好きな人から女として見られない私。


投影の法則を使えば、自分が思っているほど自分のことを女として扱っていないみたいですね。
そうすると相手もまた男の部分を出さずにユニセックスな関係を築きやすくなるのです。

***
いつも興味深く拝見させていただき、元気をもらってます!

私も情熱的な女や2番目の女にとっても当てはまるなーと思っています。
しかし、その中でもちょっとわたしはちがうかも?と思うことがあったので我慢しきれず、もし取り上げていただけるとうれしいです。

わたしは好きな人ができても2番目の女というか、そもそも土俵にも上がらせてもらえない、女としてみられないと思うのです。

いつも仲良くなって好きになって頻繁に連絡をとるようになって、いい感じかなと思った途端、実はもっと深い仲になっている女性がいて、いつの間にか応援する立場になってしまうということがおきます。
相手も私のことを悪くは思っていないと思うし、じゃあなぜ相手からも連絡が来るの?あれは一体なんだったんだろう?となってしまいます。

実は今も好きな人がいて、2年前から頻繁に連絡をとるようになり、いまでは毎日連絡をとっている人がいます。
私の気持ちは知っているはずなのに、あの子がかわいいとか、合コン開いてとか言われているので、あーまた女としてみられていないんだなと思って悲しい気持ちになっています。
彼に執着や依存しないように心がけているし、彼の足りなさも承知の上でそれでも好きな気持ちが変わらないので、彼に求めることはせずに好きな気持ちを受け止めて、彼の相手が私じゃなかったとしても、幸せを願おうと覚悟はしているつもりです。

ただあまりにも繰り返されているし、自分っていったいなんなんだ、このまま私は女としてみられないのかと不安にもなっています。

まあ単に私には魅力がないだけかもしれませんが笑

お忙しい中だとは思いますが、もしとりあげていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
(Mさん)
***

この間、一日がかりの心理学講座で「投影」を扱ったんですね。2番目のテーマとして。
で、もちろん、一番大切なことなので実に3時間近くこのテーマを引っ張りました。
参加された方から質問がバンバン出て(←これはとてもうれしいことなのです)、とても充実した時間になりました(自画自賛なう)。
ゆえに、今、私の中ではちょっとした投影ブームが起きてまして、Mさんからのリクエストにも投影ベースでお答えしたいと思うんです。

もし、Mさんが某有名女優だとしたら、彼に対してどんな態度を取ると思われますか?
今と同じでしょうか?
また、好きな人が、あの子がかわいい、とか、合コン開いてって言って来たらなんて答えるでしょう?

さて、投影というのは私たちの潜在意識にある感情を映し出してくれます。
心象風景を外の世界に見せてくれるんですね。

とするならば、「女扱いされない」という景色が外の世界に見える(起きる)のであれば、それはMさんの心の中で起こっていることと言えるのです。

誰がMさんを女扱いしていないのでしょう?
それは彼だけ?

そう、私自身、ということになるんです。

もちろん、異論はあろうかと思います。ファッションだってメイクだって所作だって女らしくしてるもん!友達からも周りからもすごく女っぽいね!って言われるもん。

そこで“ああ言えばこう言うカウンセラー”は「もっと女を出してもいいってことですよ」と答えるんですね(笑)

実はファッションを女らしくしてたとしても、内面的な問題の方が大きいんですね。
例え、ジャージ姿で歩いていても女っぽい雰囲気を醸し出してる人っていますよね?
自分で自分を女性として大切にしている、女性であることに喜びを感じている、女性であることを楽しんでいる、女で生まれて来て良かったと喜んでいる・・・などであり、そんな自分のことが好きであれば「女として自信を持つ」ことができます。

もしMさんがその境地に達しているのであれば、彼が女として自分を見てこなければ「じゃあ、他にきっといい人がいるよ」と言ってあげられます。

#現実的にはそういう風に自分を扱ってくる人を好きにならないんですけどね~。

だから、Mさんは本来自分が思っている以上に女らしい要素をお持ちみたいです。
そして、それを如何なく発揮しなさいよ!って彼は言ってくれてるのです。

さて、Mさんが仮に女性であることをどこかで否定したり、隠したり、自信がなかったりしてると仮定して勝手に話を進めますね(笑)

問題。女として自信がない女性が好きな彼と仲良くなる時に、女性であることを出して付き合うでしょうか?それとも、どちらかというと女らしさをあまり出さずに“人対人”という感じで付き合うでしょうか?

