セクシャリティが強すぎて自分を無意識に抑え込んでしまうパターンを抜け出すには?~アクセルとブレーキを同時に踏んでない?~



セクシャリティが強い人はそのエネルギーの強さを怖れて無意識に封印・抑圧してしまってることが多いものです。
そんな無意識に抑え込んでるエネルギーを自ら解放するのはちょっと難しいのですが、イメージを使うことでその感覚をつかむことができ、日常を変えることも可能になるんです。

「まるでブレーキとアクセルを同時に踏んでるみたいなんです!!」という声をちょくちょく頂いております今日この頃です。

このところ「女性性とセクシャリティとサレンダーとコミットメント~実習メインのグループセッション~」をあちこちで開催していてとても好評なのですが、そこでも毎回のようにそんな話題が出ます。
(ちなみにこのグループセッション、4月以降もちょくちょく開催していきます。東京・大阪だけじゃなくて名古屋でもやります!時々この記事をチェックしてください!)

つまり、「セクシャリティが強すぎるので無意識に自分を抑え込んでしまう」という現象です。

で、これ、自覚されてる方もいらっしゃるんですけど、無自覚の方もとても多く、幼少の頃からクセになっていてそれに気づいてない方もいます。

なので、そういう方に「セクシャリティが強すぎるから自分を抑え込んでいるんですよね~」なんて話をすると「えっ!?そうなの?ほんとに?知らんかった!!」というリアクションを取られることも多いのです。

でも、そんな方でも「ブレーキとアクセルを同時に踏んでる感じはない?」とか「いつも自分を押さえてる感覚しない?」とか「何か思い切り自分を出すことに抵抗はない?」とか「本気で何かに取り組むことに遠慮してない?」などとお聞きすると「あああああ、そうなんですーーーーー!!」と絶叫されることしばし。

もちろん、それすら当たり前になっていてセクシャリティを押さえている状態が「自然な状態」と思い込んでる場合もあります。

なんでセクシャリティが強いって分かるの?という話ですが、過去のエピソードを聴いていてそれらしきできごとから分かることも多いですが、けっこう私の感覚的なものも多いんです。

「なんか身の丈に合ってない生き方をしてるよなあ」とか「なんか小さくまとまろうとしているなあ」とか「もっとほとばしる情熱があるのにクールに振舞いすぎてるなあ」とか「もっと上のステージの方が生きやすいだろうに」といった“感想”から推測することもあります。(もちろんその後、ちゃんとその証拠探しをして「ほらね!」てことになるんですけど)

例えば、こんな感覚ってお持ちじゃないでしょうか?

自分が本気を出したら・・・
自分の素を思い切り出したら・・・
自分を解放しちゃったら・・・

「相手が引いてしまう。」
「相手を潰してしまう。」
「とんでもない女になっちゃう。」
「きっと嫌われる。」
「周りから浮いちゃって孤独になっちゃう。」
「欲望が止まらなくなって暴走しちゃう。」
「みんなを置いて一人突っ走ってしまう。」
「独りよがりで調子に乗ってみんなにバカにされる。」
「誰も付いてきてくれない。」
「みんなを傷つけてしまう。」
等々。

この辺でほとんどの読者様が男女問わずドキッとされたかと思いますので、そんな方は恐る恐る先に進んでもらえればと思う次第です。

セクシャリティの抑圧って言うとセックスとか性的なもののイメージが強いと思いますし、セックスを見ればすごく分かりやすく、「セックスに現れるパターン」というのがライフワークや人間関係にも通じているわけで、その話題になるんですけど、セクシャリティってエネルギーなので、パートナーシップはもちろん、ライフワークにも直結するものなんですよね。

「自分らしい幸せな生き方」(=ライフワーク)の中にパートナーシップもセックスも含まれるわけですし。

つまり、セックスで自分を出すことが恥ずかしかったり怖かったりして遠慮している人は、ライフワークを生きようとするときにも「遠慮」がキーワードになるし、セックスで相手の反応を気にしちゃう人はライフワークにおいても「周りの目」を気にしちゃうわけですし、大事にされないセックスばかりしている人はライフワークにおいても自分を蔑ろにしちゃうことが問題になるんです。

そういうわけで「ありのままの自分を思い切り解放しよう!」と言われたって、「言うのは簡単だけどさー、そんなことして相手が引いちゃったりしたらどうすんのよ?」と思って、アクセルを踏みつつ、ブレーキもしっかり踏んでたりするのです。

そういうわけで私のセッションでは「自分のエネルギーをありのままに解放しようぜ!」というテーマもまずはエネルギーレベルから始めていくことが多いのですな。

例えば、「あなたにとってのブレーキは何ぞや}ということを見ていきます。

すでに出た「遠慮」「周りの目(=社会の目)」「自分を蔑ろにする」はもちろんですが、そのほかにも「罪悪感」「無価値感」「自己嫌悪」「羞恥心」「怖れ」など言い方は違いますけど似たような言葉が並びます。

エネルギーを解放して自分らしく生きたい!とアクセルを踏むと同時に「怖れ」というブレーキもしっかり踏み込んでしまうわけです。

そういうときにイメージ(想像)を使うと、現実社会に直接的な影響を与えないので安心ですよね、ということで、私のセッションはイメージワークを主にしています。

例えば、「体に溜まっている感情を吐き出す」というときに怒りが強ければ「炎を口から吐く」なんてことをイメージしてもらいます。

世界を焼き尽くすほどの炎を口から吐きだすってゴジラみたいですけどそのイメージと相まって自分がどれくらい怒りを溜め込んでいるかが分かります。

例えば、「思い切り自分を表現する」というときは場所が許せば「叫ぶ」ってことをやってもらうこともあります。「寂しい―!!」って叫んでもらう。もっともっと大声で!と。

