マジメで何事にも全力投球しちゃう自分が人間関係で上手に手を抜くには?



実は今日の記事はこのタイトルの疑問に正確に答えているわけではありません。
自分が問題の原因だと思うことが本当に原因かどうか分からないこと。
だから、その原因の見方を変えること。
その点をお勧めしている記事です。

職場で表面的だけうまくつきあう方法を教えてください。
私が真面目すぎるのか、40代後半にもなってまだウブなのか、表面だけ適当に付き合うということができず、いつも全力投球でバカを見ることも多く人間関係で疲れてしまいます。

これが私だもんと思う反面、しんどい思いをすることも多く疲れます。人を信頼できないことがしんどい。

どうすれば、人間関係で上手に手を抜くことができますか?
(Yさん)

シンプルかついいネタをありがとうございますっ!

ただ、私からYさんへの提案とすれば「諦めたほうがいいっすよー」ということになるので、あんまりお役に立てない(希望に応えられない)なあ、と思ってしまうのですね。

人間関係に全力投球しちゃうことはバカを見ることもありますけれど、果たしてそれだけでしょうか?良い面ってないですかね?

また、40代後半までその生き方をされてきたのであれば、もし仮に「手を抜く」ということを覚えた場合、それが罪悪感になるんじゃないかと思うんですけどどうでしょう?

今までは100%以上の力でぶつかってきたのに、ある人に対しては50%の力で付き合うわけでしょう?

それってその人に申し訳ないとか思っちゃうんじゃないかなあ、と思うんですけど。

Yさんのお話に限りませんが、「何事も全力投球しちゃって疲れる!もっと上手に手を抜けるようになりたい!」という思いは確かにその通りだと思うんです。

疲れるし、バカを見ることもあるし、不器用だと思うし、そんな自分がイヤになるかもしれません。

けれどたぶん、それってイヤな思いをしたからなんですよね。

当たり前だけど重要なことなのでもう一度言いますね。

もっと手を抜きたいと思うのは、全力投球していてイヤな思いをしたからなんですよね。

当たり前じゃん!と思われるかもしれませんけど、要するに「イヤな思いをしてなかったら全力投球を辞めようとは思わないですよね?」ということです。

じゃあ、そのイヤなことってほんとうにイヤなことなのか?というと・・・どうでしょう?

バカを見るのがなんでダメなんでしょう?
一生懸命やってたら疲れるのも当たり前なのですが、それが何でダメなんでしょう?
なぜ、器用に手を抜きながらやってる人と自分を比べちゃうんでしょう?

そこにカギがあると思うんですよね。

バカを見る→損したと思う→恥ずかしい→そんな自分はダメだ、という思考が展開するのかもしれませんけど、「それがあたしだもんなあ、しゃあないよなあ」と例の自己肯定感をあげる呪文を唱えるいい機会だと思います。

それに「損したと思う!」のであれば、ちょうど最新刊「いい人すぎていつも損してる自分の守り方」(青春出版社)が出たばかりですので、ぜひお買い求めいただくと根本が大変喜びます!

で、「うまくいかねーなー」とか「疲れちゃうなあ」と思ったときに人は自己分析をするわけすね。

それで「マジメすぎるところがダメだ」「人間関係にいつも全力で取り組んじゃうからダメなんだ」と仮説を立てて検証するわけですが、問題は

「物事ってそういう風に見るとそういう風に見えちゃうよね!」

という点にあります。

なので、カウンセリングでこういうお話を聴かせていただくと性格が悪く疑い深い某カウンセラーは「ほんまにそれが原因なんかな?」という目で見ちゃうわけです。

ほんとうにそれが原因なのか分からないですよね?

そもそも「自己判断は70%くらいの確率で間違ってる」と言われることもあり、自分がこれが原因なんだ!と思ったとしても、それがほんとうに正解なのか分からないんです。

で、そこから悲劇が生まれることは想像に難くないと思います。

「違う原因をでっちあげ、その原因を解消しようとして長所を削っちまう」という悲劇が爆誕する可能性があるのです。要するに冤罪ですな。

もちろん、そこでは本当の原因(これも一つではないけれど)は残ってしまうので、長所を削ったにも関わらず問題は解消されないんですね。

そうすると人は新たな犯人を捜し始めるわけですが、そこで見つけた原因が真犯人かどうか分からないままに処刑しちゃおうとするんですよね。

相当横暴な国家だと思いません?それ。

だから、特に自己分析する際は「自分の短所だと思う点を直そうとすると冤罪になってるケースが多いよ」とお伝えしておきたいと思います。

じゃあ、どうすりゃいいの?という話なんですけど、まず、Yさんは「人間関係に全力投球してしまう私」とか「まじめすぎる私」を嫌っちゃってると思うんですけど、それって短所で直さなきゃいけないものなのでしょうか?

