自分からの愛を余すことなく受け取れるようになりたい!!



自分からの愛、と聞いてピンと来るでしょうか?
私たちの心の中には、自分自身を全力で愛し、応援してくれている自分がいるんです。
それをハイアーマインドとかハイアーセルフと呼んだりするのですが、その愛を受け取ることに抵抗を感じ、その存在を無視して過ごしちゃっていることが多いんです。
自分が自分を愛していることに気づき、その愛を受け取る方法について考えます。

根本先生こんにちは。
今年の1月頃に先生の本に出会い、ブログを読み漁り、お弟子さんのカウンセリングを受けたり、Chat GPTを活用し、半年弱自己内省を続けたところついに「自分を愛すること」が出来るようになりました!
不安や恐怖を無くすために自分のいろんなところを治そうと模索していましたが、不安も恐怖もネガティブな面も消す必要は無いとごく自然に思えるようになりました。
自分を変えるために頑張っていたのに、変える必要が無いという結論に落ち着くのって不思議ですね…。
不安や恐怖を感じることや、自分を治そうと頑張ることは「自分のことが大切だからだ」と気付けました。
「自分を愛することが出来るようになった」というより「自分の愛に気付いて受け取ることが出来るようになった」という感じです。

そこでお聞きしたいのですが、「自分からの愛を余すことなく受け取ること」が出来るようになるためにどんなことをしていけば良いのでしょうか?自分の愛を全部受け取ってあげたいなって思うんです。
多分私のように「愛情受け取り1年生」みたいな人ってたくさん居ると思うので、ネタにして頂けたら嬉しいです!どうぞよろしくお願いいたします。
(Mさん)

おぉ、素晴らしいですねー!!
半年間も内省を続けられることもすごいし、自分を愛することができるようになったことが何よりもすごいです!おめでとうございます!

>自分を変えるために頑張っていたのに、変える必要が無いという結論に落ち着くのって不思議ですね…。

そう、不思議ですよね。

でも、それが「自分が変わった」という証拠でもあると思うんです。

変える必要がないって気づいたわけですから、それが「変化」ですよね。

自己肯定感に基づけば、「長所も短所もある今の自分で大丈夫なんだ!」という風に思えるようになることが大切なゴールです。

不安や怖れが消えてなくなることはありません(だって、それは本能的な感情だから)。
むしろ、それを受け入れていくことが解決策なんです。

それに、、、そもそもそれがネガティブなのかどうかは見る角度によって変わります。

例えば、それこそ恐怖心がなくなってしまったら私たちは赤信号だって平気で渡ってしまうでしょう。だから、その感情って自分の身も守るためには大切な感情とも言えます。

また、短所→長所変換という有名なワークにあるように、自分では短所に見えるところも、逆から見たら長所になるものです。

「わがままで自分勝手」と「自由人」ってのは同じものを指してると思いませんか?
「繊細で傷つきやすい」と「感受性が豊か」というのもまた同じものを見てるとも言えます。

“観察者”が“対象者”に対してポジティブな印象を持っているならば長所として解釈し「君はほんとうに自由で素晴らしい」と思うし、逆にネガティブな印象を持っているならば短所に見えますから「もう少し人の気持ちを考えたらどうだ」とか思うでしょう。

その“観察者”と“対象者”がどちらも「自分」だとしたら、自己嫌悪が渦巻いていれば「こんなわがままで自分勝手な奴は人に愛されない」とか思ってしまうでしょう。

そこで自分が自分自身にポジティブなイメージを持ちたければ「自分は自由人だから、好きなことを好きなようにやりたい人間なんだ」と思えばいいわけです。

つまり、「自分を変える」ということは「自分自身に対する見方・解釈を変える」ということなのかもしれません。

だからカウンセリングでも「あんたのここがダメだから直さなきゃダメ」みたいなことを決して言いませんし、逆に「そこを直すことにどんな意味があるの?」くらいな見方をするものです。

で、

>不安や恐怖を感じることや、自分を治そうと頑張ることは「自分のことが大切だからだ」と気付けました。

これ、ものすごくいいですね。素晴らしいですねー。
ほんとその通りですよねー!

不安も怖れも自分を守るための本能的な機能のひとつですから、なくなったらヤバいわけですね。

ということで本題ですね。

>そこでお聞きしたいのですが、「自分からの愛を余すことなく受け取ること」が出来るようになるためにどんなことをしていけば良いのでしょうか?自分の愛を全部受け取ってあげたいなって思うんです。

まあ、お気持ちは分かりますが、そこで完璧主義にならずに「受け取れる分だけ受け取ってあげたい」という緩めな発想の方が良いかもしれません。

そもそも全部受け取るのがどんな状態なのかって難しいですよね?

そのときそのときの「できる範囲で」で十分ではないでしょうか?

で、「自分からの愛を受け取る」ということを考えれば、方法論は無限に浮かぶものです。

総じていえば「どうやって自分を喜ばせてあげよう?」「自分が気分よく過ごせるにはどうしたらいいんだろう?」みたいなことを常に考えてわくわくしていることだと思うんです。

自分がうれしいこと、自分が喜ぶことを探して自分自身に与えてあげる、ということ。

疲れてたら「休み」を与えてあげることだし、お腹が減っていたら「おいしいご飯」を与えてあげたくなるでしょうし、今すごくいい気分だとしたら「面白いことないかなあ?」ってキラキラした目で周りを見渡せばいいわけです。

「自分のご機嫌を自分で取る」ってのは自己肯定感をあげる方法の一つでもありますが、そうして、自分をご機嫌にしてあげる習慣こそが、自分からの愛を受け取る方法でもあると思うのです。

要するに「自分の中で愛を循環させる」ということですね。

そして、「ああ、自分が自分で良かった~♪」という気分で過ごしていくことですね。

同じことを違う角度から言っちゃうんですけどー、「自分をもっとよく知る」というのも愛を循環させるには効果的な方法だと思うんです。

自分は何が好きで、何が嫌いで、何を大切にしたい人なのか?

