金沢にて木場谷さんの寿司に悶絶し、今日子ちゃんのキャラに癒された夜。


朝からまたバタバタしたけど無事、金沢へ出発。
ちょうど1年ぶりの金沢への旅。
香箱蟹のシーズンに合わせて、というのもあるが、なんとなく習慣付いてきている気がする。

今回はライフワークセミナーの報告会&セミナーを金沢で開催する。
全国からこの一年ライフワークと向き合ったメンバーが集まって報告したり、自分のテーマと向き合ったり、宴会したりするのだ。

新大阪を出たサンダーバードは京都を過ぎると北に向かい、しばらくの間、琵琶湖畔を走り抜ける。
私はこの景色が好きで執筆に夢中になりながらも時折車窓に目を向ける。

湖なので水辺の際まで家が立ち並び、あまり見たことのない景色を造成している。
稲が刈り取られた水田は晩秋を色濃くして、まこと風情のある景色を見せてくれる。
イヤホンをしながら聴いていたドビュッシーやラフマニノフの音色ととてもマッチしてしばらく見いってしまった。

金沢駅は今日も元気だった(笑)
金沢に入ると急に都会になるから。

急ぎホテルに向かい、お茶をしながら旧交を暖めて、時間に追われるように夕食の店に向かう。

主計町の風情ある街並みの中にひっそりと佇む寿司屋さん。
寿司おたく(!?)の立花さんにお勧めいただいた金沢の名店である。

目の前のネタケースには特大サイズの煮だこが鎮座している。否応なくこらから始まる宴に期待が膨らむ。

今回の旅は妻も同伴する予定だったが体調が優れず一人旅となった。
そんな中でこうした美味に接するのは罪悪感に直結するのだが、そこで気を使えば妻に罪悪感が向かうだけなので、ここは堂々と楽しむのがマナーであろう。

木場谷さんは直接、富山湾は氷見の港に買い付けに行くそうで、今日もそこから仕入れた絶品の料理が次々供されてほんとうに楽しませていただいた。

隣に座った紳士が大将の同級生で、なんと、私と同い年ということが分かってますます親近感が高まる。
(私はカウンター席に座ると隣の人をナンパする癖がある。もちろん、そのほとんどは同性であるが)

悶絶した品々を並べてみた。
どれも甲乙付けがたいが、鰹(氷見であがる日本海産ー)、今が旬の鰤、今だけの香箱蟹のお吸い物、ウニソースの毛蟹のあてに、アオリイカ、蛤、穴子の握り。
幸せな時間はあっという間に過ぎていく。
断酒1ヶ月に及ぶ相棒もひたすら驚嘆の声をあげ、感動を共有している。

気さくな同い年の大将曰く、毛蟹の南端が富山湾で、香箱蟹(松葉がに)の北限も富山湾だそうで、氷見の港にはそんな逸品が上がるからわざわざ早朝から一時間以上かけて通うのだと言う。

また金沢の地に通うべき店ができてしまった。
しかも、東京の寿司屋さん感覚からすれば驚くほど安い。

木場谷さんの2階は金沢にその名を轟かす「長屋バー」がある。

見た目はふつうのバーなのに、カレーが名物で、それ以上に今日子ちゃんと呼ばれる割烹着姿のママが有名な店である。

辛いものが苦手な私にはハードルの高い付きだしをあてに不思議なほど落ち着ける空間を楽しむ。
相棒は寿司のフルコースを平らげたのち、カレーをオーダーしてあっという間に腹の中に収めていた。

そして、前乗りしている仲間たちも集合して、金沢の夜は心地よいままに過ぎていく。
訪れる度に遠慮なく懐を広げ、私を虜にしてくれる街である。
しかも、今日は1日目。
まだまだ楽しませてくれるに違いない。

長屋バーのママ(!?)今日子ちゃん。
この人の作る空間は絶品。


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