というのは「大人の女」という意味で。
セックスをするような女、という部分に抵抗があったりね。
すなわち、
>女としての自分を受け入れていないのは、彼ではなく自分自身なのでしょうか。
という風な見方をすることが多いんです。
Sさんは大人の女っていうとどんなイメージがありますか?
自分自身にそのイメージを照らし合わせてみるとどんな感じがしますか?
セクシャルな私。
例えば、真っ赤な口紅を塗ってセクシーな下着を身にまとう自分てどんな感じでしょうか?
露出の高い服を好んで着る自分を想像するとどんな感じがしますか?
そういう風にしなきゃいけないってわけではありませんけれど、もし、抵抗がなければ、敢えてそういう風に過ごす時間を作るのも一つの手です。
幸い(?)既婚者の男性に求められた経緯もあるわけですから、むしろ、取り組みやすいかもしれません。
赤い口紅を付けて、セクシーな下着姿で過ごしてみるんです。
もちろん、彼がいないときでいいですよ。
“大人だなあ、セクシーだなあ、エロイなあ”と思うルームウェアを着用するのもいいでしょう。
性的欲求を許す、という感じ。
もちろん、自分でするとか、そういうビデオを見るとか(ネットとかで見られますよね)、自分自身の性的な部分をちゃんと意識してみるのもアリです。
道具を買ってテクニックを磨いてみたり、自分の性感帯を開発するのもおすすめですよ。
そうすると虚しくなるって声を耳にしますが、虚しくなるのは大いにOK。
それは自分が女である証ですからね。
求めても拒否されると、自然と彼の前で女を隠すようになり、その惨めな思いやショックから彼がいなくても女であることを遠ざけることもあるんです。
だから、ちょっと勇気は要りますね。
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レスの原因の一つに「頭脳派」というジャンルがあります。
普段から思考的に生きていると、自分が人間という動物であることを忘れます。
都会で生活しているとよくなりがちな現象です。
動物であることを忘れる、というのは、生命を感じることが少なくなる、という意味でもあります。
Sさんや彼はそうした自然に触れる時間って作っていますか?
例えば、農作業をしてみることをお勧めすることもあるんです。
土に触れる、という。
夏ですから、海や川に行くのもアリです。
ガンガン体を動かすのもまた動物的感性を呼び起こしてくれます。
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また、そこから発展するとスタイリッシュな都会派の生活をしているケースでも、自然から離れてしまいます。
動物的な行為を避けるようになります。
怒りを感じなかったり、嫉妬しなかったり。
これは彼に当てはまることかな。
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弟が生まれてお母さんを取られた、という感覚が強く残っているとするならば、Sさんの中に「小さい、可愛い存在の方が愛される」という意味付けがなされてることもあります。
ママ、を求めてるんですね。
抱きしめて、という欲求も、セックスではなく、親が子を抱っこするようなイメージで捉えていたり。
そうすると、大人になりきれずに自分を少女のまま成長を止めてしまうこともあるんです。
この点はインナーチャイルドを癒してあげると効果的な場合も多いです。
少女から大人の女性に自分を育ててあげます。
彼が腕枕をしてくれたり、抱きしめてくれたりするときに感じる安心感はインナーチャイルドが喜んでいるのかもしれません。
その時は女というよりは少女なSさんがそこにいるのかも。
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「女として扱われないことへのストレス」よりも「彼の元を離れることのストレス」の方が強ければ、つまり、別れたくなければ、セックスへの欲求を抑え込むことは意外とたやすいことも多いんです。
だけど、その前者のストレスは抑え込んでいるわけでどんどんと大きくなっていってどこかで爆発させてしまいます。
既婚者に求められたときに反応してしまうのはそんな部分ですね。
その結果、好きなんだけど、罪悪感もあり、怒りもあり、で、好きな思いが隠れてしまって見えなくなることも多いんです。
そういうのって別れてから後悔するんですよね。
だから、自分なりに女を取り戻していくのはその怒りをさらに増幅させることになりますが、それゆえに“本気で”彼にセックスのことで向き合うチャンスが与えられます。
それで、彼と話し合うことをお勧めするんです。
話し合い、というよりも、涙ながらの訴え、という方がぴったりですけれど。
「あなたのことは大好きで、ずっと一緒にいたいし、一緒にいられるとすごく幸せ。だけど、私も女なの。だから、抱かれないことがすごく辛いの!」
彼を失いたくない気持ちから、セックスを我慢するようになると、その部分を外で満たさなきゃいけなくなっていき、それが癖になってしまいます。
それも嫌ですよね。
だから、まずは彼に訴えられるくらい、大人の女の自分を大事にしてあげませんか。
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