「お金が溜まったら海外旅行へ行こう」
「貯金が出来たらお気に入りのテーブルを買おう」
「痩せたらこの服を着よう」
そんな風に「お金が溜まったら○○しよう」とか「~になったら○○しよう」とか思うことってありませんか?
もちろん、今貯金が無いのならば、今合うサイズのものがなければそれでOKです。
でも、今、貯金があるのに、今、同じデザインで合うサイズのものがあるのに、それを自分に与えていないのはちょっと不幸だと思いませんか?
こういうことを「幸せの後延ばし」って言います。
「彼(女)ができたら・・・」
「春になったら・・・」
「結婚したら・・・」
「家を買ったら・・・」
そう思った時にチェックです。
「それ、今、できることじゃない?」て自分に聞いてみるんです。
でも、こういう話をすると、こんな質問が返ってきます。
「それで今ある貯金を崩して海外旅行に行ってしまって、それでお金がなくなったらどうするんですか?」
私はそこでこんな質問を返します。
「本当にお金がなくなってしまうんでしょうか?また、残高がゼロになったら困ることって何ですか?」
現実的にゼロになったとしても、日常生活するお金があればいいはずです。
それに海外旅行に行った楽しみや思いで、喜びの価値も大きいのではないでしょうか。
そこに「お金が無くなったら何もできなくなる」という「不安・怖れ」を強く抱いていませんか?
私もこのパターンがあるのでよく分かるんですが、この場合、「お金」に「不安・怖れ」という要素をくっ付けてしまっているんです。
お金とは不安や怖れの素である・・・みたいな観念が心の中にあるんです。
だから、無いと不安、あると安心。
そんな私はすっかりお金に「依存」していました。
まるで「お金の奴隷」になってしまっているかのような。
今もその傾向って残っていますが、気付いたときには「手放す」ことにしています。
もし、今手元に資金があり、今したいことがあるのならば、思い切ってやってみるといいと思うんです。
そうすると「好きなことができる」「したいことができる」という体験を“自分”にさせてあげることができるんです。
この心理的効果(すなわち自信)ってすごいパワーを持つと思うんですよね。
もうすぐクリスマス。
自分にプレゼントするにはいい理由だと思いませんか?
幸せの後延ばしをすることなく、今、自分を喜ばせてあげてください!
参考になりましたら幸いです。