自分の封印を解いて魅力があふれ出しちゃったら困るよねー！だって目立つし、いろんな人が寄ってくるし、人を不幸にしちゃうもんねー！（え？）

＊

私たちはみんな自分の魅力や価値を封印して生きているのかもしれません。
周りに合わせるように、浮かないように、いじめられないように。
けど、それってつまんないし、問題も続出するので、自分を出したい！と思うようになるんですね。
でも、そうすればそうしたでそんな自分を抑えようとする勢力も出てくるわけで・・・。

＊

まあ、もう少し周りの人の気持ちが分かると良いわね！というリーダーシップに関するテーマですなあ。

ちょいと難しいですけれど。

「自分の価値や魅力を受け取ることってめっちゃ怖いよねー。だって、そしたら影響力が出て来ちゃうし、自由だけど責任も生じるし、何よりも目立っちゃって迂闊に鼻くそほじれなくなっちゃうよね。」という感じ。

そういう怖れが強いときって、

＞「自分の好きなように生きると周りを振り回して不幸にしてしまうのではないか」

という風に思っちゃうんですけど、そして、そこには罪悪感という感情があるのですけれど、でも、そうとも限らないのが現実なのよね～♪という部分にも目を向けなきゃいけないわけです。

Ｍさんが好きなように生きると、、、、

どうして周りを振り回すことになるのでしょうか？
不幸にしてしまうのでしょうか？
どうしてそう考えてしまうのでしょうか？

という点について４００字詰め原稿用紙３枚以内にまとめてレポートを書いてきてください。1,200字って意外と少ないので要点をまとめる筆力も必要ですぞ！笑

＞自分の身勝手な振る舞いに、周りを巻き込んでいるだけのように感じ、自分を封じ込めたくなります。

これ、確認したことあります？
周りの人たちに「あたしって身勝手？みんなを振り回してる？」ってアンケート取りました？

自分がそう感じているだけ、なのかもしれませんよね。

そして、意外なことに「振り回されることが好き」という人種も世の中にはいるんですな。

誰かをサポートしたり、誰かのために尽くしたり、誰かを喜ばせるために頑張ったり、ということが好きな人たちがいて、その人たちは自分が「この人！」と思った相手のために頑張ってくれるんですよね。

そうして選ばれた人は「リーダー」としてその価値や思いを受け取ることが課題になります。

こういうのって別に自分がそうなることを望んだわけじゃないので、たいへん抵抗が生まれるところなのですが、これもまた「自分の価値を受け取る」というテーマのひとつです。

「ああ、自分はもうそういう立場なのか」と受け入れるってことですね。

＊

でも、Ｍさんや同志のみなさまにとっては、そうして自分を封じ込めてきた歴史があるのかもしれない、と思うわけです。

たいていは幼少期から思春期あたりで起こることですけれど、親の親役をやっていたり、優等生をやってきたりしたら、やっぱ自分を抑えることが癖になりますよね。

自分をそのまんま出すことを禁止する習慣が、大人になった今も脈々と続いているんです。

だから、何かとその癖が出てきてテキトーな理由を付けて自分を封じ込めようとしちゃうのです。

そういう意味では「周りを振り回しちゃうから自分を封じ込めなきゃ」というよりも、「自分を封じ込める理由ってないかな？そうか、好きに振舞ってたら周りを振り回しちゃうよね！それよ！それ！それでいこう！」という感じなのかもしれません。

いじめの経験があるならなおさら自分を隠したくなりますよねー。

出る杭は打たれるし、目立ったら攻撃されるし、自分を出したら浮いちゃうし、じゃあ、自分を隠さなきゃ、自分を封印しなきゃ、と思うようになるものです。

そんなときに「好きなように生きたらええやん」とか言われたら困るわけです。笑

今まで封印してきた自分が出て来ちゃうわけですから。

特にセクシャリティが強いって自覚されてるなら、自分を出したらキラキラ光っちゃうわけです。とても魅力的なことがバレちゃうんです。人が寄ってきてしまうんです。モテ期が到来しちゃうわけです。