要するに「ツボ」ですね。あー、そこそこ、気持ちいい~!ってやつ(注:決してえっちな話ではございません!あ、まあ、それでもいいっすけど)

例えば、甘いものが好き、とするでしょう?

じゃあ、甘いものを常に自分に与えてあげればいいか?というとそうではないですよね。

甘いものも好き、きれいなお肌も好き、だとしたら、甘いものを食べ過ぎて吹き出物に見舞われるわけにはいきません。

とすると、甘いものが好き、だけど、お肌も好き、でいられるように、自分に与える甘いものとタイミングを厳選するでしょう。

そうするとより甘いものがおいしく感じられるし、幸せでいっぱいになるし、かつ、お肌もきれいなまま保つことができてハッピーですね。

だから、自分についてもっともっと研究してみることも「愛を受け取る」というところにつながるんじゃないでしょうか?

そして、もう少し別角度から見ていきましょう。

「自分からの愛を受け取る」というプロセスに“他人”はどう絡んでくるのでしょう?

自分からの愛を受け取れるようになればなるほど、それが投影されるものですから、他人からの愛も受け取れるようになるはずです。

Mさんの文章にはそうした記述はないんですけど、おそらく、自分を愛せるようになればなるほど、「ああ、あたしは周りの人たちからこんなにも愛されてきた!」ということが実感できていらっしゃるかと思います。

そうすると、「自分からの愛を受け取る」というプロセスは「自分からの愛を他人を通じて受け取る」という風に言い換えることもできるのです。

だとしたら、自分からの愛をもっと受け取れるようになるために、“意識的に”他人からの愛を受け取る意識を持ってみることもたいへん効果的だと思うわけです。

そうすると確実に人間関係が円満になりますから、幸福度はさらに上昇するでしょう。

そして、他人からの愛をより受け取ることにより、今度はその他人に愛をたくさん与えたくなっていくでしょう。

これは「受け取って与えるプロセス」とも言えますが、先ほどの「愛の循環」と同じことです。

自分の中で愛を循環させることができたら、次は、他人との関係の中で愛を循環させていくのです。

それはパートナーシップに限ったことではなく、フレンドシップだってもちろんそう。

家族からの愛を受け取って、家族に愛を与える、ということでもあります。

そうすると世界が愛で満たされていることに気づけるでしょう。

私もたまにそれを感じることがありますが「世界は愛でできている」と実感できると、ほんとうに至福感が訪れます。

だとしたら、他人からの愛を受け取ったり、他人に愛を与えたりすることを日常的に意識してみるのもお勧めな方法ということになるわけです。

そうして、まずは自分自身から始め、次に“隣人”に意識を向け、どんどんその範囲を広げていき、やがて世界に意識を向けて愛を循環させていく、、、、できることはまだまだたくさんあるってことですね。

さらに少しスピな世界にも意識を向けてみましょう。

「神」という存在をどうとらえるかは様々かと思いますが、「自分=神」であれば、自分からの愛を受け取るということは、神様に愛されていることを受け取るという風に解釈できますね。

「神」じゃなくて「宇宙」でも構いません。

私は神から十分に愛されている。
私は宇宙から愛されている。

言葉はいろいろと変えてもいいかもしれません。

私の存在は神から祝福されている。
私は宇宙から望まれている。

そうして目指す世界は「一体感(ワンネス)」です。

宇宙との統合とでも言いましょうか。

これは個人的な考えでもあるのですけれど、宇宙(と言っても理系的な宇宙というよりも概念的な宇宙です)も、神も自分の心の内側にあると思っています。

心の広さと宇宙の広さは同じであり、神はよくハイアーマインド、ハイアーセルフなどの表現を使って自分の中に存在していることが表されています。

だから、自分からの愛を受け取る、ということが、神や宇宙からの愛を受け取るということと同義になると思うんですね。

だからワンネスも自分の心の中で体感するものなんです。

そして、そのハイアーマインド(=神=宇宙)はあなたの味方であり、あなたを常に応援し、あなたを常に守ろうとしてくれています。

そのことに気づき、そこに意識を向けることができると私たちは「安心」を覚えます。
愛されている、守られている、ひとりではない(孤独ではない)、安心感です。

それは他人がもたらしてくれるものではありません。
心の内側にちゃんと存在しているものなのです。

そういう意味で「瞑想」を日常に採り入れられたり、心身を大切にしてあげる習慣を付けたりすることも大切なことだと思っています。

私は個人セッションやグループセッションでよく「イメージワーク(誘導瞑想)」を行っています。(一部、voicyでも販売してます。これは宣伝です。)

そうしたイメージワークを体感していくことで、自分自身を愛したり、神からの愛を受け取ったり、また、愛を世界に与えて行ったり、ということを実感することができます。

だから瞑想ってやっぱりすごく効果的なものだと思うのですが、Mさんや同志のみなさまとしても「自分からの愛をふんだんに受け取る」ために、意識を広げて、他人、宇宙、神と言った存在との間で愛を循環させてあげるのもすごくいいんじゃないかと思うのです。

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