「怒り」と「セクシャリティ」の密な関係について~怒りはとても大切な感情なので大事にすべし~



良い人ほど「怒りを怖れる」ということをやってしまい、抑圧してしまいがちです。
そうするとやる気も失うし、セクシャリティも封印されてイキイキできなくなるものです。
そう、怒りはセクシャリティ、生命力ともつながる原初的な感情なのです。

いつもブログ更新ありがとうございます。
素朴な疑問なのですが、ちょっと面白いネタになるかも!と思ったのでネタ提供がてら質問させていただきます。

私は激怒しながら歩いている時こそやたらとナンパされます。
他人が激怒している時って普通声をかけたくないと思うのですが、激怒しているとエネルギーが漏れ出ている的な原因があって男性を惹き付けるのでしょうか?

カウンセリングを受けた後もよくナンパされていて、それは緩んでいい感じの空気感を醸し出しているんだろうな~と思うのですが、このあたりの引き寄せ(?)の仕組みを教えていただきたいです。
(Mさん)

「怒ってるMちゃんって可愛い~♪」ということでいかがでしょうか?笑

実は「怒り」ってめちゃくちゃ大事な感情なんだぞ!というお話を今日はさせていただこうと思います。

「怒り」というのは一般的に「感情の蓋」と言われまして、「怒りはほんとうの感情じゃねえんだ。ほんとうの感情を隠すための蓋なんだ。」などと言われることもあります。

つまり、「怒り」の下にある感情がほんとうの感情で、その感情を感じたくない/認めたくないがゆえに「怒り」を使うわけです。

(例1)
間違いを指摘された上司が真っ赤な顔をして「いや、間違ってない!そもそもなんだそのお前の指摘の仕方は!」とわけの分からん逆ギレをしてきた。

→上司は「恥ずかしい」という感情を隠すために「怒り」を使っている。

(例2)
どうやら他に女がいるらしい彼にそのことを指摘したらいきなり怒鳴られた。

→彼氏は「罪悪感」を隠すために「怒り」を使っている。

(例3)
大切な人が亡くなってショックのあまり本人や神様やお医者さんや周りの人への怒りが止まらなくなってしまった。

→自分は「悲しみ」「寂しさ」を隠すために「怒り」を使っている。

(例4)
彼氏についつい「なんで分かってくれないのよ!」といつも文句を言ってしまう。

→自分は「ニーズ(欲求)」を隠すために「怒り」を使っている。

ほんとうは「恥ずかしい」「申し訳ない」「悲しい」「寂しい」「分かってほしい」などの感情を感じているのですが、それを認めることができないために「怒り」を使って隠しています。

つまりは自己防衛のために怒りを使っているとも言えるのです。

だから、激怒しているMさんはその裏にどんな感情を隠しているのか?を見ていくと、素直な気持ちに気付けるようになるでしょう。

「ほんとうは○○なんだけど、それを認めたくないから怒ってる」のです。

これが「怒り」についての基本知識です。

さて、そういう理由では「なんで激怒してるときにナンパされるわけ?」という疑問の解決には至りませんので、さらに「怒り」についての考察を進めていきましょう。

「怒り」というのは「セクシャリティ」と非常に密接な関係があるのです。

先ほどの理屈を使って「セクシャリティを隠すために怒りを使っている」という表現も可能なわけですが、そもそも「怒り」というのは情熱的な感情であり、エネルギーです。

バイタリティがある人ってけっこう怒りっぽいと思いません?

よく「怒りとやる気は同じエネルギー」と言われます。

そもそもあらゆる感情はポジ/ネガの両面を持っていまして「悲しみと喜び」「寂しさとつながり」「不安と安心」とセットになっています。

だから、悲しみを突き抜けると喜びに代わり、寂しさを感じ続けてるとつながりが感じられるようになり、不安な自分を抱きしめてあげると安心感が出てくるわけですね。

で、「怒り」という情熱的な感情は「やる気」と表裏一体なんですね。

だから、怒りを抑圧しているとやる気が出ない状態になってしまい、時には抑うつ症状に陥ってしまうこともあるくらいです。

そういう意味でボクシングの試合前にトレーナーが選手をバッチバチに煽って怒りを出させてリングに送り出すなど、怒りのエネルギーをやる気に変えるシーンはよくよく見られるものです。

そして、この怒りにしてもやる気にしても自分が持つ情熱を指し示すわけで、そこでセクシャリティとつながってくるのです。

怒りを感じると体中のエネルギーがぐるぐると回ります。
それが攻撃的な思いに変わることもありますが、非常にエネルギッシュな状態になります。

そのエネルギッシュさが前面に出てる人のことを「あの人はバイタリティがある」なんて言うわけですね。

怒りのエネルギーは私たちの心の中にある様々な感情を浮かび上がらせ、巡らせる効果があります。

だから、きちんと怒りを感じ切ると異常にスッキリしたりしますし、何なら「気持ちいい」という感覚すら味わえるものです。

そんな風に怒りとセクシャリティはつながっていますので、激怒しているときってのは周りから見ると普段以上に「色っぽい」ように見えたりするのでしょう。

それでナンパされやすくなるのかもしれません。

私のキャバ嬢のクライアントさんが「どうやらあたしは怒りキャラらしくて、ぷんぷん怒ってるときほどお客さんの受けが良くて指名が入る」と不思議がっておりました。

見方を変えれば、セクシャリティが豊かな人ってのは案外怒りっぽいところがあるのかもしれず、セクシャリティが豊かなのに「あんまり怒らない」という方はセクシャリティに蓋をしてしまってる可能性もあるということですね。