あるいは、一旦、自分を縛り付けるイメージを作り、それを解いたときに体が自由に動くことを感じて解放感を感じてもらいます(緊張と弛緩)。

それからよく「浄化」のイメージワークは良くやっていて、自分の体の中に溜まっているネガティブな要素(エネルギー)を光や水などを使って浄化することで、すごくすっきりした気分になれたりします。

どれくらい自分を傷つけてきたかをイメージを通じて感じることもできるし、遠慮せずに言いたいことを言ったり、やりたいことをやってみるイメージを作れば、「自由」という感覚を直接的に感じることができます。

私たちの脳は「現実」と「イメージ」の区別が付かないって特徴があるんですね。
例えば、酸っぱい酸っぱいレモンを口に持って行くイメージをするだけで唾液が出てくるように。

だから、イメージの世界で自分を解放すれば、脳(自分)にとっては現実世界で自分を解放したのと同じ感覚が得られるわけです。

なのでアスリートたちにとってイメージトレーニングは必須になってるわけですね。

そうして「ブレーキを外した状態」をイメージで体験することで、それが自分にとっては「普通」のことになるので、現実世界でもブレーキが外せるようになっていく、というわけです。

さて、セクシャリティを抑え込んでいたら、自分に合わない世界に自分を置くことになるんですね。

まるで「高校生がランドセルを背負ってる」みたいな状態になるのでそこで様々な問題が生まれてくるんです。

だから、私のセッションでは「もう一段上のステージに行った方がいいですよ」とお伝えすることも多いんです。

婚活しててロクな男に出会わないなら、もっと上のレベルの男を見繕った方がいいし、
仕事がつまんなくて退屈してたり、人間関係がきつかったりするなら、もっと上のステージで働いたほうがいいし、
セックスに問題があるなら、もっと自分を喜ばせられる世界に身を置いたほうがいいし、
お金の問題があるなら、やっぱりもっと上のステージで仕事するなり、受け取ったりした方がいいし、という風に。

無自覚にブレーキを踏んじゃってるから問題が生まれてくるし、自分を下のステージに置いちゃってると解釈するんです。

じゃあ、上のステージって何よ!もっと上のレベルって何よ!と思われるかと思うんですけど、それもまたイメージを使った方が分かりやすいです。

「もう一段上のステージ」をイメージしてみるんです。

具体的なイメージが見えなくても感覚的に「もう一段上」と意識してみるだけで、何となく気分が変わるのが分かるでしょうか?

「もっと自分を解放した世界」をイメージしてみて、その世界で自分はどう振舞っているのか?どんな人たちと関わっているのか?どんなパートナーシップを築いているのか?どんなセックスをしているのか?をできるだけリアルに感じてみるんですね。

それだけでも自分を解放することにつながります。

そうして「ブレーキをあんまり踏まない世界」を体感していくんです。

こういうセッションを「エネルギーを調整する」なんて表現することもあるんですけど、そうして自分が持ってるエネルギーをちゃんと出せるようになれば、「なるようになる」もんなんですよね。

男女関係に関わらず、出会う人が変わります。
仕事に対する意識が変わり、自分がふつうに楽しめる仕事がやってきます。
自分を押さえることなく生きられるようになるので、そもそも楽ですし、体も心も軽くなります。

「毎日が楽しくなった」という声をよく頂くんですけど、それが一番分かりやすい表現かな、と思います。

でも、こういう話はだいたい有料のセッションの案内に続いて「そんな世界を体験したいんだったらぜひこのセッションを受けてください!」と告知が続くんですけど、昨日も「個人セッションが取れねえ」という不満を各方面から頂いたので自分でできることもちゃんとお伝えするのが私の良いところです。褒めてあげると喜びます。

独りでカラオケに行き思う存分歌い上げる。
Youtubeを見ながら部屋の中で踊りまくる。
へとへとになるまでダッシュを繰り返す。(足を痛めませんように)

と言った体を動かす系は分かりやすく自分を解放してくれるアイテムです。

イメージワークを推奨するので、瞑想するのも効果的です。
「一つ上のステージで仕事している自分」「一つ上のレベルの男とデートしている自分」「より解放的なセックスをしている自分」などをイメージしてみます。

具体的なシーンを思い出して「あのとき遠慮せずに自分を出したら何をするだろう?なんて言うだろう?」というのもいいイメトレになります。

オナニーも寝てするんじゃなくて、起き上がってします。
セクシャリティ(エネルギー)が下から上に登っていくのをイメージしながらやってみるといいでしょう。(具体的には騎乗位をイメージする感じ)

また、呼吸法と合わせるのも効果的。
胸を張って大きく深呼吸しながら、お腹に意識を向けます。
お腹の底から熱いものが上がってくるのをイメージし、そのエネルギーが胸を通り、喉を通り、頭の真ん中を通って、頭のてっぺんから天に噴き出すのを想像します。
まるでマグマが火山から噴き出すように。
同時に、吐く息と一緒にそのエネルギーが口からも放出されるのをイメージします。
だんだん呼吸が熱く感じられるようになるはずです。

これらのアクションって気を充実させることにつながると思うのですが、そうすると素の自分をより感じられるんじゃないかな、と思います。

良かったら早速今から取り組んでみてください。

「女性性とセクシャリティとサレンダーとコミットメント~実習メインのグループセッション~」、現在4月分を受付中です!(大阪・東京・名古屋)

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