(本のご感想)自分が自分につけた沢山のバッテンを、ひとつひとつ剥がして行くような作業だった。



つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法

ありがとうございます~!!
感想を頂きました~!!

「大きくなれば何になりたい?」
子供の頃、そんな題目で絵や作文を沢山書いた。
小学生の頃は何でも目指せた。
口に出せた。
けれど、思春期を迎えるにつれ、誰に言われた訳でもなく親の目や周りの目を気にするようになった。
無意識に安定した職業を選んでいった。

「ライフワーク」という言葉を耳にした時、私は「職業」(仕事)を考えた。
ライフワークという、なんだかかっこいい横文字に合うようなちゃんとした職業を。
そんな私は本書5頁目に書かれた言葉にグサッと刺されることになる。

’ライフワークは「仕事」だけとはかぎらない’
’私はライフワークとは「自分らしく幸せに生きる生き方」そのものを指すと考えています’

ライフワークと仕事はノットイコール??
頭の中が疑問符でいっぱいになった。
と、同時に子供の頃の記憶がよぎった。
思えば子供の頃与えられた質問は「どうなりたい?」ではなく「何(職業)になりたい?」だった。
私はずっと「職業」を選んでいたのかもしれない。
それも人に言ってもおかしいと思われない範囲での職業を。

自分らしさ、自分が本当に求めているもの。
その答は人の数だけある。
そんな当たり前のこと、少し考えればわかる。
けれども私達は自分の中の答ではなく、世間の正解を求めて本を読んだり、そのレールに乗った人間を称賛する。
そのシステムに疑問すら抱かず、逸れてしまった自分の価値を見失う。

本書は、そんな自分に手を差し出してくれるような一冊になった。
「自分が本当に求めているものはなんだろう?」
「自分はどうしたいんだろう?」
「今できることはなんだろう?」
本の中から常に問いかけられる。
その小さな問いが何度も立ち返らせてくれる。

毎章最後にあるワークは自分しか見ていないのにも関わらずドキドキしながらノートに書き出した。
一人で書き出すだけでもいけないことをしているような気持ちになった。
そうやって常に誰かの目を気にしている自分がいた。
あぁ私はこうやって自分の答に常にバッテンをつけ続けてきたのか。
涙が出た。
夢中になって書き出した。
自分が自分につけた沢山のバッテンを、ひとつひとつ剥がして行くような作業だった。
そうやって書き終えた時、気持ちがスッと軽くなった。
「私は私らしく生きていい」と許可をした瞬間だった。

誰もが素晴らしいと思うような職業についても、私らしく生きることができないなん人生なんて私は嫌だ。
本書を読み終えた時、強く思った。

大きくなった今、改めて自分に「どうなりたい?」と問いかけて行くヒントをもらえる、そんな本との出会いに自ずと感謝が湧いた。
(MSさん)


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