その人はあなたのことが嫌いなんじゃなくて、人が怖いんだと思う。



冷たい態度や無愛想にされるとつい「嫌われてる?」って思ってしまうもの。
特に自分に自信がないところではそれはよく起こります。
でも、もしかしたら、それはその人が「人が怖い」からなのかも。そうは見えない人も、そんな防衛をしてることが多いのです。

対人関係でよくありがちな誤解の一つ。
例えば、新しく入った職場で出会った同僚。
彼女はテキパキと仕事もこなし、周りの人にも気配りができる、ソツのない人。
でも、私にはちょっと冷たい、厳しいと感じる対応が多く、もしかして嫌われてる?と思ってしまいます。
確かに自分はそんな仕事がデキる方ではないし、と思い当たる節はあります。
しかし、これから仕事を覚えて行く上で、彼女に教えを請うことも多いですし、これではちょっと先が思いやられます。


また、ずけずけとはっきりモノを言う上司。
仕事は確かにできます。しかし、人にも自分にも厳しくて、いつも職場の空気はピンと張ってます。
結婚しているようですが、プライベートの話はあまりなさらず、生活感もありません。
私だけに厳しいわけではないのですが、やはり嫌われていると思ってしまいます。

そんな経験したことありませんか?

さて、そんな態度を取ってくる同僚や上司。
あなたのことが嫌いなんじゃなくて、人が怖い、のかもしれません。
あるいは、とても恥ずかしがり屋なのかもしれません。

「ああ、なるほど、そうかも」と分かるタイプもいれば、「えーっ!?あの人は絶対違うと思います。」というタイプもいます。

人が怖い人って、いきなりココロを開けませんから冷たい態度を取ります。
冷たい言い方になってしまうので、厳しい人に見えます。
結構論理的な言い方が多くなり、プライベートに関する話はあまりしません。というか、できません。どう話していいか分からないから。

でも、慣れてきて相手の人となりが分かってくる(すなわち、敵ではないと分かって安心する)と、フレンドリーになる人もいます。
だから、元々いる社員には優しいのに、私には冷たい、みたいな場合は、そんなタイプの上司だったりするのです。

特に新しい職場では右も左も分からないことが多く、必ず依存的な立場に置かれます。
その時に冷たい態度を取られたら、やはり嫌われてるように感じてしまうものなのです。

だから、態度が冷たいな、とか、無愛想だな、と思っても、あなたのことが嫌い、というサインではないってこと、覚えておくといいかもしれません。

特にその人が「良くできる人」の場合、そう思いやすいですね。

実はこのパターンも自分自身の劣等感に由来することが多いんです。

職場でも習い事でもパートナーシップでも、自分に自信がないと「嫌われてる?」って誤解しやすくなります。
そして「嫌われてるかも」と思っていると、そう思わざるを得ない出来事が立て続けに起こって、やっぱり「私、嫌われてる」と思い込んでしまいます。

それは相手の問題ではなくて、自分自身の問題なんですよね。
もっと自分を評価してあげてもいいんじゃないかな、と思います。

そして、今、できることをただやりましょう。
できないことを望むのではなく、できることだけをやりましょう。

その意識を持つと地に足が着いて、嫌われてる?という感覚から、「ああ、あの人、ほんとうは人が怖いのかも。それでつい防衛的に人に冷たくしちゃうんだ」と言う点が見えて来ると思います。

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