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何かしら自分がタブーにしてることを目の前でやられたら嫌悪感を抱くものですが、じゃあ、なぜそれがタブーになっているのか?というところを掘り下げていきたいところです。
シャドウとの出会いは自分を大きく成長させるチャンスになりますね!
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コロナ禍以降、私にはSNSを介しての友人が増えました。
リアルの生活では出会わないであろう人たちとの出会いは刺激的ですし、こんな人もいるんだなと勉強にもなります。が、しかし、どうにも嫌悪感を抱いてしまう同性がいます。
思い返してみれば、ここ2~3年で同じようなタイプの女性と親密になっては疎遠になるを、すでに2回繰り返しており、これはもしや・・・?これが噂の・・・?シャドウなのでは?!と思い至った次第であります。
ちなみに、嫌悪感を抱くポイントは、めちゃくちゃ女を出すところ!!(全員既婚者)
なにコイツらマジで節操ないじゃん。きっっっっっっしょ!!と心の中では毒を吐いています。
疎遠になっても、また新たに似たようなタイプの女性が現れ、しかも、以前の上位互換のような女性で気が滅入ります。あちらは仲良くしてくれるので、こちらには罪悪感も募ります。
これまでの人生、嫌悪感を抱くような人はまわりほとんどいなく、人間関係には恵まれてきました。学生時代も、女子同士の陰湿な仲間はずれなどはありましたが、私だけは攻撃されない謎の特別待遇を受けていましたし、女友だちに嫌われることも嫉妬されることもほとんどない人生でした。
なので、この歳になってこのようなタイプの同性への対処法が分からず、困っています。できれば彼女とも嫌な気持ち(嫉妬と罪悪感?)を感じずに仲良くしたいです。
いま、私は何に取り組めばよいでしょうか?
投影の法則によれば、この問題は、私が自分自身で無意識に封印した「女性らしさ」を解放せよというサインなのでしょうか。
学生時代に特別待遇を受けていたのも、女らしさを出さなかったために攻撃対象にならなかったのだろうか、と考えたりもします・・・いやでも変なキャラ作りもしてなかったし、まあまあ活発なタイプだったし、異性からもそこそこ告白されたぞ、とも思います。
それともいい子をしすぎているのか?どこに問題があるのだ?と。
ちなみに弟がいる長女で、姉弟仲も家族仲もいいです。母はあまり女女しておらず、どちらかといえば癒し系です。
最後になりましたが、ここ2年、根本さんのブログ、Youtube、講座、お弟子さんのカウンセリング等、利用できるものはガッツリ利用しまして、自分で言っちまいますがいい女になりました。
お察しのとおり、ロックマンをロックオンしたことがきっかけでございます。おかげさまで、少しずつ彼の鎧は溶けてきているように感じます。根本さんはじめお弟子さん、そしてこの2年間がんばった過去の自分に感謝です!
(Aさん)
最後のひとこと、めっちゃいいっすねー。そういう風に思える言えるって最高ですよ!素晴らしいですー!みなさんもぜひ頑張ってきた自分に感謝してみましょう。「ありがとう、自分よ!」と。
それに「利用できるものはガッツリ利用する」ってほんといいですねー。
それくらいの思いがあればめちゃくちゃ変化・成長しますよね。
よく勉強されているだけあって投影やシャドウもちゃんと理解されているようです!素晴らしい!
