好きになればなるほど浮気する!?



○○があると幸せになることを自分に許せません。
だから、保険が必要になるのです。
自分を許すこと、さらには、自分の愛に自信を持つこと、が今のテーマです。

ふつうはしないでしょ?
大好きな人と一緒にいて、とても幸せで、これからもずっとこの幸せを享受したいと思っているのなら。

でも、そんな人にある条件を与えてあげると、『大好きだからこそ、浮気をする』という現象が生まれちゃうのです。(←まるで科学の実験みたいな言い方ですね。私は嫌いじゃないです(笑))

さて、その条件とは!?

では、この先はメルマガで!!・・・とやると読者が増えるのでしょうか?
やってみようかな?(笑)

めんどくさい(苦笑)ので、冗談はさておき話を進めたいと思います。
ちょっとじらしてみました。

答えは『罪悪感』。

罪悪感は「幸せになることへの怖れ」を、そして、「自分は幸せになってはいけない」という思いを作ります。
そして、「自分が幸せになれるわけがない」という思い込みに発展していきます。

そうすると、

「大好きな人と一緒にいて、とても幸せ・・・・・・・あ、あ、あ、めっちゃ怖い!!怖い!怖い!怖い!これ、失ったらどうなっちゃうの?ええ?マジ、そんなの嫌だ~、無理無理無理無理~。このままだとヤバい、自分じゃなくなっちゃう、ヤバいヤバいヤバい。もうこいつなんて嫌い!嫌い!ああ、それも無理。好き。もうめっちゃ好き。ああ、どうしよう!!!」

という怖れが出てきて、そんな時に目の前の別の女性(男性)がフラッと現れたら、すがるようにその人に行ってしまうのです。

もちろん、これは潜在意識の動き。
本人はさほど意識はしていません。
それどころか感情と分離してる人などは「早く結婚したい!」なんて逆のことを言うこともあるんですね。

ただ、こういうタイプの人は何かの折に「俺、結婚に向いてないと思う」「私、子ども産みたくない」「なんか幸せって嘘だと思うんだよね」「ずっと好きでいらられるなんてありえないもんね」「今が一番いいんだよ」などの、「幸せになりたくない発言 or 幸せになっちゃいけないよね宣言」が見受けられます。(もちろん、他にも似た言葉は多数あります)

だから、そんな罪悪感を持ってると、相手のことを好きになればなるほど、失うことへの怖れが勝ってしまって浮気を繰り返すことになります。

だから、浮気ってのは「保険」って言うんです。
万が一、本命と別れた後に「ああ、入ってて良かった~」という保険です。

この罪悪感が強い人の中には、そもそも「本命を作る」ということを避ける傾向もあります。
何人もの異性と付き合っていて、1人に絞らないのは、上記のような心理に陥るのが怖いからです。
そういう人を「野良猫タイプ」なんて呼ぶわけですけどね。

こういうタイプの人が選ぶのは「浮気」だけではありません。
ワーカホリック、アルコール、ギャンブルなどの依存症的なものにはこの罪悪感が絡んでいます。
いわば、自己破壊的な行動なのです。

こういう罪悪感というのは、過去に酷く傷つけた恋人がいた、というケースもありますし、家族(特に両親)との関係で深く傷ついてる場合にもよく起こります。

例えば、元カノを散々振り回して傷つけた彼氏は「あんないい子を傷つけた自分は幸せになってはいけない」と強く思います。

例えば、両親がケンカを繰り返したのち離婚したり、父親が家族に暴力を振るっていたり、アルコール依存症だったりすると、どうしても「幸せな家族」というものがイメージできなくなります。
「あの親にも作れなかったものが自分になんて作れるわけがない」と思うのです。

また、母親のことを愛してる分だけ父親に殴られる母を守ろうします。でも、それは子どもの力では敵いません。その守れなかった痛み(罪悪感)があって、自分の無力さを責め始めます。

そうすると、好きな人ができて、その人と幸せになりたいと願っている自分を呪うんです。
「お前にそんなことを思う資格があるのか!」と。

だから、「自分を許す」ということはものすごく重要なんです。

「私はもう十分罪を償いました。私はもう許されています。私は無罪です。」
何て言葉を1日100回言うといいですよってアドバイスします。

そうすると、罪悪感は消えていき、怖れだけが残ります。(もちろん、これだけで消えない罪悪感もありますが)

この怖れは「未経験」がもたらす怖れです。
初めて車を運転する時に感じる怖れ、初めて海外旅行に行くときの不安、と同じ類のものです。
やったことないから分からない怖れなんです。

この怖れは「委ねましょう」って言います。『サレンダー』です。
相手を信頼することを学ぶときなんです。

「俺、幸せな関係っての、信じられないし、見たこともないし、不安なんだよね。けどさ、お前のことは好きだし、信頼できる人間だと思ってるんだ。だから、任せていい?」

なんてイメージですね。

相手を信じて、ついていく感じ。相手を師匠として、学んでいく感じ。

罪悪感が強い分だけ、正しさにこだわり、自分のやり方に執着しやすいですから、それを手放して相手に委ねるなんて相当の勇気が要ります。

それくらい相手の価値や魅力を見て「信頼する」ということを学ぶときなのです。

これを読んで「あ、あいつがそうだ!!」と旦那や彼氏や嫁が浮かんだ方、いっぱいいるでしょう?
先の「任せていい??」なんてサレンダーされたら、サブイボ(鳥肌)ものでしょ???

そんな相手はどうしたらいいんでしょう?と10万の読者が思ってることは想像に難くありません!

『「自分を信じなさい」とネモトは言った。』

ということです。お告げです。お告げ。

一層目の話。
罪悪感が強いタイプと付き合うと、どうしたって無価値感が刺激されます。
バランスの法則です。
そうすると自分に自信がなくなり、また、相手も自信をなくすようなことをしてくるので、ますます不安が募ってしまいます。

でも、そこで気付くんです。
あれ?自分てそんなにちっぽけな人間なのかな?って。

そこで見つめ直してください。自分の魅力、価値。相手に与えている愛。相手のためにしたこと、与えたもの。
そして、「自分の愛を信じる」「自分の愛に自信を持つ」のです。

二層目。
パートナーは鏡です。
相手が見せる罪悪感はすべて自分自身のものです。
そういう相手を選ぶ、という時点で、自分もまだ幸せになることを許せてはいません。
だから、罪悪感を手放すために、先のアファメーションを自分自身に使うことはとても有効なことです。

そこに「私は自分の愛を信じます」を加えたら最高ですね。

ということで、自分を許すプロセスをみんなで一緒に始めて(続けて)行きましょう。

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