癒さなければ幸せになれない!?



ちょくちょくブログでも書いているかと思いますが、私たちの仕事、または、世界でよく陥りがちな罠。
それは「癒さなければ幸せになれない」と思って問題探し・問題指摘をしてしまうことではないでしょうか。

癒さなくても幸せになれますし、幸せになっている人はいっぱいいます。
カウンセリングやセラピーに通わなくても、こういうブログを読まなくても、幸せな人っていっぱいいます。
(なんだか自虐的な文章?(笑))


じゃあ、何のために癒しがあるのか、カウンセリングがあるのか、と言うと、確率を高めるためです。

癒しはなくても幸せになれるけど、自分を癒すと幸せを感じる確率が高まる、ということです。

水泳も料理も自己流で何とかなりますが、コーチや先生に教えてもらうと効率が上がったり、タイムが良くなったり、キッチンがきれいに片付いたり、コツが分かったりする感じ。

癒しは多く過去に焦点を当てます。
過去の問題、痛みを癒すことを目的にするからです。
それは「今、生き易くするため」であり、「未来に希望を感じやすくするため」であって、現実、今から目を逸らすことが目的ではありません。

癒さなきゃいけない傷を探すうちに過去の迷宮に迷い込んでしまい、今を生きられなくなってしまったら本末転倒ですね。

カウンセリングの中でも「そういう過去のことは、カウンセリングのときだけ考えればいいですからね~。ふだん、そんなこと考えたらしんどいでしょ?」って言います。

癒しがなくても幸せになれます。
だから、癒さなきゃ、と思わなくても大丈夫です。

やっぱり自虐的かな(笑)

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