そして、不埒な、あ、ちがう、不肖な弟子どものカウンセリングも利用してくださってありがとうございます。
最近、そんなご報告を多数いただくようになりました。ほんとありがたいです。
さて、Aさんのお話ですが、
>投影の法則によれば、この問題は、私が自分自身で無意識に封印した「女性らしさ」を解放せよというサインなのでしょうか。
という理解でたぶん間違いないと思います。
が、「それも一理ある」というテイで、投影してるのは必ずしもひとつの現象じゃないので他にもいろいろと解釈できると思います。
例えば、Aさんの母君は
>母はあまり女女しておらず、どちらかといえば癒し系です。
とのことですから、「母・妻たるもの、女を出してはならぬのだ」という思いがAさんの中に眠っているのかもしれません。
だから、
>めちゃくちゃ女を出すところ!!(全員既婚者)
というところが引っ掛かるとも解釈できます。
妻なのに女を出すなんて許せん!というわけですな。
「あたしは独身で女を出してロックマンを何とか口説き落とそうと頑張ってんのに、あんたたちは結婚してんでしょ?だったらもっと大人しくしてなさいよ!相手がいるんだから!あたしはまだいないの!くやしぃー!」みたいなのもあるのかもしれません。
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とはいえ、めちゃくちゃ女を出す女がなぜそんなきっしょいのでしょうか?
カウンセリングとかではその辺をねちねちと聞いていくのがご作法だと思ってますので「具体的にどういうところがきっしょいの?」「なんでそれがきっしょいんだと思う?」「自分がそうなるのってどんな気分?」「女を出すってAさん的にはどんな感じなの?」等々矢継ぎ早に質問を投げつけることになるかと思います。
とはいえ、ウザいことに切っても切っても同じタイプの人が現れるってことは、それくらい強いメッセージがそこに含まれてるんだと思います。
シャドウってのは「生きられなかったもう一人の自分」であり、新たな自分の可能性や道を示してくれるものでもあります。めっちゃきしょいけど。
「女を出す」以外で彼女たちに共通する点ってありますか?
仕事バリバリできるとか、めっちゃフェミニンだとか、性的な匂いがプンプンするとか、家庭を大事にしてなさそうとか、スタイルがいいとか、みんな脱毛してるとか、足の匂いが臭そうとか。
その辺をもう少し整理していくと自分の中の何を投影しているかがよく分かってくると思います。
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また、「なぜ、今このタイミングで“女”が気になるのだろう?」という点についても見ていきたいですね。
やはり利用できるもんは全部利用していい女度がぐいーんとアップしてきた今だから気になるのか、それとも、それでもまだまだ解放されていない“女”が内側にいるのか、それともまた違う何かがあるのか。
例えば、常連様がこんなことをおっしゃってました。
「最近、ベビーカーを押してる若いママがなんかやたら目に付くようになったんですよ。それでちょっと心がざわつくという笑。自分は結婚もしてないし、子どもも欲しいと思ったことないんですけど、それってやっぱりそうしたかった自分もいるってことなんですかね?あたし的には猫で十分だし、不倫だけど彼氏もいるから幸せだと思ってたんですけど」
常連様ですので「そうちゃう?」と軽く聞き流したんですけどね。お尻がかゆかったし。でも、常連になればなるほど扱いがひどくなるのは良くないですよねえ。商売人は常連様でも持ってるわけですからもっと丁重に扱わないといけないですよねえ。来世はそうできるように頑張りたいと思います。
で、彼女も「もっとちゃんとした答えを!私に!くれ!」と強く所望されるので、「あんたの中の母性が行き場失ってんちゃう?猫たちも育ったしさ。あと『若いママ』ってのもなんかあるかもよ。あんたはバリバリ第一線で働いてるわけじゃん。でも、彼女たちは若くしてママになったわけで、あんたとは全然違う人生なわけじゃん。そこにもう一つの自分の人生を見ちゃってるんじゃね?ということは、最近なんか疲れてない?虚しさ感じてんじゃない?そろそろまた旅行行った方がいいかもよ。」と懇切丁寧に説明させていただきました。
「うわっ。確かに仕事忙しくて疲れてないって言えばウソになるし、虚しいってのはめっちゃ思い当たるわ。こんなことしててあたしいいんかな?とか最近思ってるわ。先生、すごいやん。」とおっしゃったのでお小遣いをせびってみたのですが軽く拒否られましたね、くそ。
Aさんの話。「めちゃくちゃ女を出してる既婚女性になぜ嫌悪感を抱くのか?」というネタにおいても、今このタイミングでそれを感じていることが何らかの意味があると思うんですよね。
やっぱAさん自身が女を出し始めたからかなあ・・・。
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>学生時代に特別待遇を受けていたのも、女らしさを出さなかったために攻撃対象にならなかったのだろうか、と考えたりもします・・・いやでも変なキャラ作りもしてなかったし、まあまあ活発なタイプだったし、異性からもそこそこ告白されたぞ、とも思います。
例えば中学高校にもなればメイクやネイルに興味が出てきたり、前髪を巡る1mmの攻防とかが出てくるじゃないですか。顔やスタイルをめっちゃ気にするようになったり、かわいくなれるためにファッションをめっちゃ研究したり。
うちの読者の主軸である自立系武闘派女子のみなさまの中にもそういうことしてきた人もいるにはいますが、たいていはすでに戦場に出て第一線で戦っていたり、来るべき戦闘のために日々鍛錬を重ねていたり、虎の穴から脱出すべく格闘を繰り広げていたりしていたわけじゃないですか。
Aさんはどうだったんでしょう?