そりゃ困りますよねー。

＊

つまり、ここでみなさまに気付いていただきたいのは、私たちが封印している自分とは、【とても魅力にあふれた価値がいっぱいの自分】なのです。

要するに私たちは周りの人たちとうまくやるために、困ったことにならないように、いじめられないように、自分の魅力や価値、長所、才能を封印してなんとか今日まで生きてきた、ということなのです。

これ、ものすごく大事なポイントなので岩に刻んでおくようにしといてください。

しかも、私たちはその【とても魅力にあふれた価値がいっぱいの自分】を封印するために、ネガティブなレッテルを貼り、危険物のように扱っています。

その自分は周りの人に迷惑をかけるとっっても悪い奴なんだ！
そんな自分を出したら人から嫌われるとっても嫌な奴なんだ！
そんな自分なんて愛されるわけがない！だからそんな奴は隠さなきゃダメなんだ！

そうしてものすごくエネルギーを使って自分を封印してきたのです。

＊

そういうわけですから私たちは自分の価値や魅力に薄々気付いていてもそれを出すことに抵抗を覚えるようになります。

「危険物」のレッテルを剥がすことにものすごい怖れを覚えます。

でも、やっぱり価値や魅力を封印した生き方はしんどいし、辛いし、うまくいかないし、物足りないし、つまんないし、飽きるし、面白くないし、疲れるし、やる気が出ないし、楽しくないのです。

それに各方面で問題が勃発し、「いやー、仕事もパートナーシップも全然ダメっす」という状態になっていきます。

それでカウンセリングなんぞを受けると、意地悪なカウンセラーから「そりゃあ、右利きなのに左利きで生きようとしてたらしんどいべ？」とか「数学がめちゃくちゃできて国語が超苦手なのに文系に行こうとするのってどうよ？」とかねちねちイジられるんです。

だから、Ｍさんが封じ込めようとしている自分ってのは、Ｍさんらしい魅力的な姿をしているんです。

でも、それを隠さなきゃと思ってきたから、いろいろ理由を付けてまた隠そうとされてるんです。

じゃあ、どうしましょう？

自分が好きなように生きるのって楽しいですよね？
その面白さを味わっちゃいましたよね？
そして、封印を解いて次々魅力的な自分が出てきているんですよね？

それ、また隠しますか？
またあのつまんない時代に戻りますか？

嫌ですよね？

じゃあ、思い切って、「このまま沸き上がるものに身を任せ」るのがいいんじゃないかと思うのですけどどうでしょう？

＊

もし、隠していた自分を出して生きたいけどそれが怖いって方はカウンセラーなどを側に置いてサポートしてもらうのがお勧めです。

◆根本の個人セッション
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「こんな自分なんだけど出しても大丈夫？」
「もっとこうなりたいんだけどどうしたらいい？」
「自分を出したら男が寄ってきたんだけど蹴散らした方がいい？」
「なんか女の一部から嫉妬されてるみたいなんだけどヤっちまってもいい？」
なんてことを相談してみてください。

＊

さて、今まで封印してきた【魅力的な自分】を出し始めると、一部、周りの人たちは喜び「そうそう、あんたはほんまはそういう人なんよ」と歓迎してくれる一方で、一部の人は「え？なんかあんた変わっちまったな」と離れていくこともありますし、また、異性関係では「友達だと思ってた人から告白されて困ってる」なんてことも起こり得ます。

また、人が急に集まって来ちゃって「恥ずかしい（きゃっ）」となることもあるでしょうし、自分が目立つようになってしまったのでどうしていいのか分からなくなることもあります。

まあ、慣れてないっすからね。無理ないっすね。

でも、やっぱり怖かったり、恥ずかしかったりするでしょうし、Ｍさんが感じるように責任を感じてしまうこともあるでしょう。（優等生やってたからね、それも無理ないわね）

「自分を優先する」なんてことに慣れないですからね。

電車やエレベーター降りるときに「お先にどうぞ」って言われたら素直に「ありがとう」とニコッとして先に出られます？「いえいえ、そちらこそ、お先にどうぞ」って言ってません？言うたらあかんで？な？ほんま。

