セクシャリティを解放すると孤立しちゃう?いやいや自分にフィットした人間関係に移行中なだけです。



自分らしくあろうと変化を起こすと周りから攻撃されたり孤立しちゃったりするものですが、それは過渡期によく起こるできごと。
「出る杭も出切ってしまえば打たれまい!」を実践し続けると、居心地の良い安全で安心な人間関係が自然と作られていくのです。

以前にセミナーに2回程お邪魔致しましたTと申します。

最近、益々セクシャリティが上がったようで周りのご婦人方・ママ友などから総スカンを食らって孤立しております。
あるボス猿(女)とその下僕に近所・ママ友にある事ない事を言われたのが原因です。
男性からも避けられております。

そして今回お聞きしたいのは、そのボス猿と下僕が私の服装や雰囲気を真似てくるんですが、それはいいとして『何故私を陥れて孤立させないと真似できないのか。』ということなんです。

今は結婚しておりますが、独身の頃からこの雰囲気を持っていて、昔からよく同じ事をされていました。
もともと1人遊びが上手だったのかよく姉から横取りされていました。
中間子なので放任でした。
友達ができても競争されて構築が出来ませんでした。
私といい雰囲気になる男性は必ず全員モテ始めます。
そして邪魔されます。笑

性的な事も小さいからから男性だけでなく女性からもされました。

そんなこんなで結婚を機に雰囲気は隠しましたが、それでもボス気質の方々に嫌われ、上記のような事が起こるのでいっそのことセクシャリティを出しちまえー!という事で出したらとうとう孤立してしまいました。

ボス猿は根本先生の予想通りの方だと思います。
1番じゃないとダメ・周りを支配したい・プライドが高い・息を吐くように嘘をつく・話しを盛る・アラ探しの達人などなど色々てんこ盛りの方です。
ストーカー気質もありそうです。
玄関まで覗きに来るみたいです(子供が目撃)

こんな方の対処法などありましたらご指導ご鞭撻宜しくお願い致します。
(Tさん)

こうしたネタに関連するお話は過去あちこちでしておりまして、ググっていただくと無限に記事が上がってくると思われます。

><a href="https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/39714"<平等に接しているのに好意をもたれたり、嫉妬されたりする心理~セクシャリティが豊かであることをもっと受け入れるべし~

そして、そんな皆様の必読書がまもなく販売されます!!予約をばよろしく!

「つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本」(学研プラス)

ちなみに講演会・質問会もするよ!

大阪/オンライン:4/10(日)14:00-16:00 講演会&質問会&先行販売会「嫉妬って何?嫉妬ってどうしたらなくなるの?嫉妬とどうしたらうまく付き合えるの?」(1週間アーカイブ視聴あり)

ということで、セクシャリティが強い人はモテるけど嫉妬もされるよね!熱烈なファンも付くけどアンチも出るよね!ということで、結論から言っちゃえば今日からNさんは「人気女優」のつもりで行動されるのが良いと思います。

ちょっと違う角度から例をあげますと私のセミナーには東大卒・医師・弁護士・敏腕経営者と言ったみんなが思わず「おぉ、すごい」と言ってしまうスペックをお持ちの方もいらっしゃるんですけど、彼らの多くはなかなか自分の身分を明かそうとしません。

流れで「お仕事なんですか?」と聞かれても「あ、医療関係です。」と答えるなど。
プライベートで参加されてるわけで相手の態度が変わってめんどくさくなるのを避けたいんですね。

で、そういう肩書的なものとか見た目が美人とかは分かりやすいからいいんですけど、セクシャリティが強いってのも同様の扱いをした方がいいんですよね。

ちょっと窮屈な感じがするかもしれないけれど、「自分は特別な存在で人から嫉妬されたり羨ましく思われたり攻撃されたりしやすいタイプ」ということを受け入れるんです。

「いやいやあたしは普通の人です!他の人と変わりません!」とかウソ付かないことですね。笑

だから「あたしは人気女優なの」と思えば、玄関までボス猿が見に来るとかみんなに噂されるとか服や雰囲気を真似されるとか熱烈なファンができるとかも理解できると思いませんか?

