「あの人みたいに自由に生きてる人を見ると、自分なんて全然ダメだなぁって思っちゃうんです」
これも、よく聞く言葉です。
SNSを開けば、楽しそうに旅をしている人、軽やかにビジネスを成功させている人、自分の好きなことを貫いて輝いている人がたくさん流れてきますよね。
それを見るたびに、心の中で「いいなぁ」「すごいなぁ」とため息をついて、最後はなぜか、自分を責めてしまう。
「私はあんな風になれない」
「あの人は特別だから」
「私には才能がない」
ね、これ、けっこう多くの方が経験する感覚なんじゃないでしょうか。
でも、ここでぜひ知っていてほしいことがあるんです。
心理学の「投影」の考え方からすると、
「あなたが『あの人みたいになりたい』と感じた瞬間、あなたはもう、その才能のタネを持っている」
んですよ。
●「持っていないからこそ憧れる」は、実はちょっと違う
「いやいや、それは持っていないからこそ、あの人がうらやましいんですよ」
って、思いますよね。
私も、カウンセリングを学ぶ前はそう信じていました。
でもね、人間の心って、そういう仕組みになっていないんです。
たとえば、こんな場面を思い浮かべてみてください。
職場に、すごく仕事のできる先輩がいるとします。
あなたは「ああなりたいなぁ」と憧れて、同時に「自分にはまだまだ無理だ」と落ち込む。
一方、隣の部署にいる、あなたとは全然違う専門分野の人が淡々と業務をこなしている。
それを見ても、特に何も感じない。
この差って、なんでしょう?
完全に自分と無関係なものに対して、私たちは強い感情を持たないんです。
胸がギュッとなったり、嫉妬したり、自分を責めたりするのは、そこに「自分にもできそう」「自分もそっち側に行きたい」という感覚がどこかにあるから。
つまり、あなたの心は、「これは自分にも実現可能だ」とどこかで知っているから、そんなふうに反応しているんですね。
●苦手な人に映るのは「影」、憧れの人に映るのは「光」
これを心理学では「光の投影(ポジティブ投影)」と言ったりします。
苦手な人に映るのが、自分が抑圧した「影」だとすれば、
憧れの人に映るのは、自分の中で「まだ開花していない光」なんですよ。
「でも、現実にはまだ何もできていません」
そうですよね、わかります。
でも、ちょっと考えてみてほしいんです。
たとえば、文章を書くのがすごく上手な人に憧れるとしましょう。
ということは、あなたの中には、すでに「言葉や表現を大事にしたい」という資質があるはずなんです。
それがなければ、文章のうまい人を見ても、なんとも感じませんから。
たとえば、堂々とプレゼンする人に憧れるとしましょう。
ということは、あなたの中には、すでに「伝えたい何か」「届けたい想い」があるはずなんです。
それがなければ、プレゼンする人を見ても、ぼーっとスルーするだけですから。
つまり、「憧れている時点で、あなたはすでに同じ周波数を持っている」わけです。
ただ、まだ「使い方を知らない」「許可を出していない」だけ。
●「完成形」でしか自分を認められないクセ
ここがすごく大事なポイントなんですけど、私たちは、自分の才能を「すでに完成した形」でしか認められない、というクセを持っているんですね。
「あの人ほど上手じゃないから」
「あの人ほど稼いでないから」
「あの人ほど人気がないから」
──だから、自分には才能がない、と勝手に判定しちゃう。
でも、才能って、最初から完成形で出てくるわけじゃないんです。
あの憧れの人だって、最初はヘタクソで、不安で、でも続けてきたから、今があるんです。
そして、あなたが「あの人みたいになりたい」と感じる強さは、
そのままそっくり、「あなた自身の中に眠っている可能性の大きさ」なんです。
●嫉妬や劣等感は、あなたの「未来からの地図」
ね、ちょっとワクワクしてきません?
憧れの人を見て落ち込むのではなく、
「あの人は、私の未来を見せてくれているのかも」
と捉え直してみる。
そうすると、嫉妬や劣等感が、「自分の地図」に変わっていくんです。
「私はこっちに進みたいんだ」
「私はこういう自分になっていきたいんだ」
それを教えてくれる、貴重な道しるべになる。
そして面白いのは、自分の中の光を回収していくと、不思議と「あの人」への嫉妬や劣等感がすっと消えて、純粋にその人を応援できるようになるんです。
それは、その人がもう「鏡」ではなくなって、ただの一人の人として見えるようになるから。
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[5/24(日)に開催する自己探求ラボ「投影を極める、投影を使いこなす」]では、この「憧れの人に映っているあなた自身の光」を回収するワークもじっくり行います。
「私には何もない」と思い込んでいた方ほど、ご自身が持っている資質や才能の多さに、たぶん驚かれると思います。
東京・神楽坂会場、もしくはオンライン(Zoom)でご参加いただけます。
あなたが憧れているその人は、実はあなた自身の未来からのメッセージかもしれません。
それを、一緒に受け取りに来ませんか?