今まで封印してきた魅力的な自分を解放し始めると今までと勝手が違うことが多くなります。

例えば、ある方はパーティなどでいつも壁の花だったのに、あるときからいろいろと声をかけられるようになって、気が付けばパーティの真ん中にいてた、という恐ろしい話をされてました。ちなみに、それを「せんせーのせい」と言ってまして日本語がまだよく分かってないんだな、と思ってました。笑

また、別の方は自分が魅力的になったことを受け入れられていなかったので、急にモテ始めて怖くなり、全員ぶった切っておられました。それを「せんせーのせい」と言ってまして、まあ、確かにそれも一理ある、と納得しまして「すまぬ！」と手を合わせておきました。ちゃんと「気を付けろよ、男が寄ってくるからな」と忠告しておいたはずなのですが、きっと華麗にスルーされていたのでしょう。くそ。あ、失礼しました、言い直します。うんこ。

まあ、芸人が急に売れてみんなに顔を知られるようになっちまったような感じでしょうか。

そういうときって怖いから自分を抑えようとするんですけど、そうするとかつてのつまんない世界に戻ってしまうので、それもイヤですよね？

だから、そこでは「新たなステージでのお作法」をあれこれ学ぶことがお勧めなのです。

＊

セクシャリティが強いって自覚がある方はもれなく「目立つ」とか「カリスマ性」とか「影響力」とかが出てきます。

それをネガティブに捉えるとＭさんのように「周りを不幸にしてしまう」と思ってしまうんですけど、よくよく考えれば、Ｍさんは「周りを振り回して不幸にしてしまうほどのパワーを持っている」ということを知ってるんですよね。

そしたら、逆に周りの人を幸せにしてあげることだってできるってことですから、それは素晴らしいことです。

例えば、従業員を抱える経営者というのは、従業員たちの人生をある程度背負っています。
自分の決断ひとつでこいつらを路頭に迷わせてしまう、というプレッシャーもあります。
でも、逆に自分の決断でこいつらを喜ばせることができる、ということも知っています。

だからリーダーであることを引き受け、覚悟を決めて、社業に当たっているわけです。

分かりやすく経営者を例にしましたが、Ｍさんも同じこと。

封印を解き、自分を解放し、セクシャリティをがんがん活かしながら自分が好きなように生きていくことにもっと本気になり、その影響を引き受ける覚悟を持つ、ということが今必要なのです。

つまり、そりゃあ、魅力的な自分を出せば男が寄って来るよねー、勘違いする奴も出てくるよねー、ということを“引き受ける”わけです。

さらに、封印していた自分の振る舞いを見直すことだって必要に迫られるでしょう。

魅力的になった分だけ、異性に対する言動には気を付けなきゃいけないかもしれません。

うちのクライアントさんには「魅力的であることを分かって敢えて男をたぶらかす悪人」もたくさんいらっしゃるのですが（←見つけるたびに成敗しています！）、さらなる極悪人として「魅力的であることを知らずに結果的に男をたぶらかす奴」もいるんですよね。

Ｍさんもそういう極悪人にならぬよう、「魅力的な女」としての立ち居振る舞いを意識した方がいいと思います。

「Ｍさんってほんと素敵な女性ですよね？」
「え？そんなことないですよー！○○さんの方が素敵じゃないですかー」

というやり取りがものすごい地雷になることもありますし、目を見てニコッとしただけで男のハートをテポドンが貫いちゃうこともあることをちゃんと知っておかなきゃいけません。

でも、そういうめんどくさい点もありますが、それ以上に喜びもあります。

そうすると「自分の幸せや喜びが周りの人も幸せにする」ということが分かってくると思います。

これが受け取れたらますます自由に魅力的な女として生きられるようになりますよね。

だから、とりあえず「調子に乗ってるかな？」と思うくらい自由にしてみてください。
そして、したいようにし、やりたいようにやり、人を頼るときは頼るようにしてみてください。

そうすると新しいステージにも慣れてきてますます人生が楽しくなるもんです。

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