欠点は直すものではなく広めるもの。


あなたの欠点は誰かに役に立つチャンスを与えるものであり、あなたの愛らしさを作るものであり、助けさせてあげられる要素になります。
欠点を直すのは難しいし、仮に成功しても長所も無くなってしまうので百害あって一理なし。
だから、ただただ受け入れてオープンにするだけでいいのです。

欠点、短所を私たちは嫌い、恥ずかしがり、隠したくなったり、直したくなったりするものです。
私もこういう仕事をしながらも人見知りなところがありますし、精神的に弱かったり、Noと言えなかったり、顔色を伺ったり等々の欠点を持っていたりします。
そうそう、最近はあまり言われないですけど、昔は無愛想で、表情がない、冷静、むしろ、冷たい印象という短所がありました。
カウンセラーなのに!!とそういう部分を嫌ってましたね。


また、セミナー講師などをする上で、忘れっぽい、事務的作業が苦手、抜けが多い、というのはけっこう致命傷のように思っていました。

講座などではよく笑い話にしますが、私、時計回りがどっちかがずっと分からなかったんですよね。
だから、グループで実習をする際に「では、トップバッターさんから時計回りに進めてください!!」って手をぐるぐるやったところ「根本さん、それ、反時計回りです!」と指摘されたことが幾度もありました(笑)
(今では、そのお陰ですぐに分かるようになりました!!(自慢するようなことではないけど))

それに理系出身ながら計算が出来なく、参加人数、売上の数字が合わなくてスタッフからお叱りを頂くことも頻繁にあります。(つい2日前にもありました)

人に迷惑をかけてはいけない、との理念を強く持っていた私にとっては、とても自己嫌悪の元でした。

でも、こうしてネタにできるということは、多少の嫌悪感はあっても、自分では受け入れているということでして、事務所でもようやく「根本はしっかりしているように見えて、物忘れは激しいし、計算はできないし、ミスの宝庫である」という認識を持ってもらえたようで、2日前のミスに関しても笑顔で対応していただきました。
(それは事務所スタッフがとても大人である、ということであり、ここにそれを書くことで、今後、さらなる寛大な措置を求めようという魂胆もあります)

また、セミナー中などには私がスタッフによく「俺、絶対忘れるから言ってな」と伝えてるシーンをご覧になった方もいるかと思います。

特に事務連絡に関しては抜けが非常に多く、今年の3月の2日間セミナーでは、初日の昼に連絡すべき事項を二日目の夕方に告知する、という失態もありました。
いやあ、その時は「思い出した私は偉い!」と必死に自画自賛をしておりました。

こういうことを書きながらも、変な汗をかいてしまうのですが、もちろん、ここにはまだ書けない欠点や、自分でも気づいていない欠点もあるかもしれません。

ただ、短所と長所は裏返し。
だから、欠点・短所は直さなくていい。

と、このブログでいつも書いています。

そして、最近は欠点・短所は「広めるもの」と思っています。

方向音痴であることを隠すよりも堂々と言った方が周りの人が親切に対応してくれます。
自分が物忘れが激しいことをスタッフに言っておけば、ちゃんとタイミングを図って伝えてくれます。
そして、それをオープンにした分だけ、そのスタッフも忘れたときには、お互いに笑えます。怒る気にはなれません!

欠点を嫌い、隠している分だけ、人の欠点が許せなくなるのです。
オープンにすればするほど援助の手が差し伸べられて来ます。

プライドもありますし、勇気も要るでしょう。

そこで少しだけ勇気を出してみると、周りの人は「な~んだ。そんなこと」と軽く取ってもらったり、「え?知ってたけど?」とすでに受け入れられていることに気付いたりするものです。

「ええーっ!そうなの?信じられない!知らなかった」という反応が返って来たとしたら、それはありがたいことですよね。
それくらいあなたはその欠点を隠すのが上手で、隠したり、直したりすることをすごく頑張ってきた証拠ですし、それゆえのストレスもずいぶん抱えて来たでしょう。

そこで「主婦なのに家事が苦手」とか「接客業なのに人が怖い」とか「営業なのに笑顔が作れない」とか、そういうことも気にする必要はありません。

それを受け入れ、オープンにできたとき、自分を褒めてあげられます。

そして、欠点や短所は周りの人を助けさせてあげられる、役に立たせてあげられるところになります。
すなわち、欠点ってある側面では人を喜ばせてあげるところにもなるんです。

だから、直す必要もなければ、隠す必要もなく、ただ、受け入れて、オープンにすることでいいんです。

すぐには難しいと感じるかもしれませんが、まずは身近な人に、言える欠点からカミングアウトしてみてはいかがでしょうか?

世界が広がるのが感じられると思いますよ。
少し変な汗をかくかもしれませんが(今の私のように!)。

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