以前、女医さんがやはりママ友から孤立してるという話をされてたんです。

自分も夫も医者なので周りの人から見れば「めちゃくちゃお金がある家」という風に見られるわけです。

でも、彼女は「自分もふつうの人で、初めての子育てをしてるんだからみんなと一緒」という風に思って周りのママたちと仲良くしようとしてたんですね。

けれど何かと嫌味を言われたり、陰口を叩かれたりしてすごく寂しい思いをしてたんです。

ちなみに彼女はセクシャリティもたいへん強い女性でしたので、そんな雰囲気も周りの人たちのコンプレックスを刺激したのかもしれません。

「確かにお給料はたくさんいただいてますけど、勤務医なんて奴隷みたいなもので全然自由じゃないし、あたしは今は子育て中で非常勤ですけど、夫は何かあったらすぐに病院に呼び出される立場なので旅行も行けない上に、そもそもあんまり家に帰ってこれないからワンオペ育児だし」

という彼女の気持ちも分かるし、ほんと医者同士の夫婦ってのは大変なことは私も知っているのですが、世間はそういう風には見てくれないんですよね。

だから、「話ができる人とできない人がいる」という事実を受け入れ、ちゃんと付き合う人を選ばないとどこに行ってもそういうことになるよ、でも、今までもそうだったんじゃない?という話をしていきました。

それで彼女はそれまでのママ友とは距離を置いてふだん付き合う人を変えていき、ちょくちょくカウンセリングに通ってあれこれ愚痴を吐きつつ自分の能力を受け入れていきました。

そうすると距離感が正しく取れるようになってきたんでしょう。

要するに私の言葉で言えば「女王様マインドを受け入れ、それを発揮していく」ということをやっていったんですね。

今まで彼女をいじめていたママ友たちとの関係にも変化が訪れまして、素直に尊敬とか憧れとかを表されるようになっていきました。

そしたら彼女も近所のママ友たちとの付き合い方が分かってきたようで、あれこれ相談に乗ってあげたり、世話をしたりすることが苦痛ではなくなってきて、距離はあるけどいい関係を築けるようになりました。

つまり、Tさんもそうですけど「ふつうの人の振りをしない」「ちゃんと心地よい距離を取る」ということを意識的にやっていくことをお勧めしたいです。

それはちょっと寂しいように感じるものかもしれないけど、たぶん、自分の心に従っていれば自然なことになると思うんです。

つまり「ご近所さんだから仲良くしないといけない!」とか何かしらの思考というか思い込みが邪魔してることが多いんですね。

その女医さんにも言いましたけど「そんなママ友たちと仲良くしたいの?そんなことないでしょ?」というわけです。

自分に合う人をちゃんと選んでお付き合いしましょ。
合わない人とはちゃんと距離を取っていきましょ。

これは人間関係に悩まなくなるコツです。

セクシャリティが強くて幼いころから人を惹きつける力が強い人は悲しいことに性的被害に遭ったり、わけもなく同級生から嫌われたり、一方ですごくモテたりするんです。

でも、日本人って「みんなと一緒」というのを好むし、出る杭はもれなく叩かれるし、学校だと逃げ道がほとんどないし、そんな環境の中では気配を消して、「いやいやあたしなんて大したことないんです。みんなと同じふつうの人なんです。」というふりをしなきゃいけないんですね。

だから、ひたすら耐えて学校という束縛から解放される日を心待ちにしてる人も多いと思うんです。

でも、そこで「あたしはみんなとは違う特別な存在なんだ」ということを受け入れることがひとつの救いになります。

特別意識というのはネガティブな意味に使われるもので「あたしを特別に扱ってほしい!」というニーズなので混同しやすいのですが、誰もが特別な唯一無二の存在であることもまた真実ですね。

