『もう頑張らなくて大丈夫~幸せへの第一歩~』



2011/4/29(金祝)の大阪感謝祭で講演します。

カウンセリングで多くの方にお会いしてきました。
カウンセリングを利用されるくらいですから、皆さん、今の問題に向き合おうとし、何とか解決したいと強く望まれています。
そして、何とか「頑張って」乗り越えようとされているんですね。

だから、意地悪(!?)なカウンセラーである私は、往々にしてこういう話をさせてもらうんです。

「頑張ることは悪いことではないんだけど、でも、今はそんなに頑張らなくても大丈夫ですよ。」

「頑張って、幸せになる」というのは、幸せになった後に言うんならいいんだけど、ちょっと無理があるのかな、と感じるんです。

頑張るって何か肩肘張ってるようなイメージありませんか?
幸せになる、ということと、頑張る、と言うことは、必ずしもイコールにはならないような気がするのです。

ただ、そういうお話をすると「私、全然がんばってないもん」という声が、もうあちこちから上がります。

そうおっしゃる方の9割は、頑張りやさんだと思うんですけどね、私は。

というのも、「頑張ってる人だけが、頑張ってない、と言う」みたいな法則があるんです。

頑張ってる人って、自分に厳しいんですね。
だから、頑張ってるのに、まだ頑張ってないと感じて、もっと頑張ろうとするんです。

※もう「頑張る」と言う言葉の羅列でワケが分からなくなりそうですが・・・(苦笑)

でも、それってほんとしんどいんです。

だから、今回は「そんなに頑張らなくても幸せになれるぞ!」というお話をしたいんです。
幸せになれる、ということは、問題だって解決できるぞ、という意味です。

でもね、もちろん、頑張らなきゃいけないときってあるんですよ。
でも、そのときはほんの一時。いや、一瞬、と言ってもいいかもしれません。

言い方を変えれば、100点を取らなきゃいけないときってあるんです、人生の中では。(ある人は、3回くらい、とおっしゃってましたが)

でも、常に100点を取ろうとしてしまうと、肝心なときに落第してしまうんです。

人の心って「ゴムひも」に似ています。
ずーっと引っ張ってると、使い物にならなくなっちゃうんです。

問題が起きて何とかしようと頑張ったり、そもそも頑張りやさんな方は、ずーっと引っ張ってるのと同じ状態。

だから、普段は60%くらいの力、60点を取るくらいでいいんです。
それで十分単位が取れますから。

60%の力でよいとすれば、残りの40%は余裕になります。

「心にスペースを作りましょうね」

いっぱいいっぱいになっているクライアントさんに良く伝える言葉です。
今ある感情を解放していくと、少しずつ心にスペースができていきます。
誰かとのつながりを感じると、さらに感情の流れは加速して、ホッとして、安心します。

1人じゃないって感じられるときですね。

カウンセリングでなぜ楽になれるか?と言うと、その問題を1人で抱える必要がなくなるからです。
目の前のカウンセラーに問題を投げてしまえるからなんです。

「うん。大丈夫ですよ。何とかなりますよ。」

私はそう伝えることが多いんです。別に口からでまかせではなく、本気でそう思って言ってます。

肩の力が抜けたら、解決する確率はものすごく上がるんです。
余裕が出来れば、そこにたくさんのものが入ってくるから。

そんな「頑張らなくても幸せになれる・・・いや、むしろ、頑張らないほうが幸せになれる」というお話をさせて頂きたいと思います。

ちょっと心がホッとする時間も作れたらな、と思ってます。(しゃべり過ぎないように注意します。)

ぜひ、楽しみにお聞き下さい!


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