1/7 東京・心理学WSのフォローアップ(1)



ご参加くださった皆さんありがとうございました。
長らくお待たせしましたが、アンケートにて頂きましたご質問に回答させていただきます。
参加されていない方にもできるだけ分かりやすいようにさせて頂いているつもりですので、どうぞお時間のある時にお楽しみ下さい。

*心理学ワークショップ(東京)*
2006/1/7(Sat)『心と心を繋ぐパートナーシップ』
2006/1/7(Sat)『問題の影に才能あり~今のあなたのテーマから隠れた才能を見つてみよう~』
五反田・ゆうぽうと


<質問・疑問>
Q.“心を通じ合える関係”とは、相手の言うことが理解できるとか、意見が一緒だったという類のものとは違う感覚なのでしょうか?

A.“通じてる”とか“繋がってる”と自分が感じたことを指しています。
だから、意見が一緒だったり、相手の言うことにすごく頷けたり、あるいは、同じことを発言したりしたときもそうですし、ただ隣に座っているだけでも、それを感じられたのならば、“通じ合えてる”と言えるのではないでしょうか。
感覚的なものですので、特に明確に定義しなくても(定義しない方が)良いと思います。

Q.一度つながりを感じても、些細な事でそれを信じられなくなるのはなぜ?

A.もし繋がりを感じ続けてしまったら、どんな“困った事”が起きると、心は思っているのでしょうか?
また傷つくのが怖い?
それとも安心するのが怖い?

意外かもしれませんが、私達の心は今無いものを受け取ることに抵抗する事があります。
宝くじに当たりたいと思っていても、それが現実に起こるのをどこかで怖かったりするように。

だから、つながりを感じることに怖れを持っていたとしたら、もしそれを感じたとしても、長続きさせないように些細なことでも切ってしまうでしょう。
つながりがあることが信じられない・・・とも言えますね。

ということは、逆にその“つながり”に関して、いっぱい自分が傷ついてきた、どこかで誰のことも信じられない、信じないと決めた経験が背景にあるのかもしれません。

自分が幸せになること、だれかとの繋がりを感じることを許してあげましょう。
そのためには身近な友人や家族との時間をできるだけ大事にしてみることをお勧めします。
そして、できるだけ自分の気持ちに素直に、そして、オープンにその場に居ようと思ってみてください。

なかなかすぐには難しいかもしれませんが、“居場所”を見つけられるかもしれません。

Q.悩みがなくても、つい探してしまう傾向があって、ダメな自分でいた方がいいという風に信じてしまっているのはどうしてなのでしょう?

A.“ダメな自分でいること”にコミットしてしまってるとしたらどうしてでしょう?
それを自分が望んで選んでいるとしたら?

もしかしたら、あなたを“ダメな人”と扱った誰かがいるのかもしれないし(そうすると、その人に対してあなたは怒りを持ってるかもしれません)、何かの失敗や痛みの経験が“私はダメなんだ”と思い込ませてしまったのかもしれません。

悩みを探してしまうのも、「悩んでいる私」に慣れてしまっているのかもしれませんね。
そんなこと信じられない!と思うかもしれませんが、例えば姿勢や食生活でもそうですが、良くないと思っていても、変えればいいと思っていても、なかなか変化できないものをたくさん持っているものです。
僕も猫背は内臓にも良くない・・・と分かっているのに、なかなか直せないですね。

だから、「悩んでいない私」に早く慣れることが大事かもしれません。
“ああ、また、あたし、悩みを探してるよ・・・”と気付いたときに手放すことが肝心ですね。
癖も気付いたときに直すようにすると、少しずつ修正されていきますね。
そうした意識付けのレベルで解決するものも多くあります。

ただ、心理的にはより深く、「悩ませるために無意識が罠を仕掛ける」ということもあります。
これは感情的な傷・痛みがブロックになってしまっているので、例えばダメ人間に私を扱った人を許したり、過去の辛い経験を乗り越えるためにもう一度向き合ってみたりする方が早く抜けられるかもしれません。

ちょっと勇気と根気をもって自分の心を見つめてみるといいかもしれませんね!

Q.部屋の片付け方について。部屋状態が心と繋がっているような気がするので

A.はい、そうですよー。心が乱れると部屋の状態も乱れますね。
例えば大きな悩み事があれば、なかなか部屋を片付けることができなくて、乱雑になってしまいやすいですね。

ただ、この“乱れ”は客観的なものじゃなく、自分が感じるものですのでご注意を。
例えば、友達の家に行ったときに「うわー、すごい汚れてる。きっと心も乱れているんだわ」と勝手に思わないことが大事です。
その人としては「自分なり片付いていて、どこに何があるのかはきちんと把握している」状態だったりするからです。

だから、ご自身の部屋も自分なりに整理してみると、心が安らかになります。
また、その部屋の整理の仕方でも自分のパターンを知ることができます。
例えば、完璧主義な人は、部屋の片付けも完ぺきにしようと思いますし、自由気ままな人は思いついたときに片付けようと思うので、「さあ、やろう!」と意気込んでもなかなか進まないかもしれません。

うまく片付ける方法については、とにかく丁寧に物を扱ってあげることだと思います。
心も同じように丁寧に、優しく、卵を扱うように見てあげて欲しいので。

Q.自分の下した決断が正しかったか、正しくなかったのかは、どこで(どんな現象が起こることで)分かるのでしょうか?