ほんとは「みんなと違う」ということはとても長所だし、ユニークな特徴なのですけれど、それを嫌う人も日本的社会では多いんですよね。

そこに無理があるわけで、Tさんにおかれましては「あたしは特別な存在なんだ」ということをちゃんと受け入れたほうが楽になります。

それが「あたしは女優なんだし」という言葉につながります。

で、頂いた質問にサラッとお答えしておくと、

>『何故私を陥れて孤立させないと真似できないのか。』

そりゃ恥ずかしいからじゃない?笑

Tさんと一緒にいたママ友たちはTさんのその雰囲気に勝手にコンプレックスを刺激されます。

それが嫉妬ということになるんですけど、本にも書いてありますが嫉妬してることを認めるのってなかなか難しいんです。

だから嫉妬を感じたら人はそんな自分を正当化します。

自分が正しいことにするわけですから、相手(Tさん)は間違ってることにしちゃうんですね。

だから、Tさんを孤立させようとします。

それは彼女たちがコンプレックスを感じたくないからであり、嫉妬していることを認めたくないからです。

でも、嫉妬するってことはほんとはTさんの価値を彼女たちは見てるんです。憧れてるし、好きだし、「あたしもTさんみたいだったらよかったのに」と思っています。

だから、真似したくなるんです。

特にボス猿であるママは書いてくださっているように大変自己肯定感が低く、コンプレックスの塊で、自分に自信のない人ですよね。

だから、Tさんの雰囲気や存在にものすごいコンプレックスを刺激され、嫉妬の塊になっちゃうんです。

つまり、裏を返せばTさんの熱烈なファンでもあるんです。

けれどそれは彼女の問題ですね。Tさんには関係ないことですから、線を引いて生暖かく見守ってあげたらいいと思います。

もし余裕があるんだったら「彼女にもいいところはあるのにそれを自分で打ち消しちゃってもったいないわねぇ~」くらいに思っておくといいと思います。

嫉妬されると嫌だしムカつくので、つい攻撃的な姿勢を取りがちなんですけど、そういう相手と競争したって何も得るものはないので、さっさと引いて(距離を取って)、そういう風に思っておくのが安全です。

そこで攻撃心を持ってしまうと、関係性は泥沼化していきますし、人のよいTさんは我慢し続けることになりますし。

Tさんと同じような悩みを持つ人がカウンセリングに来てくださったり、グループセッションに参加したりしてくれます。

そうすると彼女たちが最初に感じるのは「ああ、自分みたいな人ってけっこういるんだ」という安心感です。

特にグループセッションではリアルに自分と似た人と出会えるので「すごく安全な感じ」を感じます。

そうすると今まで身に着けていた鎧や武器を纏わなくて良い気がして、そこではそれらを脱ぐことができます。

セクシャリティがとても強い、ということをどこか隠して生きてきて(隠せないんだけど)、それで人間関係にすごく気を使い、疲弊してきた自分がようやくホッとできるんですよね。

個人セッションでも「ああ、それはあるあるだよねー。」とあっさり言われますし。

ブログを読んでて「ああ、あたしと似た人がいる!」ってホッとした人も多いと思います。Tさんのようなご相談ってたくさんいただきますし、それゆえよく記事に上がりますしね。

で、そういう方々は無意識に自分の魅力や能力を隠してしまっていて、それが嫉妬を招く要因となるので、「出る杭も出切ってしまえば打たれまい!」を実践すべく、じゃんじゃんセクシャリティを解放していきます。

そうするとますます雰囲気がよくなり生きやすくなり、先ほどの女医さんが体験されたように今までうまくいかなかった人たちともいい距離感で付き合えるようになります。

実は私たちっていつも短所・欠点ばかりに目をやっていますけど、ほんとうに苦手なことは自分の長所・価値・魅力・才能を受け入れることなのです。

自分が特別な存在であることを受け入れるって多くの人にとって抵抗を招くので、気配を消して生きるんですけど、逆にそのやり方が周りの人のコンプレックスを刺激して嫉妬を招いてしまうんです。

だから、その逆を行きます。

どんどん魅力を出していくんです。

「あんた変態なんだから、もっと変態らしくしなよ」というわけです。笑

まあ、似た言葉に「姫は姫らしくしなよ。姫のくせに平民のふりをするんじゃねぇ!」とか「女王さまが庶民に混じって汗水流してどうすんの?堂々と胸張ってあたしのために命を捧げなさい!って言うのが仕事なんだぜ?」とか言うわけです。

そうして出る杭を出切ってしまうと人生がガラッと変わります。
いや、見てる景色そのものは変わらないんだけど、色合いが変わって鮮やかに見えるようになり、楽しいことが増えて、でも、楽で自然体な感じがして、息が吸いやすくなります。

ほんとうは出る杭を打ってるのって自分自身なんですよね。

思い切り出てる杭を自分でバンバン打って「ほら、あたしはみんなと一緒でしょ?」と嘘をついてるから攻撃されるって解釈しても良いくらいです。

今、Tさんはそのことに気付いて「出しちまえ!」とセクシャリティをバンバン出し始めたわけですが、その仮定で孤立化することはよく起こることです。

だから、そのまま出し続けていくことをお勧めします。
そうすると今度はTさんに憧れて近づいてくる人が増えていきますから。

「うまくやろうとしない。ただ自分らしくあるだけ」ってことを私はいつもお伝えしていきますが、そうしていけばいくほど心地よい人間関係が築かれるものです。

なので、私がTさんをセッションするなら「もう一歩、思い切り自分を出しましょうよ」という方向で進めていくと思います。

そうしてTさんの輝かしい素顔をにまた一歩近づいていただこうとするでしょう。

★そんなよく周りから嫉妬される人にぜひ読んで欲しい嫉妬の心理学。

「つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本」(学研プラス)

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