女子から特別待遇を受ける女子というのは一般的には「宝塚の男役」というタイプに多く、いじめの対象になるよりも憧れになってバレンタインデーにはチョコもらったりするんですけどね。
天海祐希さんとか大地真央さんとか吉田沙保里さんが同級生だったらいじめの対象にはならずに特別待遇枠を与えられると思いません?
でも、やっぱ美人だからモテるのはモテるんですよね。
とはいえ、他にも特別待遇受けるキャラってのもありますから、そこはAさんの何らかの魅力を表してるんじゃないかなあ、と思うわけです。
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さて、
>なので、この歳になってこのようなタイプの同性への対処法が分からず、困っています。できれば彼女とも嫌な気持ち(嫉妬と罪悪感?)を感じずに仲良くしたいです。
という件なのですが、そうやってちゃんと自分の気持ちを見ていくというか投影を取り戻していくというかをやっていくとだんだん相手のことが嫌じゃなくなっていくものです。
「自分の中の何らかの嫌悪感を投影しているので相手に嫌悪感を覚える」というわけですから、その嫌悪感と向き合っていくわけです。
その正体が嫉妬や罪悪感だったり、セクシャリティへの抵抗だったりすると思うので、そこを見ていくのがやっぱいいのかなあ、と思うのです。
また大きく成長するチャンスがやってきたというわけですね!
よくセッションとかでやるのはその人と向き合うイメージワークです。
その人を思い出していただき、どんな気持ちがするのか、何を感じているのかを遠慮なく言葉にしていきます。
そうして感情を見ていくことで「なんか大丈夫」になる瞬間がやってきます。
逆に言えば、そうなるまで続ける必要があるんですけどね。
ひとりでやるのはちょっと抵抗があったり、難しかったりするって方はカウンセリングも使ってみてください。
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ということで、シンプルに考えれば「もっと女を出してみる」ということが課題になりそうです。
「今よりより女を出すファッションと言えば?」と聞かれて思い浮かべたファッションをそのまま身に着けてみます。
女を出すファッションというと腕脚背中を出す、体のラインが出る服、濃いめのメイク、みたいなイメージもありますが、ある人は「着物」「浴衣」だったり、「チャイナドレス」だったりしたり、その人それぞれイメージが違いますよね。
カウンセリングのときにガーターベルトを着けて来られた方がいて「それを見るだけでエロいと思えるから最強」とおっしゃってました。
また、「今よりさらに女を感じさせる振る舞いは?」というのをイメージしてみるのもいいです。ファッションよりも難しいですけれど、そうした振る舞いを意識してみるだけでもだいぶ表情や雰囲気が変わりますね。
もちろんセクシャリティにより意識を向けてみるのもいいでしょう。
そういう風に「女を出す」ということを意識してみるだけでその既婚者の同性たちの嫌悪感も収まっていくかもしれません。
◎女性性とセクシャリティとサレンダーとコミットメント~実習メインのグループセッション~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/43397
◎9/16,17,18 ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
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●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)
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