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あなたの相談に乗ってくれる人、助けてくれていた人、誰の顔が思い付きますか?
その人にお礼の手紙を書くとしたらどんな内容になるでしょう?
そこで感じる感情こそ、愛なんですよね。
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皆さんはもし問題があった時、何かに悩んだ時、誰に話しますか?相談しますか?
また、まだ相談したことはないけれど、あの人にぜひ相談したい、という方はいらっしゃいますか?
具体的にその人たちの顔を思い浮かべてみてください。
指折り数えてみてもいいですよ。
1人、1人、その名前や顔を思い出していきます。
何人くらい出てきましたか?
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誰も思い付かないって方もいらっしゃるでしょう。
誰か相談したい方も思い付きませんか?
あなたは1人で頑張って来られた方ですね。
そして、何かがあって人を信じられなくなってしまったのかもしれないですね。
その方はまずはそんな自分を労わる、労うことから始めて行きます。
(いたわる、ねぎらう、が同じ漢字って面白いですね)
自分に良くやったね、頑張ってるな、という声掛けをぜひ。
ほんとうに頑張ってきたのですから。
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さて、何人か出て来た皆さんへ。
その人たちに「感謝の手紙」を書くとしたらどんな内容にするでしょう?
いつも私の話を聴いてくれて、時には励ましてくれてありがとう。
やっぱり何でも話せるってのはすごく有難いし、嬉しい。
時にはケンカしたり、距離を置きたくなることもあるけれど、
でも、その存在にすごく助けられています。
なんかいつも私ばかりが話を聴いてもらっているような気がするので、
今度は私にもいろいろ聞かせてね。
ほんとうに出会えて良かったです。ありがとう。
きっともっと具体的なことが出てきますね。
「前、仕事でへまやって、本当に凹んだ時は毎日電話で話を聴いてくれて本当に助かった」
「彼とうまく行かなくなったときに、ずっと信じてあげようよ、てアドバイスくれて、それですごく力が湧いてきた。お陰で今の幸せにつながってる」
「母が亡くなってどうしていいのか分からない時に、ずっとそばにいるよって言ってくれて、どれくらい救われたか。」
それぞれの体験がきっとそこにあるでしょう。
そうした手紙を思い描くだけでも、胸が温かく、熱く、なってきませんか?
自然とありがとうという気持ちが湧いて出て来ませんか?
それが「感謝」で、また、別名、「愛」というものです。
そして、ぜひ、その手紙を実際に書いてみてください。
勇気があれば投函してみてもいいでしょう。
もちろん、メールでもいいけれど、時には手書きの手紙もまた味があっていいですよね。
「え?どうしたの?だいじょうぶ?何かあった?」って驚かれると思いますが、すごく喜んでくれるはずです。