足りない、ことばかりを探していませんか?



私たちはいつも足りないものを探してそれを補う、ということを意識し過ぎていると思うのです。
でも、実際は「足りてる」ものも多いはず。
「ある」に意識を向けてもいいのではないでしょうか。

どうも私たちの日常は「足りないこと」で満ちているようです。
目覚ましでたたき起こされた私たちはまずは「眠い。もっと寝ていたい。」と睡眠不足感じるところから一日が始まります。。
そして、会社に行かなきゃと朝の準備をばたばたしているうちに「時間が足りない」と思うようにあります。
職場に駆け込めば能力が足りない、準備が足りない、資料が足りない・・・と感じる一日。
仕事が終われば、お金が足りない、と嘆き、一緒に遊ぶ友達がいない、と寂しくなります。
肌のツヤが足りない、髪が足りない、鏡を見ながら責めていませんか?
冷蔵庫を開けてお酒が足りない、おつまみが足りない、と不満を感じてませんか?(はい、私です(汗))


もっと美しければ、
もっと賢ければ、
もっとうまく話せたら、
もっと上手に生きられたら・・・。

ビジネスというのは、その不足を補ってくれるところが狙い目ですから、みんなが足るを知ってしまったら、多くのビジネスは成り立たなくなるのかもしれません。

だから、今、あるものに感謝する、というセミナーをこの間までしていました。

いつしか私たちは贅沢になってしまったのかもしれません。
何を与えられても満足をせず、もっともっとと“餓鬼”のようになってしまいます。
そして、足りないものを意識するあまり、つい「今」を忘れてしまいます。

「足りない」のは不幸の理由にはならないのですよね。

もっと物が無かった時代もずっとあったのに、その時々で私たちは幸せを享受してきたはず。

「充分ある」と思ってみましょう。
「足りてる」と思ってみましょう。

ないものではなく、あるものに、目を向けてみましょう。

そのセミナーの中で皆さんに宿題を出しました。
「家に帰ったら、まず、靴箱の中の靴を数えてみてください」と。
「ある」ということを意識するためにね。

私の場合は9足あります。
でも、ふだんよく使うのは2,3足。
ちょっとかしこまった用に1足。
ちょっとそこまで用に1足。
私の場合、それで足りてるんです。ということは余ってる、と言えるんです。

クローゼットを見てみましょう。
よく着る服だけでなく「もしかしたら着るかも服」ありませんか?
たぶん、それは着ない服ではないでしょうか?

あるものに目を向けると「足りてる」ことに気づけるかもしれません。

そうすると「有難う」という言葉が身に染みてきます。
私、40を過ぎてようやく「ありがとう」の意味が分かってきたような気がするんです。
だいぶ、遅い学びですね(笑)

とはいえ、まだまだ私も「足りない教」に洗脳されています。

今あるものに感謝を始めると、生き方がずいぶんとゆったりしてきます。
焦りがなくなり、不安がなくなり、そして、喜びや幸せが感じやすくなります。

だから、最近の心がけ「足りない」と思ったら「足りてる」と言い換え、「ない」と思ったら「ある」と言い換えるんです。

そんなゲーム感覚でやってみると、ちょっと面白いですよ。

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