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カウンセラーになったころは一般論しか語れませんでした。
そのうち慣れてきたら「違い」は分かるけど、それを言語化して、これからを提案することに悩みました。
けど、だいぶ個別論で語れるようになってきて、それで気づいたのは「現在地」をよく知り、理解することでした。
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カウンセラーになってからずっと「憧れ」だったことがあるんです。それは、
「○○さんはこういう人だから、そういう人はこうした方がいいと思うよ。」
「ああ、それはこういうタイプの人だから、○○さんとはちょっと違うよね。○○さんはもっとこんな感じだもんね。」
という“個別論”で話ができるようになること。
当たり前じゃん!と思われるかもしれないんですけど、けっこうこれが難しいんです。
今ではふつうにやってるんですけど、そうなるのに10年以上かかってると思います。
カウンセラーになりたての頃は「心理学の知識」を使って話をしてしまいました。
「執着は手放した方がいいんです。」
「その罪悪感は自分を許すことで消えます。」
つまりは、一般論を語ってしまうんです。
そうすると型にハマったカウンセリングをしてしまいます。
その当時、たまに「誰にでも同じこと言ってるんじゃないですか?」とご指摘を受けたことがありました。
まあ、その通りなんだけどね・・・と受け入れるしかなかったんですけど、それは自分の中にまだまだデータが少なかったからなんですよね。
それで少しずつ自分の中にデータらしきものが集まってくると「違い」が分かるようになります。
「一般論では執着は手放した方がいいんだけど、この方の場合もそうなのか?」
「自分を許すことは大事なことなんだけど、どうしたらこの人にそれができるのか?」
でも、道が見えないんですね。
「執着を手放しましょう!」という提案もできるし、その方法も提示できるんだけど、そこに至るルートが見えない。
「え、そんなの東京駅から新幹線に乗って新大阪で降りたらええやん」ということは分かるんだけど、どうやって東京駅に行くの?新幹線は乗れるの?新大阪から先はどうするの?というところが分かってない感じ。
だから、この時代はモヤモヤすることが多かったものです。
今から思えば「現在地」が良く分かってなかったから、新幹線一択で飛行機や高速バスなどの別の方法を知らなかったから、などの理由が分かりますけど。
ほら、自武女のみなさんって東京から大阪に行こうと思ったら「気合入れてチャリで行きます!」とか言うじゃないですか。そういう変態たちの発想を理解してなかった、というのもありました。
だから、カウンセラーやって10年経っても「憧れ」は「憧れ」のままだったように思います。
それでも日々データを積み重ね、いろいろな方法を学んだり、思いついたりしつつ、変態たちから教えを頂くうちにそのあたりが徐々にクリアになっていきました。
そうするとどんどん“個別論”にて語れるようになっていきました。
「ふつうはそういう執着は手放した方がいいんだけど、○○さんの場合はそれすると無気力になって動けなくなっちゃうよね?だって『味がなくてもガムはガム』なタイプでしょ?だから、自分が思うほど彼に執着しているわけでもないと思うんだよね。だから、そういう場合は一旦自分に戻ろうか。そこで自分をもっと深堀りしていく方がいい“ヒマツブシ”になると思うんだけどどう?」
「自分を許すってのは偉大なテーマで、罪悪感まみれの○○さんには必要なプロセスなんだけど、それをそのまま扱うのは○○さんの場合はちょっとリスクが高いんと思うんですよね。やっぱ自分を許すってことはさ、あの母を許すってことにもなるわけでさ。ほら、それはちょっと抵抗あるでしょ?だから、罪悪感を手放すっていうよりも、その裏側の愛の方から入った方が○○さんの方は楽しい(!?)と思うんだけどどう?」
文字数がだいぶ増えました。笑
もちろん、まだまだデータ収集は続いているし、方法論も山ほどあるのですべてを網羅したとは言えないんですけど、だいぶ「あなたの場合は~」という話ができるようになってきました。
それは手数(方法論)が増えたし、ルートも見えるようになった、というのもあるんですけど、何よりも「現在地」への理解が深まった、ということが大きいと思うんです。
「現在地」、つまりは、クライアントさん一人一人の個性をよく知る、ということです。
どれくらいの解像度があるのかは分からないし、クライアントさんのタイプによっても違うのだけど、「○○さん」のことが分かれば分かるほど、これからの展開も読みやすくなるし、進み方も提案しやすくなります。
そうすると同じような相談なんだけど、その答えが人によって全然違うってこともあるんです。
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とあるランチ会か懇親会でのこと。
私のクライアントさんであるAさんとBさんがたまたま隣り合わせになり、少し会話を交わしたら、お互い名うての自武女であり、しかも、同じようなタイプのロックマン氏を共に追いかけてることが判明しました。
「え?同じ人じゃないよね?笑」って言い合うくらいロックマン氏のタイプが似てるんです。
盛り上がりますよね?
