不倫の彼がいるのですが、どうしたら不安を感じずに心を穏やかにできますか?



穏やかな日々は2泊3日くらいで飽きるので、不安という刺激物を求めてしまうのです。
それがなかったらアタシじゃない!て感じにね。

***
根本先生こんばんは。
どうしたらいいか分からなくて、苦しくて、
心が壊れてしまいそうで、どこかに助かる
ヒントはないかと、本も読ませて頂いたり、こうして夜な夜な拝見させて頂いている毎日です。

彼とはもう2年半不倫関係にあります。彼が
奥さんへ離婚を切り出してから、3年になるのですが、奥さんは「子供2人を育てていくことへの不安から、我慢して結婚生活を続けていきたい」と話しているそうです。

状況が変わらないことへの苛立ちや将来的な不安から、「私の人生はあなた次第なのよ。あなたが頑張ってくれないと私は…」と、彼を責め続けた日々もありました。
彼の葛藤も分かっていたし、傷付いていることも、悩んでいることも分かっていて、助けてあげたいのに、自分の思いをぶつけるしかなく、追い詰めることしか出来ないことに罪悪感で、ボロボロの日々を過ごしていたこともありました。

そんな時、根本先生のコラムを拝見させて頂いて、私の人生、彼軸で回っていることにハッとしました。「誰かに決められているんじゃない。私が一緒にいたいからいる。それでいいんだ。」そう思ったら、すごく楽になったんです。
だけど、やっぱり心の奥底の方から、たまに顔を出すんです。不安の波が私を襲おうとするんです。自分の人生なのに、この先どうなるんだろうという不安が。
でも、それはやっぱり自分自身の問題ですよね?この不安は、色んな覚悟が出来ていないことの表れとか、自分軸になりきれていないことが原因でしょうか。
どんな風に考えたら、この心を穏やかにできますか?そして、自分で選択した人生に前を向いて歩けますか。
(Mさん)
***

実は似たような質問をこの週末、複数の方に尋ねられたような気がします。

「心穏やかに過ごしたい。もういい加減、そういう人とお付き合いしたい。」

とか言うてる人がいましたので、

「そういう人と付き合って楽しいと思えるタイプなん??」

とサクッと切り返したところ、直立不動になり、

「す、すいません!出過ぎたこと言いましたっ!確かにそういう人生、めっちゃ退屈っすよねっ!!私、そういう男いりませんっ!!」

と素直に納得してくださいました。

>どんな風に考えたら、この心を穏やかにできますか?そして、自分で選択した人生に前を向いて歩けますか。

まずは、こう不安があって、上がったり下がったりのアップダウンを繰り返すのは辛いので、心穏やかな日々が欲しいと思うものですが、、、そういう人生をMさんは楽しいと思えるのでしょうか???

毎日が平穏で静かで落ち着いた日々が続くんですよ。

もちろん、数日はいいと思います。
すっごくいいと思います。

でも、1週間経ち、2週間経つとだんだんイライラしてくると思います。
そして、根本さんにまたメールを送りたくなります。

「心穏やかな日々を過ごしています。ずっと欲しかったものだったのですごく嬉しくて幸せで。でも最近、そんな穏やかな日々なのにちょっとイライラするようになってしまったのです。
以前のような日々に戻りたいとは思いませんが、少しは刺激があった方が楽しいのかもと考えるようになったのです。」

私の主要顧客層であられます、自立系武闘派情熱女子の皆様はその名のとおり、自立系であり、武闘派であり、情熱系なので、もっとも嫌いな言葉が「退屈」です。
日々、刺激に溢れていなければ満足できず、それがために、彼女たちの多くは『自ら進んで刺激物となり、刺激を作り出す』という境地に達しています。

故に男は簡単に手に入らない「野良猫系」や「ロックマン」や「不倫系」を自ら望みます。
今、好きな人がいない、という状況が耐えられないので、わざわざ過去の男を引っ張り出してきて恋をする人もいれば、常にハンターの如く獲物を探して夜の街を徘徊する人もいます。

そこでMさんのご質問に真正面から答えましょう。

>どんな風に考えたら、この心を穏やかにできますか?

そんな人生、本当に望んでると思いますか???
2泊3日くらいで十分なんじゃないですか???

というのも、穏やかで落ち着いた日々を望む人は今のような恋は選ばないのです。

そもそも論として、不倫というのはどうしたって感情が刺激される恋ですよね。
「好きになった人にたまたま奥さんと子どもがいた」ってのは顕在意識の話であって、潜在意識ではあり得ないんですね。
すべて分かって、自らが望んで、「あたしはこいつがええねんっ!!」って指さして選んでいるのが彼なんです。

それで感情をぶつけまくったでしょう?
それを「彼をサンドバックにした」とも言えますし、「相変わらずMさん、素晴らしい火炎放射器お持ちでんなあ」とも言えるわけですが、それだけ情熱的な恋がしたいMさんが穏やかな日々を求めていると思います???

2、3日はそういう日があってもいいと思いますが、それがずっと続くのはもう、ちょっと無理ーーーーっ!て感じではないでしょうか。

>不安の波が私を襲おうとするんです。自分の人生なのに、この先どうなるんだろうという不安が。

その時はこう叫んでみてください。

「これぞ、これぞ、私が求めていた“刺激”じゃーーー!!」

この不安がね、強い刺激でしょう?
「ああ、これがなきゃやってられないのよーー!!」って沖縄そばにコーレーグースをガンガン入れてるようなもんなんですよ。
コーレーグースってめっちゃ辛いっすよ。見た目は酢みたいだけど。

情熱系女子は「この先どうなるのか?」が分かるような人生は面白くないと一刀両断にしています。
不安の波をうまく乗りこなすサーファーになることは望むけど、波のない凪な人生は退屈なので嫌いです。

不安は嫌なんだけど、不安がないのはもっと嫌なんです。

ジェットコースター好き、お化け屋敷大好きみたいなもんなんです。

だって「怖い」のって嫌でしょう?何が出てくるのか?どうなるのか?分からないのって「不安」でしょう?

だからホントは嫌なはずなのに、怖いのと不安なのでいっぱいにさせられるジェットコースターやお化け屋敷になんでみんな行きたがるんでしょう???

お金払ってまで怖い思いをするって・・・変態ですよね??

さあ、Mさん、もう理解されましたね?
私が情熱女子であり、火炎放射器使いの武闘派であり、かつ、ど変態であることが。

だから、しゃあないんです。
そらね、優しくて穏やかで精神も職業も安定していて、いつもMさんのことを見てくれて、愛してくれて、親の介護の心配のない次男で、実家も遠く離れている彼がいいとみんな思うんです。
でも、そういうのは2泊3日、せいぜい、1週間くらいで「ああ、もう満足」なんです。
そういう恋は私には向かないし、望んでないってことなのです。

「やっぱりあたしは都会にしか住めない女だわ」と成田でひとりごちるように、「やっぱりあたしは刺激のある恋にしか生きられない女だわ」とぶつぶつ言ってみてください。

そういう見方をしてみると、

>自分で選択した人生に前を向いて歩けますか。

ということも可能かと思いますがいかがでしょうか???
私はよく「しゃあないやん、あんたはそういう女なんやから」って言うんです。

すなわち、「不安になるのも自分の選択」ということなのです。

#今日は最後の1文だけまともなことを言いました。

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