フィギュアのように女性をガラスケースに入れて大切にしようとする男性。実はとても男性性が豊かで女性を守る意識の強い人。
でも、その愛情はちょっと分かりにくいかもしれません。
彼は与えたい人、受け取って欲しい人。だから、それを遠慮なく、受け取ってくださいね。
それと自己主張は忘れずに・・・です。
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女性は“感じる”ことが主なので、愛情表現や一緒にいること、親密感などで愛情を感じます。
だから、彼が「お前のために」ってバリバリ仕事してくれるのは「嬉しいんだけど、それで会えなくなるんなら嫌だ」と思います。
それに対して男性は“目に見えるもの”で愛情を示す人が多いので、女性が求める愛情表現は苦手です。
むしろ、プレゼント、食事、景色、お金などのいわば「モノ」で解決しようとします。
それに結婚すると「苦労させないこと」が美徳なので、奥さんを家に置いて、自分がバリバリ働いて家族を養うことに誇りを感じます。
かつてほどは多くないですけど、今でも、奥さんが仕事に出ることを嫌がるご主人の話をよく伺います。
「収入が十分あるんだから、働きになど行かなくてもいいだろ」
というのがご主人の主張です。
奥さんが働かなくてもいい、というのが一種のステータスのように感じられるのです。
(逆に、奥さんを働かせてる、というのが自分のイメージを悪くすると考えている男性もいます。現代でも!)
だから、男性の愛し方は女性からするとちょっと遠いような、間接的のような感じがして、時には寂しく感じます。
いつもいいレストランに連れて行ってくれるけど、本当に私のことが好きなのかな?
いつも仕事のことばかり話していて、私は邪魔なのかな?
などと不安になることもあるのです。
こうした男性は、簡単に言うと女性をガラスケースに入れて飾って楽しむタイプです。
そう、彼の家にたくさん並んでるフィギュアみたいなものです(笑)
そうして、美しいもの、大切なものを飾って眺めて楽しみ、そして、それを自分のステータスみたいに捉えるのです。
いわば、美術品、鹿の角、はく製、魚拓などと同じです。
しかし、こういうタイプの男性は実のところ、非常に男性性が豊かで、強いもの。
自己顕示欲やプライドは高いかもしれませんが、一方で、女性を守る意識、養う意識は相当のものがあります。
だから、頼りがいはとっても感じると思うのですね。
さて、このタイプの彼に対しては、彼のプライドに配慮する必要はありますが、「好きなことをして、笑顔で、毎日を楽しむこと。彼が贈ってくれるものを喜んで受け取って楽しむこと」が大事です。
彼は「俺は仕事でいけないけど、お義母さんと温泉にでも行って来たらどう?」みたいな提案をふつうにしてくれます。
それを「ありがとう(^^)」って受け取ることが大事。
ただし、もしかすると、そう言っておきながら「俺が、しんどいときに、温泉なんて行きやがって」との嫌味をちょっと受ける可能性もあります。
(ほんとは彼もしんどいんですね)
そういうときは「じゃ、一緒に行こうよ」と巻き込んでしまうのがOK。
この自立系の彼には、いかに「愛されている自信」「女としての自信」を演出するかがポイントです。
彼は与えたい人、受け取って欲しい人。
だから、それを遠慮なく、受け取ることが大事。
でも、自己主張は忘れずに・・・ですね。
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