めちゃくちゃ意気投合しますよね?
そうすると自然にふだん根本さんのカウンセリングを受けてるって話になるわけで、「どんなこと言われてる?」という話になりますよね?
それを近くで聞かされてる根本さんは恥ずかしいですよね?ドキドキしちゃいますよね?
そうするとAさんから「えー、なんでー?あたし、そんなこと言われたことないよ?あたしは“とにかく突撃せよ”って言われてるよ?」という声が響き渡るわけです。
それに続いてBさんから「えー、わたしはそんなこと言われてなーい!“手放してさっさと次に行けば?”って言われてる。なんで?」という声が聞こえてきます。
そう、そこには“本日とても運の悪い男、根本さん”がすぐ近くにいるわけです。
ゴン詰めされますよね?
「ねえねえ、なんでそんな対応違うわけ?」
食事の席ですから逃げ場はありません。
死んだふりしてトイレに逃げ込もうと思ったのですが、その話に他の参加者も興味津々に聞いてるわけで、全員で結託して逃亡を阻止しようと一致団結しています。
「だって、ふたりのタイプ、全然ちゃうやん?」
一瞬、あー、なるほどー、という空気になりました。
見てわかるくらい同じ自武女でもタイプが違ったのです。
で、ふつうのお客様であれば、それで何となく納得したような空気になるんですけど、自武女たちはその程度では許してくれるはずもありません。
おそらく、歴代の彼氏たち並びに上司、同僚たちにしてきたであろう迫力で詰められるわけです。
「どう違うの?わたしたち、確かに違う気がするんだけど具体的にどう違うの?」
そこでとっさに「だってAさんはきれい系で、Bさんはかわいい系じゃん?」とボケてみたのですが、当然のように豪快にスベリまして、「そういうのはいいから」とクギを刺されます。おそらく、こうして歴代の彼氏並びに上司、同僚たちは追い詰められてきたのだろうな、と実感するのです。
「まあ、Aさんは自分が納得しないと先に進めないタイプでしょ?彼にシャッター降ろされても突撃していくタイプじゃん?それでけっこう痛い目に遭うんだけど、『死ぬこと以外はかすり傷』だから次の作戦考えるじゃん。ていうか、あんまり人の言うこと聞かないでしょ?だから、僕がやめろ!って言っても聞かないでしょ?それなら、骨は拾ってやるから納得するまで戦ってこい!って言われた方がやる気にならない?」
Aさん。「なるなる。ようお分かりで。そうそう、ほんとにそう。あたし頑固なの。でも、Bさんはどうなの?」
ここで、私の言い方によってはAさんを落とし、Bさんを上げる、またはその逆になってしまい、ものすごくややこしくなるので、言葉選びにはたいへん慎重になります。
「Bさんはさー、この間も言ったけどほんとにその彼のことが好きなのか?って微妙なんだよね。好きは好きだと思うんだけど、傷ついた男を癒してあげたい!て気持ちが強くてそういう男に近づいちゃうと思うんだわ。だから、本質は今の彼じゃなくて、やっぱお父さんとかお兄ちゃんだったりするのよ。だから、今の彼のことよりも、ファザコン、ブラコンを手放そうぜ!ってアプローチなわけ。」
Aさん:「Bさん、そうなの?助けたい人なの?」
Bさん:「どうもそうみたい。Aさんは違うの?」
Aさん:「違う違う。そりゃ助けてあげたいと思う気持ちもあるけど、あたしと一緒にいたら楽しいでしょ?って思っちゃう。」
Bさん:「いいなあ、わたしはそんな自信ないもん。羨ましい。」
Aさん:「いやいやBさんもめちゃくちゃいい女よ。自信持ちなよ。」
と2人の世界に入られたので無事根本さんは窮地を脱したのでした・・・。めでたし、めでたし。
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で、結局それってAさん、Bさんのことをよーーーく知らないと言えないわけです。
だから、私はAさん、Bさんのことをよーーーく知ろうと思ってカウンセリングしてるわけです。
こういう性格なんだよな。