そう言われると「いやいやそりゃ人によっては短所とは言えないと思いますし、むしろ長所かもしれませんが、ただそれにも程度ってものがあると思うんですよね。あたしの場合はちょっとやり過ぎ感があるんですよね。それをもっと調整できるようになりたいんです。」などとおっしゃるかと思いますが、そんな微調整って可能なもんかなあ?と思う次第です。

だから、一般的には「まじめすぎる私」や「全力投球しちゃう私」の長所な部分を探せ!という展開になると思います。

人から信頼されるとか、一生懸命生きてるとか、尊敬されるとか、きちんとしてるとか、まっすぐな性格とか、情熱的とか、いろいろ出てきます。

中には「自分は何に対しても全力投球ができないので、それができるYさんが羨ましいです」という人も読者の中には多いと思います。

だから、見方によってこれらは抜群の長所になるので、それを削っちゃうのはもったいないんですよね。

じゃあ、何がほんとの原因なの?という点については、自分を客観視できる目を養うか、さっさと専門家に相談した方がいいよ、ということになるんです。(まさに正論!)

で、Yさんが私のカウンセリングを受けられたなら、「いやあ、それって長所なんすよねー」と言った後に、たぶん、これが原因じゃね?という点をお伝えすると思います。

「Yさん、受け取り下手でしょ?」
「Yさん、自分を褒めるの苦手でしょ?」

つまりは、そういうマジメで人間関係に全力投球しちゃうポジティブな面を全然受け取れてないと思うんですよね。

なので、Yさんにはぜひ次の課題にマジメに全力投球していただけたらと思う次第です。

「問題:マジメで人に全力投球して良かったことを100個見つけよ。」

数か月かける価値がある問題なので、ぜひ頑張ってくださいませ!

たぶん、Yさんのこの問題は「自分のその要素を長所として受け取ることができれば解決する」と思うのです。

つまり、マジメさや全力投球しちゃうことをやめるんじゃなくて、その要素の見方を変えちゃうってことです。

自己肯定感についてあれこれ語っている私からすると、自分が短所だと思う点のすべては、見方を変えることでそのまま活かすことができるようになるものです。

不真面目になることを目的にするのではなく、マジメであることの長所を見つけたり、マジメであることを受け入れることで調整が利くようになったりするってことです。

「自分はすごくマジメで全力投球するのが好きなんだ!」と認めちまいな、ってことですし、それを認められたら、逆に調整ができるようになるんです。

「あ、あたし、今、けっこうマジメに取り組もうとしてるなあ」と気づくことができます。
「で、そこまでマジメに取り組む必要があるのかなあ?」と思います。

「じゃあ、少し手を抜いてもいいか」と気づきます。

「でも、どうやって手を抜くんだ?」と疑問に感じたり、「でも、手を抜くのは申し訳ないよなあ」と思ったりするかもしれません。

「じゃあ、やっぱりマジメに取り組もうか!」となったりします。

あるいは「手を抜いてもいいのか」と思っただけで体の力が抜けたりもします。

そうすると人間関係が不思議と楽になります。

マジメ過ぎて頑張りすぎて全力投球しすぎることが減るからです。

思うだけでストレスが減るって怪しいかもしれませんけど、それくらい「気付き」って大きいんですね。

それは自分の癖を知ることだし、その癖に合わせて調整することができるからです。

例えば、レンタカーを借りるとふだん乗ってる車とブレーキの効きが違うものです。

めちゃくちゃ反応が良かったり、逆に思ったより踏み込まないと効かなかったり。

レンタカーですからよほどのことがない限り「ま、いいか」と思って受け入れると思うんですが、その際、そのブレーキの効き方に合わせて運転しますよね。

「この車、めっちゃブレーキが効くからいつもよりそっと踏んだ方がいいな」と思ったら、そのようにして運転します。

つまり、癖を直すんじゃなくて、癖を知るだけで人って対応ができるってことです。

ここまでの話をたまにはまとめてみましょう。

1)欠点を見つけて直そうとすると冤罪になっちゃって長所を削る可能性が出てくるので、直そうとするんじゃなくて、その欠点の見方を変えることがお勧めです。

2)そうして欠点を認めて見方を変えてみると、それが長所に見えてくることがあります。

3)さらに、それを自分の個性として認めると、その個性に合わせて動くことができるので、結果的に人間関係が楽になります。

というお話でした。

参考にしていただけましたら幸いです。

・・・と終わるように見せといて一般論を最後にお話しします。

人間関係に疲れる場合、そこには「他人軸」な原因が紛れてることが多いです。
だから、自分軸を確立するようにすれば疲れなくなることが多いです。

また、全力投球できる長所がある方は、ぜひともライフワークに情熱を燃やしてみると幸福度がぐーんとアップします。

ということで、まさにこれらの本がお勧めです。

>新書版『なぜ、あなたは他人の目が気になるのか?』(フォレスト出版)

『人のために頑張りすぎて疲れたときに読む本』(大和書房)

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