でも、怒りという感情は情熱的なだけでなく、非常に攻撃的で他人や自分を傷つけるだけのパワーを持ちます。

人に対して怒りを出せないという方も多いと思いますが、怒りを抑圧するとそのエネルギーが自己攻撃になって非常に危険なのです。

それが病気を作ったり、やる気を失わせたり、「何がしたいのか分からへん」という状態を作ったりしています。

そういう方は「あたしは何に怒っているのだろう?」などと考えてみると気付きが得られるかもしれません。

そんな怒りを出すには毎度おなじみ御恨み帳がお勧めです。

【保存版】御恨み帳(お恨み帳)の書き方~心の健康を維持するための素敵なノート~

とはいえ、怒りを抑圧している人がそう簡単に怒りなんて認められないし出せないものですから、怒りを感じてないなら無理やり御恨み帳を取り出す必要はありません。

そういう方は特にそうなんですけれど、一般的に私たちは「怒りを怖れる」という思いを持ちます。

怒ることが怖いわけです。

しかも、元々怒りを抑圧している人はそれだけ多くの怒りが溜まってることを察していますから、「もしあたしが本気で怒ったら地球を割っちまうかもしれない!」という怖れを持つようになり、ますます抑圧しがちになります。

怒りを怖れているわけですから、怒りを感じることも怖いし、それを解放することなんてもっと怖いので、ひたすら怒りを溜め込もうとします。

そうするとすでにお話ししたようにやる気がなくなり、バイタリティがなくなり、イキイキさも充実感も喜びも感じられないようになってしまうのです。

でも、そうして少なくともまずは知識として「怒りって大事な感情なんだなあ」ということを覚えておきましょう。

やる気やセクシャリティ、バイタリティ、イキイキさにつながる大切な感情なんだ、と。
だからそれを素直に認められるようになりたいなあ、と。

「怒り」も感情のひとつですから、「感じる」ということで処理できます。

しかし、それが非常に攻撃的な感情なので、怒りを認める=誰かを攻撃してしまう、という発想になってしまい、人を傷つけたくない平和主義な人ほど怒りを溜め込みやすくなるのです。

しかし、怒りを元に他者を攻撃するのは「怒りから逃げている状態」ですし、「相手に甘えている状態」でもあります。

自分がその怒りを受け止めきれないから他者に攻撃が向くのです。

また、他者を攻撃することを嫌がって自分を攻撃する人も平和主義な方には多いのですが、それは攻撃の矛先が自分に変わっただけで「怒りから逃げている」ことに違いはありません。

怒りを怒りとしてきちんと認め、感じることって非常に難しいのです。

それはやっぱり怒りを怖れているからで、怒りが怖いから、怒りから目を逸らしたくなって、誰かに甘えてしまうのですね。

これ、めちゃくちゃ重要な心理ですので、ぜひ覚えておいてください。

もし、あなたの周りで怒りを他者に向けてる人を見かけたら「ああ、あの人は怒りを怖れて、外に怒りを向けちまってるんだなあ」と生暖かく見守ってあげるといいでしょう。

そして、他者に攻撃を向けてしまえば、怒りが解消された分だけ罪悪感を得ることになりますから、何も問題は解決しません。

また、自分に攻撃の刃を向けたとすれば、怒りが解消された分だけ自分が傷つくことになりますから、同様に何も問題は解決しません。

どちらも罪悪感や痛みに蓋をすべく怒りを使うことになって同じことを繰り返してしまうばかりか、より多くの罪悪感を抱え、自分をボロボロにしてしまうことが起こるのです。

だから、怒りはきちんと感情として感じてあげることが望ましいんですね。

それは怒りの感情と真正面から向き合ってみてもいいですが、まずは「あたしは怒ってる!」ということをちゃんと認めてあげることが一歩目です。

何に怒っているのか?
誰に怒っているのか?
どうして怒っているのか?

その怒りをただただ受け止めていくのです。

怒りを感じることを怖れながらも「あたしは怒ってる!あたしは怒ってるんだぞ!」ということを認め続けるだけで大丈夫です。

そうすると怒りは情熱的な分だけ早く抜けていきます。

実は怒りの感情から抜け出すのには10秒もかからないという説があり、それ以上イライラし続けるってことは何かしら怒りが出て行かないようにブロックしてしまってるわけです。

そうして、怒りを受け止められるようになると、その裏側の感情もちゃんと素直に認められるようになります。

「彼に怒っちゃったのはなんか自分のことを蔑ろにされてると思って辛かったんだ」
「後輩君に怒っちゃうのはなんか尊敬されてないな、信頼されてないな、と感じちゃったからだ」
「上司にイライラしちゃうのは自分の気持ちを分かってほしいニーズがあるからなんだ」
「彼女にいつも怒ってしまうのは実は無価値感を覚えているからなんだ」

そうして、その怒りの裏にある感情に素直になれると怒りはもう消えていて、その感情と向き合う姿勢が生まれます。

そうすると「ほんとうの問題」と向き合うことができるようになるのです。

そうして怒りを受け止め、感じられるようになると人は“勝手に”イキイキとしてくるものです。セクシャリティが解放されていくわけですね。

だから、セクシャリティを解放する方法として「怒りの発散」を提案してもいいくらいですし、実際、怒りんぼうなクライアントさんにはそれをやれと言うております。

みなさんは怒りという感情とどう向き合っているでしょうか?

もしかしたら怒りを上手に認められるようになることでより自分らしいイキイキした人生が生きられるようになるかもしれませんぜ。

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