こういう価値観を持っているんだろうな。
こういう痛みを抱えてるんだな。
こういう愛を持ってるんだな。
こういう才能を持ってるんだろうな。
それで、今、こういう心理状態なんだろうな。
それで私はカウンセリングのときに忘れたような昔のこともあれこれ質問するんです。
そうしてAさん、Bさんのことが分かってきた分だけ、“正確に”これからのことが予測できるし、これからどうしたらいいのかを見渡すことができます。
・・・・。
こういう記事を書くと必ず“突撃部隊所属”の奴らから「わたしてどんな人間なですか?どうしたらいいですか?こういうことやっててもいいですか?教えてくださいよ~」と尋問を受けることになりそうなので・・・・・・若干、気が重たいのですけれど。
まあ、「分かっている」というのと「言語化できる」というのは違うので、あんまり期待しないでくださいね。(予防線)
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で、それが私が「自己探求ラボ」を始めた理由なんです。
そう、自武女たちにゴン詰めされないようにするため・・・ではなく、「やっぱ自分のこと知らないと何も始まらないよな」
いきなり話が変わってびっくりしたでしょ?笑
「現在地」を知らないと「目的地」への「ルート」や「手段」も決められないでしょ?
同じようなタイプのロックマン氏を追跡していても、「現在地」も違えば、好む「手段」も違うし、そしたら「ルート」だって変わるでしょ?
パートナーシップだけでなく、ライフワークにしたって同じことですよね?
ちなみにAさんはそのキャラから、「成長意欲も強いし、頑張ることも好きだし、セクシャリティ(パワー)も豊かだから、自分が前に出る生き方が合う人。キャリアを軸にし、パートナーはその人生に彩を与える存在」と見ているし、Bさんは「自分軸を確立して男を癒す才能を活かして生きるのが幸せな人。パートナーを立ててあげまんとして暗躍する女子力強めな人」というお見立てをしてました。
本人たちも納得してたのでたぶん合ってると思うんですけど、全然違うでしょ?
そうして自分で自分のことを深く知り、自分に合った生き方をしていく、というのがやはり理想的だし、幸せだと思うんですよね。
何より私は「幸福度最大化」を目指しているから。
だから、そうしてもっと深く自分のことを知る場を作りたい、と思って「自己探求ラボ」を始めましたし、それが終わってからも自己探求を続けられるように「自己探求ラボ+(プラス)」というオンラインサロンを立ち上げたんです。(オンラインサロンについてはあんまり表に出してないですけど。月額2,200円ってお得だと思いません?)
そして、みなさんだってもっと自分のことを知り、自分に合う人生を生きたいと思いませんか?
今の自分の生き方が自分に合ってるのか?これでいいのか?疑問に感じることはありませんか?
そういうのも結局「自分を知る」というところが出発点(=現在地)になると思うんですよねー。
自分で自分のことをもっと深く知れる場。
自己探求をする場。
興味ありませんか?
ということで、そんなみなさんの場を今度東京にて作ります。(大阪は継続中)
◎9/27(日)スタート!自己探求ラボ in 神楽坂~自分自身を様々な角度から深く知ることができる全6回~
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ちなみにこの自己探求ラボ、ご自身の会社やコミュニティでもやってほしいという方はメールなどでお声掛けくださいませ。
◎新しい学び「どうしたらいい?」が解決する 自分と他人の心理学(池田書店)
●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)
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