A.「正しさ」については様々な考え方がありますが、心理学的に見ますと、正しいかどうかの判断は自分次第でいくらでも変えられるものなんですね。
つまり、自分が正しいと思えば正しくなり、間違っていると思えば間違っているのです。
何かの基準があるわけではなく、自分自身の感性に委ねられるものだと思います。

周りが「正しくない!」と大合唱していても、自分が「正しい」と信じていたら、状況が好転し、周りの人たちの目も変わってきた・・・なんて成功談を聞いたことはありませんか?
大きなことを成し遂げた人は少なからずそんな経験が話題にのぼりますね。

一般的に正しさの基準はその社会性やテーマ、時期によっても変わります。
(冬にTシャツ、短パンで表を歩くことは正しくないでしょう?)

そして、心理学では「正しさ」と「幸せ」は必ずしもイコールではないことを強調します。
だから、正しさやその判断を手放すことが幸せに繋がる秘訣の一つとしています。

どう解釈するか?どう捉えるか?で見方は様々に変えられますので、もし、正しいかどうかが気になったり、不安になったりしたら、視点を変えて見られると良いかもしれませんね。

Q.相手は鏡、と良く言いますが、その鏡からどんなメッセージを読み取ればよいのでしょうか?

A.例えば、自分がほんとうの鏡に顔を映し出したときに、どこに着目するでしょうか?
きっとその場その場で違うと思います。
歯を磨くときは歯に目線を合わせますし、服のバランスをチェックするときは全身に目をやるでしょう。

ですから、人に自分の心を映し出す(投影といいます)ときも、どこに着目するかで変わってくると思います。

ただ、基本的には「相手に感じたことは私が感じていること」という風に見てください。
鏡に映る髪が寝癖で跳ねてるのに、「いや、そんなことない!」と否定して外出することは無いでしょう?

もしあなたが人に「この人、疲れてるのかな?」と感じたとしたら、「あ、俺が疲れてるのかも・・・」と謙虚に自分に当てはめてみるといいでしょう。
ただ、「俺が疲れてるに違いない!」と決め付ける必要もありません。

人に映し出される自分(の心)は、鏡に映る姿と違ってすぐにはっきり分かるものではないと思うんですね。

だから、自分をチェックする目的で使ってみることをまずはお勧めします。
人に映し出された心を知ることで、無闇に争ったり、批判したりすることが少なくなり、謙虚に自分と向き合えるようになっていきますよ!

Q.自分にとってのパートナーの理想像がうまくイメージできません。なかなか恋人ができず悩んでいるのですが、このヴィジョンの無さが原因でしょうか?

A.もしかしたら、色々と考えすぎてしまっているのかもしれませんね。
色々試されたようですから、今は実践の時期と思ってみてもいいかもしれないです。
実際に異性と話をする機会を作ってみたり(それはボランティアカウンセリングでも、職場の男の人でもOK!)、自分の状態に合わせた段階で何かしら人との交流にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ちょっと勇気が要りますけれど。

ヴィジョンを持っていなくても、彼氏ができるときはできます。
ヴィジョンを持つということは、その確率を上げてくれるものだと思ってみてください。
それに理想像を作ってしまうと、現実の人間をその像に合わせようするので(相手を変えようとコントロールしたり、早めに可否を判断してしまったりする)、その像に振り回されないようにすることも大事ですね。

それと、自分をもっと好きになれるように、自分が好きなことを日常により多く取り入れてみることもお勧めしたいです。
好きなことをしていたり、好きなものに触れていると人はイキイキと輝いてきて、魅力がアップします。
そうすると異性からも目が留まりやすくなりますねー
自信も付きますし、一粒で何度も美味しいアプローチだと思います!

Q.自分の中では当たり前になっちゃって、人が見てくれる才能を受け取れなくなったときはどうしたらいいのでしょうか?

A.自分の中で当たり前になるくらいですから、受け取ってないわけではないんですよね。
でも、なかなか自分の魅力や才能というのは受け取れた後の処置に困る事が多いようで、受け取ったはいいものの、隠してしまうこともよくあるんですね。
一つ一つ改めて取り出して見つめてみてはいかがでしょうか?

でも、こういう時に、目を覚ますように何か問題が起きることが多いんですよね。
そういう意味で自分の足元をもう一度チェックしてみると良いかな。
新しい目標設定をしてみたり、したいことにチャレンジしてみたり、変化を求めてステップアップしてみるといいでしょう。

そうすると、今当たり前になっている才能にもう一度フォーカスする必要が出てきて、しおれた草花が水をもらってイキイキし始めるように、自分を見つめなおせるのではないでしょうか?

Q.ずーっと彼のことを好き好きでいられる方法ってあります?「老夫婦みたいよ~」という安らぎならいらない、と思ってしまうのです。

A.するとスパイスの効いた恋愛が大好きなんですよね?(笑)
そうすると、まず、自分がとても刺激的な女性であることを受け取る必要がありそうです。
それは何かしら新鮮で、スパイシーな毎日を送ってないと、すぐにつまらなく退屈になり、腐ってしまうということです。
(それでも理性で頑張ってる人はたくさんいますが)

だから、まずは自分が好き好きなことを見つけてチャレンジし続けてる姿勢が大事です。
で、実はそうすることで彼のことを好き好きでいられることもできるんです。

なぜかというと、逆にナゼ好き好きでいられないのか?を考えてみると分かります。
どんなに大好きなものでも、毎日毎日同じ角度から見つめていたら必ず飽きが来ます。
「美人は3日で飽きる」と言われるのも、同じものばかりをずーっと見つめてたら、新鮮味がなくなっていくからなんですね。
だから、自分が変化し続けることで、相手を見る角度を常に変えてあげることができるんです。
そうすると、常に新しい彼を発見し続ける事ができるので、好き好きな気持ちをいつもフレッシュに保つことができるようになります。

だから、相手ではなく、自分が変化し続ける事(成長しようと何かにチャレンジしていること)がコツなのではないでしょうか?

(続く・・・)

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