好きな人、気になる人にいきなり自信のないジャンルはぶつけませんよね?
もし、あなたが料理が苦手で自信がなければ初デートに彼を家に招待して料理を食べさせるなんてリスクは犯さないはずです。

そうすると“人対人”、すなわち、異性というよりは友達のような雰囲気で近づくと思いませんか?
ラインのやり取りも友達的な感じになってあまり踏み込んでいきません。

もちろん、100%友達だったらまだいいんです。
でも、時々好きな気持ちや女の自分を醸し出しながら、でも、友達のような意識も持って話をするとしたら、Mさん自身ももどかしいのですが、彼もどうしていいか分からなくなるの分かります?

要するにMさんの気持ちが分からないんです。
そうすると仮に彼がMさんのことを好きになったとしても、踏み込んでいいのかどうか分からなくなってしまうと思いません?

友達から男女の関係に進むのって一旦関係性が固定してしまうと難しんです。
お互い相手を男、女として意識しなくなってますから。

でも、好きなのに自信がないから好きな気持ちや女であることを隠して彼と仲良くなっても同じことが起きてしまうんです。

女性ほど男性は感性が豊かではありません。
女性が「これくらい気付いてくれるだろう」と思って出してるサインは10回に1回くらいしか伝わりません。
いや、もっとストレートに「あなたのことが好きなの」って伝えたとしても、聞いてない、届いてないときもあるくらいで(だから何度も伝えましょう)。
だから、素直に好きっていうのがいまさら恥ずかしくて、会話の隙間に挟み込むように「好き」って言葉を入れたとしても彼の心には到底届いてないことが多いんです。
「ふーん」って流されたり、「ありがと。で、そのオチは?」って切り返されたり。

だから、彼もMさんの気持ちを量りかねていたり、仮に女性であることを意識していたとしても、彼もまた自信がなくて一歩踏み込めないときに、友達みたいな雰囲気になってそっちに安住してしまう、ということが良くあるのです。

「ねえ、僕のことどう思ってるの?」とか聞いてくる男子は自分に自信のある人ですからね。
そうでない人はそんなこと、恐ろしくて聞けません。

だとするならば、Mさんの方から堂々と「好きだよー」って言い続ける必要があるのです。

Mさんの言葉でとても気になったものがありました。

「いつの間にか応援する立場になってしまう」

これ、いい人になっちゃうって証拠なんですよね。
自分を抑えて相手に合わせたり、相手を立てちゃったりすること、多くないですか?

自分が好きな人がほかに好きな人ができてそれを応援する、というのは心理学的に言えば理想形には違いないのですが、人間的な生き方かどうかというと微妙です。

もし、一緒に食事をしてる時に「好きな人ができた。応援してくれない?どうしたら彼女落とせるか教えて」って言われたら、とりあえず、目の前のコップの水をぶっかけて、「ばっかじゃないの?死ねばいいのに!」って捨て台詞を残して店を出て、以後、どんだけ謝ってきても1週間は最低無視する、くらいのことはしていただきたいと思うのです。
「応援」してあげるのはそのあとです。

Mさん、そういうことできないでしょう?(←まっとうなカウンセラーはこういう決めつけをしてはいけません)

だから、練習してほしいんです。
席を乱暴に立ち上がり、その勢いでコップの水を相手にぶっかけて、相手を睨み付けて、例のセリフを吐き、黙ってバッグとコート(冬場)を持って店を出る。もちろん、そのとき彼の方は一切見ないし、追いかけて来たとしても完全無視を決め込む・・・。
(なお、練習の際はコップの中身は空の方が後で掃除をする手間が省けます)

これはすなわち怒ってもいい、ということです。
嫌なものは嫌って言っていい、ということです。

いきなり好きな彼でやるのは勇気がいると思いますので、まずは身近な人に気持ちを表現する練習をしましょうか。
もし、彼以外にはできてる!ってことならば、彼を呼び出して正直な気持ちを告白しましょう。

好きって気持ちもそうなんだけど、女として見れない?とか、ここで書いてくれたような相談をしてもいいでしょう。
とても恥ずかしいことかもしれませんが、人生を変える一歩になると思います。

さて、もう一つ。
女としての自分に自信を持つべく、今まで以上に女であることを楽しんでみませんか。
女子力がアップしそうなセミナーに行くのもよし、ファッションや色気の専門家に手伝ってもらってもよし。
そういう場に行くだけでも刺激を受けますからね。

あとはセクシャリティについてでしょうか。
男女の友達と恋人の違いって一言でいえば性的な関係があるかないかと言ってもいいです。
もし、セクシャリティにブロックがあるとどうしても友達以上の関係になれません。
ご自身の女性という性についても意識を向けて見られるといいでしょう。
自分にとってどんな風に自分を扱っているのかも見えてくると思います。
(これは意識してみるだけでいいですよ)

出会いがあり、好きな人もできる、わけですからあと一歩ですね~!

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